« 2010年6月 | トップページ | 2010年8月 »

2010年7月

2010/07/31

失業率悪化5.3% 4ヵ月連続 新卒採用抑制響く 6月

 もう1つ、ニュースをクリップ。

失業率悪化5.3% 4ヵ月連続 新卒採用抑制響く 6月(西日本新聞)

 総務省が30日発表した6月の完全失業率(季節調整値)は、前月比0・1ポイント上昇の5・3%で、4カ月連続で悪化した。厚生労働省が同日発表した6月の有効求人倍率(同)は0・52倍で前月比0・02ポイント上昇。2カ月連続の改善となった。
 失業率は2009年7月に過去最悪の5・6%に上昇後、いったん低下したが、最近は悪化傾向にある。総務省は「今春大学や高校などを卒業し、就職できなかった人が増えたのが主な要因ではないか」と、企業の新卒採用抑制が影響したとの見方を示した。…

 とくに若い層の失業率は深刻だ。新卒の就職の悪化がはっきりと示されてる。と同時に、その裏側にあることを見る必要がある。昨日、23歳の若者と話をした。彼女は東京のトップクラスの私学の出身だけれども、大企業に就職した同期の友人たちの退職が続いているという。早い人で三週間…。みんな、大企業では働けないと。自分を責める若者たち。そこにつけ込むような、大企業の働かせ方。非正規を組み込んだ、若者の雇用環境は、文字通り融解している。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

米陸軍兵の自殺、09年過去最悪 「繰り返し派遣」影響

 ニュースをクリップ。

米陸軍兵の自殺、09年過去最悪 「繰り返し派遣」影響(朝日新聞)

 米陸軍は29日、増え続ける兵士の自殺について分析した報告書を発表した。自殺者は2004年以降、毎年増加し、09年は162人と過去最悪を記録。自殺未遂も約1700件にのぼった。陸軍での自殺率は10万人あたり20.2人で、米国全体の平均自殺率(10万人あたり19.2人)を上回っている。
 報告書によると、自殺者の6割は入隊後間もない兵士。離婚など私生活上の問題に区切りをつけようとして入隊した兵士らが自殺するケースが多く、20代後半で入隊した兵士の自殺率は、18~20歳で入隊した兵士の3倍になるという。自殺者の29%は薬物使用や飲酒の記録があり、25%は犯罪行為への関与について捜査されていたという。 …

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010/07/30

首相、議員削減は年内合意を ねじれで野党協力要請

 今日は、朝から実務、会議、若い写真家さんとの打ち合わせ、実務、メールなどなど。結構、忙しい日でもある。
 今日から、国会もはじまる。のっけから、菅さんは言ってくれる。

首相、議員削減は年内合意を ねじれで野党協力要請(共同通信)

 菅直人首相は30日夕、臨時国会召集を受けて官邸で記者会見し、国会議員の定数削減について年内の与野党合意を目指す方針を表明した。ねじれ国会への対応では、国政停滞を招かないよう野党に協力を要請。参院選大敗に直結した消費税発言への反省に言及しつつも、財政再建に全力を挙げる決意を重ねて示し、早期の衆院解散は「全く考えていない」と否定した。
 首相は行政経費の無駄削減とともに「国会議員自身が身を切ることも必要だ」と指摘。衆院比例定数80、参院定数40程度の削減を掲げた民主党参院選マニフェスト(政権公約)に沿って8月中に党内で意見集約を図るとともに、12月までに与野党間で合意するよう枝野幸男幹事長と輿石東参院議員会長に指示した、と説明した。…

 だいたい記者会見でも具体的な話はこれだけ。考えてみたら、マニフェストで具体的な数字をあげたのもこれだけかもしれない。これだけ社会が高度化すと、政治は、多面的な世論を包括していくような方向にすすむわけだけれども、かなり古典的に民意を集約しようとする、古い強権的な政治が菅さんは好きなのだなあ。

 でも、参院では多数を握っているわけではないので、そう思惑通りにいくというふうには思えない。この提起が、どんな政治の構造をつくりだすのか。いよいよ動き出す新政局。注視が必要か。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/07/29

“光”からあなたへ -漫画家 戸部けいこさんが遺したもの-

 NHK福祉ネットワークのこの番組を見た。

 今年1月、漫画「光とともに・・」の作者・戸部けいこさん(52)が亡くなった。自閉症児・光(ひかる)を育てる母親を主人公に、子どもの問題行動への戸惑いや周囲の無理解に苦悩しながらも、親子が少しずつ成長してゆく姿を描き、「どの専門書よりも分かりやすく、現状をリアルに伝えている」と反響を呼んだ。発行部数は240万部を超える。彼女が取材した人々の証言や読者からの反響も交え、戸部さんが作品に込めた思いに迫る。

 「大きくなったら、明るく元気に働く大人になります」は、ほんとうに印象的な言葉。元気をもらう。なぜ、戸部さんがこのマンガを書こうとしたのかははじめてしった。この言葉のリアルがそこにあった。
 このマンガは全部読んでいたわけではない。物語では、いまの教育をめぐる問題はどのようにとらえたのだろうか。全部家にあるわけではないので、これは大人買いかなあ。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

米国防総省、グアム移転17年に延期も

 今日は久しぶりの雨で、少し一息。でも、暑い日が続いて、体調はもうバテバテ。少し中途半端に休んだりすると、身体がだるくって。少しねえ。

米国防総省、グアム移転17年に延期も(琉球新報)

 在沖米海兵隊グアム移転について米国防総省は27日、日米が合意した2014年期限を長期間延期する方針を盛り込んだ環境影響評価の最終報告書を公表した。過度な人口増で地元に与える影響が大きすぎると判断した。移転時期は「今後決定する」としているが、一例として、17年に延期することによってピーク時の人口を抑制できることを挙げた。
 グアム移転延期により、関連する米軍普天間飛行場の辺野古移設もずれ込む可能性が濃厚になった。グアム移転と一体と位置付けられている普天間飛行場の返還・移設に影響するのは必至で、日米合意の見直しは避けられない情勢になった。…

 コメントでも紹介してもらっているように、。「普天間・海兵隊のグアム移転 米国内問題へ発展 米議会、政府対応を糾弾」「地元意向を無視し、政府間合意を押しつけてきた権力のおごりに限界が見えてきた。米軍再編をめぐって日米が今、同じ状況に陥っている」とのべている。

沖縄海兵隊のグアム移転費6割減 米下院が予算案可決(共同通信)

 米下院本会議は28日、在沖縄海兵隊グアム移転費のうち、政府原案の6割にあたる2億7千万ドル(約235億円)余りを削減した、2011会計年度(10年10月~11年9月)の軍事施設建設に関する予算法案を可決した。グアム移転費は上院でも委員会段階で大幅に削減されている。…

