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2010/07/26

引きこもり、就職などがきっかけ 30代からも、内閣府

 数日前のちょっと気になるニュース。

引きこもり、就職などがきっかけ 30代からも、内閣府(共同通信)

 内閣府は23日、仕事や学校に行かず家族以外と交流しない「引きこもり」に関する実態調査の結果を発表した。仕事や就職がきっかけとなるケースが多く、30代で引きこもりを始めた人も23・7%に上っており、内閣府は「引きこもりは不登校と結び付けられがちだが、職場での人間関係も大きな要因だ」と指摘している。
 調査は2月に、全国の15~39歳の男女5千人を対象に調査員が訪問する方法で実施し、3287人から回答を得た。回答内容から「引きこもり」と認定したのは1・79%で、全国では69・6万人に上ると推計。「自分も閉じこもりたいと思うことがある」と答えるなど、引きこもりに一定の理解を示す「親和群」も3・99%、全国で155万人とした。…

 調査の現物はここ。

 何が気になるかと言えば、あえて職場の人間関係や、就職活動に注目している点。調査をよくよんだわけではないし、調査そのものは慎重な検討が求められるのだろうけれども、同時に、ここには、いまの職場の競争的な環境、孤立する若者の姿が見えてくる。困難な就職活動では、「人間力」だとか、「コミュニケーション力」などで不確かなか評価にさらされる。一方で、若者はここにいたる過程で孤立にさいなまされ続ける。気になるとは、この世代の当事者そのものが、自己責任というものに絡まれていることでもある。また、就職活動や職場で現れた問題は、そこだけに問題があるとは思えない。

 さらに、たぶん、近年の若者を取り巻く状態を考えたとき、家庭の貧困の問題やもっとひろい社会的な孤立の問題というものも影響していることはが考えられるが…。それは、この調査のデータでは、どこまでわかるのか。

 家族に沈殿していたこの問題が社会的に光があり、いろいろな対策がはじまったことは大事なこと。でも、まだ、この社会は、子どもや若者の声を聞かないし、よりそえているとは思えない。もっともっと、実態に光を当て、理解し、よりそいながら、総合的な支援や対策を、それも早いうちから考える必要があると思う。

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