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2010/08/06

『受忍論』に異論出ず 『被爆者 ぴんぴんしている人も多い』

 へばあ~。仕事が思うように進みませんねえ。インタビュー原稿に向き合っているのですがあ。全然見通しが立ちません。

 さて、今日は、広島に原爆が投下された日。朝からいろいろな番組をやっています。NHKはがんばっているのかなあと思えば、記念式典での国連事務総長の演説を中継しないということに。なんだこれ。夜の特集は、仕事で見られなかったので、録画したものを、また後日。
 秋葉市長は、政府に核の傘からはなれることを求めたが、菅さんは、核抑止の必要性を主張した。菅さんのアメリカ追随ははっきりした態度としてしめされている。もう、この政権には「対等な日米関係」などの言葉もないのだろう。

 さて、実は、数日前に、こんな記事があったのでクリップ。

『受忍論』に異論出ず 『被爆者 ぴんぴんしている人も多い』(東京新聞)

 三十年ぶりに明るみに出た原爆被爆者対策基本問題懇談会(基本懇)の議事録。民間の戦争被害者に我慢を強いる「受忍論」が初めて行政の方針として示されたが、民間委員の間では賛否をめぐり論戦が交わされた様子はない。被爆者が期待をかけた各界の権威からも補償拡大に消極的な発言が相次いでいた。
 「原爆放射能による健康上の被害は、国民が等しく受忍しなければならない戦争による『一般の犠牲』を超えた『特別の犠牲』…」
 一九八〇年七月、厚生省の会議室で開かれた第十回会合。事務局が朗読する「たたき台」の中で「受忍論」は姿を現した。
 一見、被爆者を救済する表現だが、東京大空襲など「一般の犠牲」の受忍を強要。それとのバランスを盾に、被爆者の救済も生存者の放射線障害に限定した。しかし、委員は誰も反応しなかった。
 しばらくして「こういうのもあります」と事務局は別の資料を出した。基本懇設置のきっかけになった韓国人被爆者の最高裁判決(七八年)に対抗するように、カナダで財産を接収された引き揚げ者が起こした訴訟の最高裁判決(六八年)を読んだ。「戦争犠牲または戦争災害として国民が等しく受忍しなければならなかった…」
 当時は知られていなかった同判決を基本懇に持ち込んだのは、元最高裁判事の田中二郎委員とする見方が強い。しかし、賛否を問わず、受忍論に触れる委員はいなかった。…

 なぜ、「受忍論」と言われる、いわば奇妙な、戦争被害を補償することを拒絶する論理が、政府の基本方針としてつくられていったのか。他の戦争被害者にも広がることを恐れた厚生省の役割が大きかったことが浮き彫りになっているようだ。
 おりしも、空襲被害の補償への立法化を求める全国組織が14日につくられる。
 戦争被害補償をめぐる戦後史の隠された部分が、いっそう明らかにされることも求められている。

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