 問題なのは、普天間の危険が解決されないこと。

普天間賠償2倍超、3億6千万円 高裁、騒音対策を批判(共同通信)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の周辺に住む387人が、米軍機の騒音で健康を害したとして、夜間や早朝の飛行差し止めや損害賠償などを国に求めた「普天間爆音訴訟」の控訴審判決で、福岡高裁那覇支部は29日、一審那覇地裁沖縄支部判決を変更、約2・5倍の約3億6900万円の支払いを命じた。差し止め請求は再び退けた。
 判決理由で河辺義典裁判長は、ヘリコプターなどの低周波音と被害との因果関係を認めたほか「抜本的な騒音対策を講じておらず、日米間の騒音防止協定は形骸(けいがい)化している」と国の対応を強く批判した。
 移設が実現する見通しが立たない中、普天間飛行場の危険性にも「『世界一危険』と称される」と一審より踏み込んで言及した。
 原告側の弁護団によると、同種の騒音訴訟で低周波音の影響を認めたのは初めて。原告側は、退けられた飛行差し止め請求について上告の方針。…

 政治は、この責任を果たそうとしていないのだから。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「普天間」交渉秘録

326631  守屋元防衛事務次官の書いた『「普天間」交渉秘録』を読んだ。「普天間返還・移設」をめぐる交渉の日本側の事務方のトップだった人間のものだけに、いかにも生々しい。
 ただ、面白いのは、この本の最後に著者による「将来に向けての日本の防衛」という小論が書かれているが、ここでのべられている、米海兵隊の抑止力というのは、決して北朝鮮や中国の脅威というものに対してものではなく、世界の安全保障という名目で、不安定の弧のとくに中東やインド洋に目を向けたものであるということが書いてあったりする。
 防衛省のトップだった人間の手によるものだけに、目指すもの、課題と考えていることもはっきりしている。憲法9条の「改正」によるグローバルな責任の発揮だ。この間、イラクなどの派遣で、帰国後の自殺者は16人にのぼる。これだけの犠牲を払っているのだから、きちんとした軍隊とあつかうべきだと。

 さて、「普天間」をめぐるやりとりである。やりとりそのもののについては、特段、目新しいものがあるわけではない。守屋は、海兵隊の抑止力を前提に、「県内移設」に固執し、反対勢力の封じ込めのために、陸上案そしてL字型案をすすめる。ここに、土建利害と先延ばしをすすめる沖縄の政治勢力、そことの関係をもつ政治家集団とのやりとりというものが全編貫かれている。
 何よりも、沖縄県民とのあいだでの、この問題での深い矛盾ということについては、まったく自覚はない。そんな声は、県内でもごく一部なのだとしか理解がない。だから、本の中には県民のたたかいなどはまったく視野のそとにある。県内の有力者しか登場してこない。これは、一面、中央官僚の特徴なのかもしれない。彼らは主には地方の政治家や役人、有力者を相手にしている。
 もう1つ、アメリカの政府や軍事当局からの圧力は、直接はそう書かれているわけではないが、それなりに読みとることができるようなものにもなっている。
 中央官僚は、ここまで、政治にコミットするものかということも驚かされる。政権党のシンクタンクということそのものは、必ずしもまちがっているとは思わないけれども、自民党の政治家が調整者型の役割をになったとき、その調整をひっぱるような政治的な理念を強く発揮しているということができるのだ。ここには、政治家と官僚との関係に大きな歪みがあると思えてならない。そのときに、じゃあ官僚を封じ込めばいいのかと言えばそんなに単純ではない。専門的な判断をへない政治主導は迷走する。結局、国民とむすびき、国民の支持される形での理念的判断を政治家がなさないといけない。ここで、官僚のもつ専門的な知識をとりこむような形で。結局、この点で、国家機構が変わっていかないと、政治は変わらないということなのかなあ。
 しかし、かくも愚かな、日本政府と沖縄の保守政治家とのやりとりである。革新的な側の、県民とむすびついた国政への働きかけ、これが政府を追い詰める局面が、秋以降つくられることを期待したいものだ。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/07/28

「複合事態」の対処能力強化を 新安防懇報告が判明

 ここ数日、新安防懇の報告のことが話題になっている。新聞毎に内容に少しでこぼこがあるので、早く実物を公表してくれればいいのだけれども、まだ、公表はされていない。

「複合事態」の対処能力強化を 新安防懇報告が判明(共同通信)

 菅直人首相の諮問機関「新たな時代の安全保障と防衛力に関する懇談会」(座長・佐藤茂雄京阪電鉄最高経営責任者)が8月上旬にも首相に提出する報告書案の全文が28日、判明した。国内重要施設を狙ったテロやサイバー攻撃などが同時発生するような「複合事態」に際しての自衛隊の対処能力を強化する必要性を指摘。非核三原則見直しや、事実上の武器禁輸政策である武器輸出三原則の緩和を提唱するなど、従来の安保政策の抜本的な転換を提起した。
 菅政権は提出を受け、政権交代後初となる2011年度からの新たな「防衛計画の大綱」と、それに基づく中期防衛力整備計画(中期防)を策定、今年末までに閣議決定する方針だ。…

 共同の報道によると内容の骨子はこう

 武器輸出については、少し前に経団連が、提言を出している

 「ミサイル攻撃や離島を巻き込んだ戦闘に対処」だとか、「い運用能力を兼ね備えた動的抑止力」だとか、「核戦力による拡大抑止は、日本の安全のみならず地域全体の安定を維持するためにも重要(そのためにアメリカの手を縛らない!)」「米艦艇の防護や米国向け弾道ミサイルの撃墜を、国益に照らして実施するかどうかを考える選択肢」「ミサイル攻撃の状況によっては敵基地への攻撃も必要となる場合もある」など、日米同盟一体を前提にした、かなり思い切った内容。これが単純に、「防衛大綱」にすすんでいくのかどうかはよくわからないけれども。相当、踏み込んだ内容だけに、多少薄められても、やっぱり危険な領域に入ってしまう。ちょっと注意が必要だなあ。早く、実物を見なきゃ。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

