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2010/08/03

全進研2、3日目

 昨日は、全進研の2日目に終日参加。会場が遠い…。「働く・学ぶ―現代を生きる青年―」というテーマの分科会に参加。午前中は、「若者就労支援の現場から」で、佐藤洋作さんの報告。昨年放映されたNHK福祉ネットワークにもとずいて、まず北海道の中間定時制の進路指導のとりくみ(これはその後、人間ドキュメントとして総合テレビでも放映)、そして洋作さんのNPOのとりくみ。報告を聞きながら、たしかに重要な若者支援の法的枠組みがつくられたけれども、そこには、雇用融解という根底にある問題をどう解決するのかという視点がない。そういうきわめて政治的な関係にかかわる問題と、困難な若者によりそう支援の問題をどうむすびつけるのか、そんなことを考えていた。最後に洋作さんが、若者が自信を取り戻したり、主体的になろうと思うようになるには、社会や状況を変えるところに参加することが必要だが、いまわそういうムーブメントが若者には見えない。だから、まず、受け入れられる人間関係を保障して、主体的に参加していく場をつくることというような話をされた。そのことをいろいろ考えた。

 午後は、「ホームレスと出会う子供たち」。ホームレスについての教材と授業づくりをすすめている先生の報告。テーマとしては大事なものだけれど、報告された内容は、やや論争的。たぶん意見は分かれるのだろうな。教材はていねいなものだけれども、その実践はどうかな? ただ、あらためて、路上生活をめぐる負の連鎖は考えさせられたし、とりわけそのなかでの若年ホームレスの問題は深刻でもある。底が抜けた貧困の穴はなかなか埋まらない。
 発達障害から、精神障害を発症して、ホームレスにいたった人の話があったが、発達障害の段階での支援があれば、かなりちがったわけで、そういう意味でも、総合的に考えることが必要だなあと。討論の中で、参加している教員の子どもが、就職が決まっていないとか、働いていても手取り10万前後だとか、こういう層でも、就職・雇用をめぐっての困難が広がっているのはおどろく。

Img00138201008031318_2 今日は、映画 『月あかりの下で―ある定時制高校の記億―』上映と、映画を受けてシンポジウム『子ども・青年の進路保障に光を!!』。西村貴之さんが、浦商で用務員としてかかわったときに話。太田さんが映画の裏側を。鈴木敏則さんが、定時制高校の実態。自立援助ホームの高橋亜美さんが、定時制にもいけない子どもたちの状況を報告。
 たしかに、ここに教育があると見れば思う。同時に、こういう実践を、いまの多くの若者の実態のなかで、位置づけたとき、何を考えればいいのか。昨日から引き続き、いろいろ考えさせられるというか、考え込んでいるところ。

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