初任者研修制度・新規採用教員問題シンポジウム

Img00133201007271358  昨日は、ある教職員組合(全教)が開催した、「7・27初任者研修制度・新規採用教員問題シンポジウム」に行ってきた。あらためて、たくさんの若い教師たちが形のうえでは依願退職であっても、望んでいないのに退職に追い込まれてしまう実態に心が痛んだ。
 シンポは、まず6人の若い教-たちの新規採用時の経験についての発言があった。それがとてもリアルだった。
 まず東京の教員からは、手厚い研修が売りだけれど、実際には研修に振り回されている実態の告発。授業研究の指導案検討に追われ、まるで条件付き採用という”足下”をみているかのようなハラスメントの実態にも発言があった。
 続いて島根。これまでこの地方では採用が少なく、なかなか相談する相手の少なさなども。初任研で子どもとかかわる時間が少ないため、先輩のなかには、学級経営がうまく行かなかったこともあったという。教えるプロになりたいが、授業準備の時間がほしいと発言。彼は講師経験が長かったが、講師はとやることはかわらないが、初任研で子どもとかかわれず、講師のときのほうが自由だったとも。
 広島の中学の教員からは、「もっと勉強したい、うまくなりたい」という強い思いを発言。しかし、上から研修で違う方向に向かってしまうとも。広島では、中学の場合、負担軽減ということで担任をもたないことになっているが、そのために現場の他の先生の負担が大きく、心苦しいとも。臨時教員のとき、新採の人がレポートに追われ歯車がかみあわず、崩れていく姿をみたが、工夫する時間なく、歯がゆい思いをと。
 岡山の特別支援学校の先生は7年間社会人ののち教員に。働いていて、楽しいと。外での研修は、フォローの人(早期退職者)で安心だった。7年間の社会人経験は涙なみだで、苦しく、いまはすごくいい職場で、おだかやと。学べる先生が多く、同期のなかに、はじめはなんで特別支援にと言っていた人が、ここで勉強しなきゃと変わっていく姿も。それでも1年目は厳しい。これは適当、ということがわからない。いきなりこれやってというのは無理。授業以外についてはアドバイスがないと。
 一転、大阪の先生は、最初から式式式で何もわからないまま職員会議で決まっていく。担任はまったくのはじめてで、どんなに忙しくとも毎週火曜5時間めから初任研、終わって職場にもどってという生活。GW後、初任指導の先生のメモで、悪いところびっしり。そのうち指導の先生、前にでてくるようになって、子どもにもあおうようなこともあり、ストレスに。子どもの前でバカにするような発言もあり、子どもにも影響し、聞いてくれない子も出てくるようになったとも。職員室が管理的なつめたい空気で、周りの先生にどうみられるか気になって、びしっとやらないとと、怒ってばかりになり、子どもの前で笑わなくなった。さらに指導の先生、きつくなっていった。同期の要領のいい子とも比較され、できない自分を感じて、家に帰ると、涙があふれるように。朝起きるのもしんどく、相談もできず、取り残されるような思いだった。1年目は、多忙と孤独。そのとき勉強会、研究会に誘われて。はじめやからあたりまえ、ゆっくりでいいやんと言われ救われたと。
 最後は、北海道の高校教員。校務分掌で忙しいときに初任研。初任研を消化するための初任研に。必要があるのかと感じたと。そのなかで、初任研でない研修に出、困難校のなかでのとりくみを学んで確信に、忙しいけど、目的意識があるので楽しく、負担にはならなかったとも。

 シンポジウムでは、新任教員が不的確の判断をされ、依願退職をしなかったために(この年の同期で京都市では7にんが依願退職だそうだ)分限処分を受け、裁判を通してそれを無効とする判決をかちとった、京都の高橋さんの報告。
その後、朝日新聞の氏岡真弓さん、弁護士の村山晃さん、教育学者の福井雅英さんの手によるシンポジウムとすすんだ。とくに氏岡さんの「しんどさの多くは同僚への批判」「即戦力が求められる」「条件付き採用。休みたいとき休みたいとはいえない。この制度の検証を」「若い先生に仕事が集中しすぎでは。それに思いやりをもてない」「世代の差 自分を責める。職員室で厳しい評価、負のスパイラル。ずいぶんきつい状況。学級崩壊の世代。クラスの人間関係、本音を出せない」「教師としての体験の違いのどうしょうもない差。どこまでリアルにわかってくれているのか」「みぞの深さに問題がある。どこまでしんどさを言えたのか。聞いてほしかった。指導がどこまで支援になっていたのか」「ベテランの先生のしんどさ。労働時間の長さ。孤立。同じ悩みをもっているもの同士が話せず」「職場内で、同僚性。本当なのか?」「希望は職場内にかぎらない。職場外で弱音を吐ける」などの発言にいろいろ頷く、先の朝日での連載の反響について、「予想外にバッシングは少なかった。きつさに共感する声もあった。読者の姿勢が変わった?」ということには、少し考えさせられた。

 たくさんの論点が示された気分。たくさんの若い人の発言を聞けたのがよかった。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/07/27

品川の小・中学校は、今どうなっているのか

Img00135201007271854 夜は、民主教育研究所などが主催した「品川の小・中学校は、今どうなっているのか 学校選択制と小中一貫校の設置による公教育の変貌と問題点」に行ってきた。品川の「教育改革」については、何度か議論の場にいったこともあるし、直接、教育委員会の関係者の話を聞いたこともある。ニーズを逆手にとってはじまった「教育改革」だと記憶しているが、その行き着く先には、ちょっと驚いてしまった。これはちょっと…。小中一貫などは、学校の統廃合をセットで進めながら、かなり、無茶なことをやっているという感じ。何よりも、反対する教員を飛ばし、よくない報告は書き直させ、そうしたトップダウンの「改革」は、むちゃなことでも、実現させてしまう。運動にとっては、かなり厳しい局面だが、無理なことはいずれは破たんする。ぶれずにたたかうしかないということかと。とても重い気分になった。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/07/26

引きこもり、就職などがきっかけ 30代からも、内閣府

 数日前のちょっと気になるニュース。

引きこもり、就職などがきっかけ 30代からも、内閣府(共同通信)

 内閣府は23日、仕事や学校に行かず家族以外と交流しない「引きこもり」に関する実態調査の結果を発表した。仕事や就職がきっかけとなるケースが多く、30代で引きこもりを始めた人も23・7%に上っており、内閣府は「引きこもりは不登校と結び付けられがちだが、職場での人間関係も大きな要因だ」と指摘している。
 調査は2月に、全国の15~39歳の男女5千人を対象に調査員が訪問する方法で実施し、3287人から回答を得た。回答内容から「引きこもり」と認定したのは1・79%で、全国では69・6万人に上ると推計。「自分も閉じこもりたいと思うことがある」と答えるなど、引きこもりに一定の理解を示す「親和群」も3・99%、全国で155万人とした。…

 調査の現物はここ。

 何が気になるかと言えば、あえて職場の人間関係や、就職活動に注目している点。調査をよくよんだわけではないし、調査そのものは慎重な検討が求められるのだろうけれども、同時に、ここには、いまの職場の競争的な環境、孤立する若者の姿が見えてくる。困難な就職活動では、「人間力」だとか、「コミュニケーション力」などで不確かなか評価にさらされる。一方で、若者はここにいたる過程で孤立にさいなまされ続ける。気になるとは、この世代の当事者そのものが、自己責任というものに絡まれていることでもある。また、就職活動や職場で現れた問題は、そこだけに問題があるとは思えない。

 さらに、たぶん、近年の若者を取り巻く状態を考えたとき、家庭の貧困の問題やもっとひろい社会的な孤立の問題というものも影響していることはが考えられるが…。それは、この調査のデータでは、どこまでわかるのか。

 家族に沈殿していたこの問題が社会的に光があり、いろいろな対策がはじまったことは大事なこと。でも、まだ、この社会は、子どもや若者の声を聞かないし、よりそえているとは思えない。もっともっと、実態に光を当て、理解し、よりそいながら、総合的な支援や対策を、それも早いうちから考える必要があると思う。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (1) | トラックバック (0)

新採教師はなぜ追いつめられたのか 苦悩と挫折から希望と再生を求めて

03240975 希望に燃えて教壇に立ったばかりの三人の女性教師がわずか半年で自ら命を絶った。なにが彼女らを追いつめたのか? 新宿区立小学校Aさん、西東京市立小学校Bさん、そして静岡の木村百合子さんのケースを追う。荒れる教室と子どもの「異変」、そして、教師への「不信の視線」が広がっている。しかし、教師の間では、責め立てる「関係」と沈黙の職員室…。
 3人の若い教師の手記は、胸が詰まる。そこからはこの問題が決して特別なことでないことがわかる。何よりも、いま、教師たちはおいこまれている。一刻も放置のできない問題だと痛感する。

 先日、「朝日」で、この本をベースにしたような連載が掲載された。その連載には、教師たちからは、共感の反響が多かったそうだけれども、一般の読者からは、甘いというものが多かった。たしかに一面として、多くの人が、教師たちに、そういう厳しい視線を送っている現実がある。それは、まったく根拠がないとは思わない。けれども、それはすべてではないし、問題の核心ではないとは思う。何かそこには、認識のうえでの誤りがあるような気がする。

 ここからは、ちょっと変な話だけれど、教師へのバッシングと同じようなバッシングがある。たとえは生活保護受給者へのバッシングもある意味似ているのかもしれない。極論すれば、歴史問題での中国や朝鮮へのバッシングと似ているのだろうか? そこにもやっぱり認識のうえでの誤りがある。では、どうすれば、解決できるのか。
 解決は、なかなか見えないのだけれども。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

解放と分断 在日コリアンの戦後

 NHKスペシャルのシリーズ 日本と朝鮮半島の第4回目。今日は現在に連なる重いテーマ。在日コリアンの戦後。

100725_a 在日韓国・朝鮮人の法的地位。今も地方参政権などで焦点となるこの問題は、日本の敗戦からサンフランシスコ講和会議に至るGHQの占領下にその原点がある。敗戦後、在日コリアンの多くが在日本朝鮮人連盟(朝連)を軸に、生存権、教育権を求めていく。しかし、GHQは、冷戦の激化の中で共産主義の運動として警戒を強め、1948年4 月、阪神地域に非常事態宣言を発令、「阪神教育闘争」として知られる弾圧事件となった。こうした中、GHQの占領のもと国体護持をはかる日本政府は外国人登録や出入国管理令を整え、戦前、帝国臣民だった在日コリアンは外国人と見なされていく。そして朝鮮戦争という東アジアの激動の中で、在日コリアンの分断は激化していった。  新たに公開されたGHQ文書や証言をもとに在日コリアンをめぐる政策がどのように作られていったのかを追う。

 なぜ、このように多数のコリアンが日本に住むようになったのかという歴史的な経緯が必ずしもこのシリーズで解き明かされているわけではない。だから、問題の所在に、ちゃんと焦点があたっている訳では決してない。

 ただ、戦後の占領下で、占領と日本の政治が、この問題にどんな態度をとったのかはよくわかる。知らないことも、いくつかあったし、貴重な資料も提示している。
 日本国憲法の制定について、ある研究者は、欠落させた視点として。この在日の問題を指摘したことがある。憲法守りいかす立場の人からすれば、憲法の普遍性のほうを強調したいところなのだろう。そういう指摘はたくさんなされるわけではない。憲法にそういう弱点があるかないかは別として、憲法の制定を前後した、そして、その後の憲法政治をめぐる議論のなかで、少なくともこの問題に政治が、きちんとした向き合い方をしてこなかったことは、否定のできない歴史的事実である。戦後政治が、戦前に続いて、コリアンの権利を踏みにじったことは、他の戦後処理にかかわるような問題での政治のありようと重なって見える。それはいまに続く問題であり、単純な「共生」という抽象的な概念にくくれるとは思えない。

 もう1つ、戦後、その後も、なぜこの問題は多く語れらなかったのかという問題。冷戦や、いわゆる「50年問題」と言った複雑な問題が覆い被さってくる。
 ボクらがしっかりみなくっちゃいけない戦後史というものが、まだまだたくさんあるということは事実なようだ。宿題をあたえてくれるドキュメント。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010/07/25

食べなくても生きられる ~胃ろうの功と罪~

 この番組を見て、とても驚いた。

Img0725_01 男女を合わせた平均寿命が80歳を越え、日本は世界最高の長寿国になった。その理由の1つが、欧米とは異なり積極的な延命治療が行われていることにある。中でも、胃に直接栄養を送る経管栄養(胃ろう)は急激に普及し、現在およそ40万人に施されている。もともと胃ろうは、摂食障害のある子どもたちのために開発された技術だが、患者への負担が少なく生存率が画期的に延びるため、高齢者にも応用されるようになった。現在の日本では、嚥下の能力が衰え、ものを食べられなくなると、ほぼ自動的に胃ろうが施されるまでになっている。 しかしいま、この現状を変えようという動きが医療現場で起きている。「ただ生かすことが、本当に患者のための医療か」「自然な死を迎えられない現状が良いのか」という声が上がっているのだ。その動きの中心にいるのが、胃ろうの技術を日本に広めた第一人者の外科医だ。「私には延命至上の現状を招いた責任がある。だからこそ、勇気をもって訴えていかなければならない」という。私たちは、胃ろうをどう考えるべきか。そして、どう生き、どう死ぬべきか。その答えを模索する一人の医師に密着する。

 ボクも3年ほど前に、親父を見送ったけれども、そのときには、そんなにいろいろなことを考えたことはなかった。やっぱり離れて暮らしているということもあるのだろうか。日本でおこなわれている胃ろうというものが、世界的には、あまりないものであることなど、知らなかった。たしかに、日本の延命治療というのはものすごい。
 でも、生と死という大きなテーマから見て、やっぱり、思い悩む。
 同時に、本人の問題だけではなく、家族の問題というものもある。そのときに、経済的な負担というものが、この現実とどうクロスしているのだろうか。終末期の医療など考えたことはあまりなかったけれども大きなテーマだ。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (2) | トラックバック (0)

子どもの貧困 貧しいのは僕のせい?選びたい!自分の未来を

Img00132201007241434 昨日は、午前中会議。午後から日弁連人権擁護大会のプレシンポとして、埼玉弁護士会がおこなったシンポを聞きに行ってきた。

 まず、元高校教師の白鳥勲さんが、報告。全体として子どもにおこっていることを説明。そして、高校生3人、シングルマザー、派遣切りにあった男性が発言。あらためて、簡単に想像できないほどの、深刻な経済危機が広がっていることを認識させられる。
 その後、パネルディスカッションは、まず水島宏明さんが、自身の取材によるドキュメント映像で報告。青砥恭さんも、本にした自身の取材による報告。日弁連の一場順子さんが子どもの権利委員会の勧告について。やっぱり日本の社会というのが、ほんとうに大きな格差社会になってしまっている。驚くほどに。
 では、どうすればいいのか? 青砥さん地域のネットワークの構築を強調する。水島さんが注目するのは、パーソナルサポートだ。前者は、昨年の法制定で、若者支援むけに提案されているもの。後者は、いま政府がとりいれようとしているもの。
 たしかに、現実にある問題や、その解決のための実践を見たとき、パーソナルサポートというのは大きな意味をもつと思う。それが、社会の貧困に対する意識を変えていくうえでも大きな意義があるのかもしれない、たぶんある。同時に、貧困の解決のためには、総合的な政策が必要だ。総合的な政策を実現するには、本格的な政治の転換が必要だということを意味するとも言えるのだろうか。一つの象徴的な政策をすすめることは、その次に出てくるであろう問題への政略的な対応を欠くと、問題の解決を遅らすことにならないのかという危惧もないではない。
 貧困は、あってはならない問題である。そのことへの社会的な合意をどう勝ち取るのか。小手先じゃだめだなあなどもの、いろいろ考えさせられるのではなるのだけれども。

 昨日、夜中、長男が友だちを連れてきた。保育園のときの仲間で、同級の女の子と男の子とその弟。ボクもよく知っていて、5年ほど前までは、家族ぐるみでいっしょにキャンプやスキーに行っていた。まあ、子どもが大学に行くようになって、親のほうが学費で経済的に大変になって、遊びの企画はしづらくなった(笑い)。でも、子どもたち、とくに、同級の女の子とは、なぜかしら年に何回かは、他の友だちも連れて、遊びに行っている。その女の子には、原水爆禁止世界大会で、広島に行くからとカンパをとられた(苦笑)。

 今日は、久しぶりのお休み。たっぷり寝て、掃除をして、でも半日で掃除ができるのは限られていて、その後、お手製の夕食です。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010/07/23

沖縄海兵隊、2014年までのグアム移転断念

 今日は、印刷工場につめる一日。今月はいっぱい抱えましたから、疲れました。暑いのでほんとに疲れましたあ。

 さて

沖縄海兵隊、2014年までのグアム移転断念 基地移設(読売新聞)

 沖縄に駐留する米海兵隊約8000人のグアム移転について、日米両政府が「2014年」で合意した移転完了期限について、米政府が達成を事実上断念したことが22日、明らかになった。
 米領グアム政府に22日(現地時間)に説明し、日本政府にもすでに伝達した。海兵隊のグアム移転は、沖縄の米軍普天間飛行場移設と並び、日米が06年5月に合意した「再編実施のための日米ロードマップ(行程表)」の柱の一つで、「普天間移設の実現とセット」(米国防総省)と位置づけられている。計画遅延により、普天間が現在の沖縄県宜野湾市に固定化する恐れが一段と強まりそうだ。
 移転計画の先送りは、米海軍の統合グアム計画事務所が22日、グアム政府に行った環境影響評価の事前説明会で明らかになった。
 同事務所の説明文書によると、米政府は「日米合意では、移転の完了期限は14年とされているが、グアムのインフラはそのような急な建設速度に対応できない」との現状認識を明記。グアムの電力・上下水道、港湾、道路などの供給能力を上回らない速度で建設を進める「適応性のある計画管理」を導入するとし、「これにより、基地建設の期限は延長され、より管理しやすいものになる」とした。
 グアムのインフラ整備は、海兵隊移転に伴う急激な人口増加に対応するには、電力供給など民間インフラの整備が不可欠だとするグアム政府の主張を踏まえたものだ。このため、米政府は海兵隊の基地建設に先立って民間のインフラ整備を優先させることにし、工期の長期化と予算の膨張が不可避となった。米政府は月内にまとめる環境影響評価最終版の中で、この方針を正式発表する。…

 こんな記事を普通の感覚で読んでるとよくわからなくなる。だって、では、そもそも普天間基地の環境ってどうなんですか? 辺野古の環境ってどうなんですか? じゃあ、普天間基地の使用を断念してくれるのですか? 辺野古の移設を断念してくれるのですか?
 アメリカにとって、沖縄っていったいなんですか? 日本政府って、いったい何なんですか?

 と、…。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010/07/22

「沖縄知事選に官房機密費3億円」初証言

 昨日のTBSです。

「沖縄知事選に官房機密費3億円」初証言(TBS)

 領収書もいらない、記録にも残らない予算、官房機密費で新証言です。小渕内閣で官房副長官を務めた鈴木宗男氏がJNNの単独インタビューに応じ、「98年の沖縄県知事選挙で3億円の官房機密費が使われた」と初めて証言しました。
 本来は外交の情報収集などが目的とされる予算、内閣官房機密費。記録も残さず、会計検査院のチェックもありません。年間予算14億6000万円の機密費は、その陰で、かつて一部が流用されていました。そう証言する人物が現れました。

 Q.(機密費について)疑問を持つ人は?
 「当時やはり権力の中にいると、まひしていたかもしれない」(小渕内閣 鈴木宗男 元官房副長官)
 今回、JNNのインタビューに応じたのは鈴木宗男議員。小渕内閣の官房副長官として、機密費を取り仕切る野中官房長官を補佐する立場でもありました。その鈴木元副長官が機密費が流用された先を初めて証言します。

 「歴代総理経験者で健在な方。私が聞いているのは夏1000万円、冬1000万円と。(Q.名目は?)名目はないと思う、官房機密費ですから。慣例として引き継ぎだったと思いますね」(小渕内閣 鈴木宗男 元官房副長官)
 歴代の総理経験者に、官房機密費から盆暮れに1000万円ずつ。それは自民党政権の中で、長年引き継がれていた慣例だったといいます。
所は、「初めて聞いた話で分からないが、ありえない話だ」とコメントしています。

 「(Q.あの選挙では官房機密費はいくら使った?)3億円使ったと聞いております。(Q.それは機密費だけでですか?)そうです。」(鈴木宗男氏)
 鈴木議員はさらに、98年に行われた沖縄県知事選挙で、保守系の稲嶺候補の陣営に、機密費から3億円が渡されたと証言しました。選挙は自民党が推す、稲嶺氏が革新系の現職・大田昌秀知事を破って当選しています。
 「私が聞いているのは、沖縄サイドからそういう申し出があった。ちょっと額が大きいなという話もあったが、最終的にはそれも地元の要望ならしかたない。やっぱり選挙は勝たなければならない中で、最終的に判断されたと聞いてます」(鈴木宗男氏)…

 沖縄の選挙で、機密費が使われたというのは、公然とささやかれてきたことです。きわめて近い関係者の証言ですしね。メディアへの機密費というものも問題になっています。政権がなぜ、主導的に明らかにしないのか。鈴木さんもすべてを語るべきだと思うけれど。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

普天間移設「工法8月決定」断念、米に複数案提示

 今日も、一日中、ゲラや原稿と睨めっこ。何となく順調にすすんでいます。明日からは印刷工場にこもります。

 さて。お決まりの迷走がはじまった。

普天間移設「工法8月決定」断念、米に複数案提示  基地移設(読売新聞)

 沖縄の米軍普天間飛行場移設問題で、日米両政府は、代替施設の位置や工法を「8月末日」までに決定するとした今年5月の日米合意の実現を事実上断念する方向で調整に入った。
 複数の日米関係筋が21日、明らかにした。16日までの日米協議で双方の隔たりが埋まらなかったことに加え、普天間を結局沖縄県内に移すとした日米合意に対する沖縄の反発が強いためだ。日本側は8月末の時点では、複数案の提示でとどめる方向で対米調整を始めた。米側は菅政権が現実路線をとると見て合意履行に期待していたが、事態は進展せず、日米関係は再び緊張が高まることになりそうだ。
 普天間代替施設の具体的な建設位置や工法の検討について、5月の日米合意は、日米双方の外務、防衛当局の専門家が「(いかなる場合でも2010年8月末日までに)完了させる」と明記している。専門家協議は、6月21日(東京)、7月15、16の両日(ワシントン)の計2回開かれた。…

 だからね。地元は絶対に合意しないのだから、この基地移設は絶対に無理なんだって。
 そのことを9月と11月の選挙で、明確に示さなければいけない。いよいよ知事選の候補者選びも山場ですね。

 そのことはアメリカも、よくわかっている。

普天間移設、遅れる可能性を指摘 米上院委報告(読売新聞)

 米2011会計年度(10年10月~11年9月)の在沖縄米海兵隊グアム移転費を約70%削減した上院歳出委員会が、日本の参院選大敗で民主党の統治能力が弱まることに懸念を示し、11月の沖縄県知事選と合わせて、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設計画が遅れる可能性を指摘した報告書をまとめたことが21日分かった。
 報告書は、海兵隊のグアム移転を進めるには普天間飛行場の代替施設建設に向けた「目に見える前進」が必要だと指摘。米国防総省にとって、移設先のキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)の埋め立てに対する県知事の許可獲得が鍵だと説明した。
 その上で、当初は今年8月とみられていた埋め立て許可は、11月の知事選後になり、11年にずれ込む可能性もあると述べた。…

 裏ではどんな圧力がかかっているのだろうか?

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/07/21

NHKドラマ「坂の上の雲」の歴史認識を問う 日清戦争の虚像と真実

Photo_13 何か、滅茶苦茶日本の近代史には詳しくなりましたよ。とくに日清戦争、日露戦争と「韓国併合」にかかわっては。1年ほどとりくんだこのテーマも、いよいよ最後になっています。
 さて、この本は,『司馬遼太郎の歴史観』の続編のような内容。『歴史観』が、NHKの番組放送前にかかれたものであったのだけど、今度の本は、最初のシリーズ5回を終えた時点で書かれていて、そのドラマで描かれた内容をそのものを批判している。江華島事件の本質、、日清戦争の実相を明らかにしながら、とくにこの間、強まっている、伊藤博文の美化を事実にもとづいて批判する。東学農民軍への弾圧は、美化論者が語らない問題でもある。「高陞号」撃沈の真実、そして、NHKドラマ「坂の上の雲」が描かなかった朝鮮王宮占領、抗日闘争、旅順の虐殺、「王妃殺害」をとりあげる。下関講和会議で日本がどんなことを中国(清)に求めたのかは、その後の日本の歩む道を見ていく上で決定的である。そしてそれは伊藤美化論、明治天皇美化論への明確な回答だ。
 ここまでは、中塚さんの手によるもの。ここに森川さんの福沢諭吉批判、醍醐さんのNHK批判が続く。
 通勤電車でたまに話をするT大のT教授がこの本のような歴史認識が、日本人の共通のものになればいいのだけれどと言っていた。歴史和解の出発点は、事実認識の共有である。なかなか困難は小さくはないが、批判的な議論は、積み上げていかなければいけないのだと思う。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

NHK、戦争証言をネットで公開 310人分無料で

 朝からひたすら原稿やゲラと睨めっこ。原稿はだいたいそろう。仕事のピークである。

NHK、戦争証言をネットで公開 310人分無料で(共同通信)

 NHKは21日、日中戦争・太平洋戦争を経験した元兵士らの証言映像を集めたインターネットのウェブサイト「戦争証言アーカイブス」の運用を始めると発表した。8月2日から公開予定。
 戦争体験を次世代に伝えようと、2007年に始めた「NHK戦争証言プロジェクト」の一環。番組制作の過程で取材した、10分~1時間の証言映像310人分を無料で閲覧できる。将来的には証言者を千人規模まで増やしたい意向だ。…

 NHKの兵士たちの戦争は、このブログでも何度か紹介してきたし、かなり丁寧に見てきた。すでに三冊の本にもなっている。このとりくにも証言を、アーカイブとして運用するというのは注目すべき。しかも、インターネットで活用しやすくなる。
 兵士の体験を継承するというのは、なぜ日本軍がかくもおどろくような野蛮な加害行為をしたのかを理解するうえで欠かせない。その裏側には、過酷な兵士の実態がある。その象徴が餓死であろう。そして、いま、その過酷な経験と共に、加害の実相も語られ始めている。すでに、兵士の証言のレベルでは、歴史の修正は通用しなくなっている。

 NHKでは、サイトで、終戦を伝えた「玉音放送」や、映画館で上映されていた「日本ニュース」なども公開するという。ただ、「日本ニュース」を編集した番組は、恣意的に編集されてるという批判があるとも聞いている。この事業をどういうものとして、仕上げていくのか? 注目はしたいものである。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/07/20

生活苦で病院に行けず 受診抑制、県内で拡大

 何か、政治はぽっかりと空白のような状況。民主党はほんとうに放心状態? そんなときにこんな記事を読むと、とても、つらい気分になる。

生活苦で病院に行けず 受診抑制、県内で拡大(愛媛新聞)

 ぎりぎりまで医者にかかるのを我慢し、病院に運ばれたときは手遅れ―。医療関係者によると近年、お金がないため病気でも病院に行けない人が県内でも少なくない。「受診抑制」という見えにくい貧困問題の広がりを受け、窓口の支払いを減免する「無料低額診療事業」を新たに行う病院も出てきた。
 新居浜協立病院(新居浜市若水町)の佐伯和人事務次長は、医療費を支払う意思はあるものの生活が苦しく、支払いに困る患者と日々向き合っている。
 「少し待ってほしい」。肝臓疾患で通院していた東予の50代男性は、窓口で数百円を支払えなかった。建設会社を経営していたころはよく若手に酒を振る舞うなど、羽振りが良かった人だ。治療に来なくなって2カ月。男性から切迫した声で電話があった。「助けてくれないか」。佐伯さんが自宅に駆けつけると、男性は「数日間、ろくに食べていない」と告白した。結局、医療が無料の生活保護を受けることになった。
 全日本年金者組合県本部の山内淳正委員長も、血圧を下げる薬を分け合って飲む老夫婦など、高齢者の受診抑制の実態を見聞きしている。「少々の風邪なら寝て済ます人は多い。生活が厳しいと、医療費を後回しにせざるを得ない」と嘆く。…

 経済的な困難は、何ら変わっていないのに。その解決に政治は何をするのか? 国会で、もっと議論して欲しいものだ。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (1) | トラックバック (0)

桑田真澄の正論

 数日前、テレビで、桑田真澄の早稲田での論文を検証するような番組をやっていた。とりあげていたのは「体罰」。桑田の主張は、スポーツにはミスがつきもの、それに罰をあたえるのはまちがっていると。見事な正論である。番組ではバレーの中田、ソフトの宇津木、格闘技の魔裟斗が出ていたが、体罰に反対したのは魔裟斗だけだった。

 今日の朝日のオピニオン欄に「野球を好きになる7つの道」という桑田のインタビューが掲載されていた。それがまた正論だった。
 桑田は、次のように訴える。「1、練習時間を減らそう」「2、ダッシュは全力10本」「3、どんどんミスしよう」「4、勝利ばかりを追わない」「5、勉強や遊びを大切に」「6、米国を手本にしない」「7、その大声、無駄では」。精神主義を排する。
 スポーツの世界では、日本でも、こういう主張は広がっている。だけど、やはり、勝利至上主義、精神主義が跋扈している。

 桑田をめぐっては、いろいろな噂や事件があり、ダーティーなイメージもある。一方で、切れのいい、クレバーな彼の投球はやはりわすれられない投手でもある。
 彼の正論が、今後、野球の世界で、どういう波紋となって広がっていくのか。ちょっと、注目したいところ。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010/07/19

新聞を読みながら…

 今日は、ほんとうに真夏の日。少しは、はじけた一日を送りたいものだけれども、残念ながら仕事の一日。職場で原稿とにらめっこ。

 さて朝、朝日新聞を通勤電車のなかで読みながらいろいろ考えさせられる。一つは、新司法試験が生み出した困難を詳細に伝える記事。弁護士になったあとの生活苦。法科大学院は出たが合格できずに残ったのは借金のみ。年齢の問題で就職も大変という実態もある。そもそも合格が難しい学生を抱えている大学院も少なくはない。
 それまでの制度の問題をうけてのものであったはずなのに。そもそも、なぜ、国民の多くが、司法を近くに考えないのかというところが、やはりずれていたということなのだと思う。それでも、問題が多すぎる。このままでの、お金持ちじゃなかったら、志のある人は司法試験に挑戦しなくなる。

 社会面には、新任の教師の自殺がとりあげられていた。問題を抱える子どもを前に、孤立する新任教師。学校は、仕事と問題に忙殺され、教師を育てる余裕はない。

 多くは、「改革」がつくった問題だ。そもそも、かかえていた問題が、「改革」によって、人間の生死のギリギリのところに追い込むようになったということか。そのことの解決には未だふみだせていない。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

南沙織

 ボクが中学のとき、最初に熱中したアイドルが南沙織だった。下敷きに雑誌のグラビアを挟んだりね。そのときは、沖縄は、ボクらにとって「日本ではなかった」。事実、彼女はパスポートをもって上京し、デビューしている。
 土曜日の朝日新聞の「Be」に、思いかけず、彼女のインタビューが載っていた。そこで、彼女が普天間基地の直ぐ側で成長したことをはじめて知った。宜野湾市の基地のゲートの直ぐ側で育っている。

 彼女の言葉が、印象的。基地の街での生活を語り、そして、「言いたいことは一つです。沖縄の海を守って欲しい。基地はなくすべきですが、代わりn海を埋め立てたら取り返しがつかない」。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010/07/18

橋下「貸金特区」構想に日弁連が反対声明

 テレビを見ていると、今日は、何局かで、貸金業法改正の問題がとりあげられていた。いずれも、ちょっとひどい内容。

橋下「貸金特区」構想に日弁連が反対声明(産経新聞)

 借り入れの総量規制などを設けた改正貸金業法による規制強化の一部を緩和しようと大阪府が内閣府に提案した「貸金特区」構想をめぐり、日本弁護士連合会(宇都宮健児会長)は14日、会長声明を発表し、構想に反対の姿勢を示した。…

 たしかに生活の困難がある。しかし、その生活の困難が、多重債務の大きな要因になってきたことも事実でしょう。だからこそ、いまやる必要があるのは、「、国の多重債務問題改善プログラムに基づく相談窓口の充実や多重債務者の相談窓口への誘導、低利貸付を含む各種セーフティネットの拡充、ヤミ金融の撲滅等に向けた取組」にほかならない。それを、貸金業法の再緩和にもっていこうなど、話のすり替えというか、逆立ちにほかならない。
大阪の主張は、行政としての責任放棄だし、テレビ局などは、どう考えても貸金業で、再び設けようという、大銀行資本を代弁しているとしか思えないのだけれども。とっても腹が立つ!

 日弁連会長声明はこれ。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (2) | トラックバック (0)

<ワシントン報告>米国の自信に陰り

 今日は、朝、たっぷり寝て、それから職場で仕事。インタビュー原稿の処理は6割ほどの進行状況。
 さて、次のニュースのクリップは、ふたたび、沖縄に住む知人からのコメントによるものを再びクリップしたもの。琉球新報は、今年のJCJ賞を受賞。引き続き、その報道は注目されますね。

<ワシントン報告>米国の自信に陰り(琉球新報)

 普天間飛行場の辺野古移設を決めた5月末の日米共同声明の発表から1カ月半が過ぎた。自信満々、余裕綽々(しゃくしゃく)だった米政府の姿勢に最近、少し陰りがみられるようになっている。
 声明発表当初、米側の反応は満足感にあふれていた。それはそうだろう。移設先は辺野古に戻り、その他の項目でも、米側に新たな義務を課すようなものはほとんどなかったのだから。沖縄の反対など、頭の隅に追いやられたようだった。「地元の理解もないのに、なぜ実現できると信じるのだろうか」。その自信の根拠が知りたく、この1点をあらゆる日米関係者に聞いた。
 返ってきたのは楽観的で強気な答えだった。「負担軽減すれば(県民に)感謝されるし、いずれ民意も安定する」(国防総省高官)、「沖縄にはあらゆる意見がある。反対派は一つの側面にすぎない」(国務省高官」、「沖縄のことは日本政府の仕事。われわれとは関係ない」(別の同高官)。
 ところが、そんな態度に変化が訪れている。日本政府が参院選での争点回避を理由に、協議延期を求めてきたからだ。ある関係者は「1カ月前は確かに楽観的だった。だが日本が選挙までの延期を求め、さらに岡田克也外相が8月末に決めるのは複数案でいいと言い出した。11月の知事選が近づけば、今度は『11月まで決めない』と言い出すだろう。もうどうなるか分からない」と焦りを隠さない。
 現行案を強力に推進していた元高官の一人は、沖縄で日増しに強まる反発を懸念し「沖縄を過小評価すべきでない。これから困難な壁にぶち当たるから、政府はこの問題に敏感になるべきだ」と地元配慮を促す。
 「米国の自信が揺らいできている」。そんな空気をワシントンで感じている。…

 今度の参議院選挙の結果が何を示しているのかという点で、この沖縄をめぐる問題は、ほとんど本土では議論されることはない。しかし、政権が選挙の争点とすることを完全に避け、沖縄の県民の審判を受けることをさけたことが、実は深刻な矛盾を生んでいる。そして、そのもとでアメリカも動揺しているという構図。これが、琉球新報の今日から始まった連載の言いたいところか。
 さて、9月には地方選、そして11月は知事選だ。沖縄の熱いたたかいはまだまだ続く。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

一週間

4103023309 井上ひさしさんの絶筆を読んでみた。舞台は1946年ハバロフスクの日本人捕虜収容所。シベリア抑留をテーマに描く。作品は、やはり完成品ではないのだろう。完成品を読んでみたかったという気持ちは強い。それでも、井上さんらしい奇想天外で、物語はすすむ。レーニンの手紙など、手塚治虫の『アドルフに告ぐ』のヒトラーの逸話などを思い出すのはご愛敬。そういうストーリーの展開で、日本軍国主義の卑劣さと、ソ連社会の犯罪性を、重ね合わせながら告発するそれは息を飲ます。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

なぜ若者はトイレで「ひとりランチ」をするのか

Bks1006260756002n1_2 著者の和田秀樹氏は、「学力低下」論争では一世を風靡した。もちろん、ボクとは、考え方はまったく違うのだろうけれども。それでも、いま若者におこっている問題には敏感なんだろうかしれないと思って読んでみた。
 読んでみて、ものすごく腹が立った。とりあつかう問題はまだしも、それを、自説の競争回避や人間性を大事にするという教育か生んだと、まともな論証もなく、結論づけてしまう。ほとんど反論の価値もないほど、決めつけの議論。そもそも、発達だとか、成長だと、葛藤だとか、そういう観点が全然ないのだから。ただ、どのように若者バッシングがつくられるのか、その典型の1つの議論で、その仕組みがわかったことぐらいかなあ。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/07/17

普天間協議 滑走路1本も提案

 今日は、土曜日の早朝仕事からスタート。汗びっしょりで、風呂に入って、家事をたっぷりこなし、職場へ。今日は、一日インタビュー原稿の処理をはじめる。

 さて、ニュースをクリップ。

普天間協議 滑走路1本も提案(NHKニュース)

 沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題で、日米両政府はワシントンで専門家による協議を行い、日本側は、2本の滑走路を作る従来の計画に加え、滑走路を1本にする新たな案も提案しましたが、アメリカ側は明確な姿勢を示さず、今月下旬にあらためて協議することになりました。
 普天間基地の移設問題をめぐり、日米両政府は、ことし5月に合意した共同声明で、名護市のキャンプシュワブ辺野古崎地区に滑走路を建設するとしたうえで、具体的な立地や工法などは、来月末までに専門家による検討を終えるとしています。これを受けて、ワシントンで16日まで2日間にわたって専門家協議が行われ、日本側から外務・防衛両省の担当者が、また、アメリカ側から国務省と国防総省の担当者が出席しました。この中で、日本側は、V字型に2本の滑走路を建設するとしている従来の計画に加え、滑走路を1本にして沖合に数十メートルずらす案も選択肢にするとしたうえで、沖縄の理解を得るため、来月末の時点では立地場所などを1つに絞らず、複数の案を示すよう求めました。これに対し、アメリカ側は「検討する」と述べるにとどまり、明確な姿勢を示さなかったことから、両政府は今月下旬に東京であらためて協議することになりました。

 このニュースを聞いてかなり驚いた。ちょうど、守屋元防衛事務次官の本を読んでいる。全体の感想や、渡辺さんの本との読み比べなどは後日。ただ、この本には、V字案の合意過程が出てくる。「滑走路を1本にして沖合に数十メートルずらす案」って、だんだん、当時、とりざたされていた、浅瀬案に近づいてくる。沖縄の土建会社を取り込む作戦か? 当時は、実現不可能な、利権誘導の引き延ばし策と判断されていた。そこから見えてくるものは、何かしら、軍事的整合性などよりも、利権と政治的とりひきのうえに、議論がすすめられているということ。
 同時に、こうした利益誘導そのものが、この間、破たんしたということを学ばない議論がふたたび出てきているということか。
 さらに、辺野古をめぐって、政治の迷走は続くということなのだろうか。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010/07/16

宵山の京都を横目に

 今日は、仕事で京都へ。何か、そわそわした雰囲気は、今日は、実は宵山だったのですね。うーん、祇園祭の思い出。活動サボって、宵山に繰り出したのは数回? 学生時代に京都で知り合った相方とは、祇園祭は行ったことがないかも。べつの女の子らといったんだあ。お酒も飲んで、最後は下鴨神社を通って送っていったかな(笑い)。思い出、思い出。

 出張での取材もいろいろ考えさせられる。もっともっと勉強して、考えないとね。
 さて、明日から3日間で、その取材を原稿化。残念ながら休みはありません(苦笑)。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

在沖米海兵隊 広がる不要論 下院の重鎮「冷戦の遺物」

 コメントで紹介された琉球新報の記事をクリップしておきます。この下院議員の発言は、昨日、twitterで、沖縄問題に関心のあるジャーナリストで手で、かなり流れていました。もちろん、一方では、今日の産経の記事もあります。ただ、大事なことは、アメリカは決して一枚岩ではなく、沖縄の海兵隊不要という考え方も、大きなものであるという事実だと思います。

在沖米海兵隊 広がる不要論 下院の重鎮「冷戦の遺物」(琉球新報)

 在沖米海兵隊の不要論が最近、米国内で急速にわき上がっている。米民主党の重鎮で、政府に影響力を持つバーニー・フランク下院歳出委員長が「米国が世界の警察だという見解は冷戦の遺物であり、時代遅れだ。沖縄に海兵隊がいる必要はない」と公に訴えたことがきっかけだ。同氏らの意見が反響を呼び、メディアも大々的に取り上げている。背景にあるのは深刻な財政赤字。リーマン・ショック以降、不況で生活に苦しむ国民の不満が、膨大な軍事費に向き始めている。米軍の戦略見直しと財政再建の必要性が合わさり、海外駐留米軍の撤退を求める声は拡大する様相を見せている。
 ことの発端は今月6日。与党フランク氏と野党ロン・ポール氏の両下院議員が、米国の有力サイト「ハフィントン・ポスト」に寄せた論文だ。「なぜわれわれは軍事費を削減しなければならないのか」と題し、2010年度の軍事費6930億ドル(約61兆円)は歳出全体の42%にも上り、経済活動や国民生活を圧迫していると説明。米国が超大国として他国に関与することが、逆に反米感情を生み出している側面も指摘した。
 結論として「財政再建と雇用創出が国の最優先事項だ。度を越した軍事費問題に取り組まなければならない」と強調した。…

 この問題の議論は、けっしてあいまいにさせてはいけないと思うのです。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/07/15

参議院選挙後の情勢と構造改革をめぐって

Img00129201007151312 今日は、午前中は、病院に行ったり、写真家さんと打ち合わせしたりして、午後から、表題の渡辺治さんの講演を聞きに行った。内容は「前衛」8月号の論文「菅政権の登場と参議院選挙の意義」(現在でも必読文献です――笑い)に、参議院選挙の結果をどう見るとかという問題を加え、さらに、今後の課題をやや踏み込んで提起。いろいろ考えさせられる。

 職場に帰って、提稿作業をしたりして。仕事からいろんな人と選挙の結果については話をする。明確なこと―民主と自民の二大政党のゆきずまりや、政治意識の流動化、今後の政局の大連立の可能性などもふくめ、ことともに、難しい問題もある。なぜいわゆる「左翼」政党は伸びないのか? そこでいろいろ考えることもある。もっと、歴史的、構造的にみたいと思いながら…。

 明日は関西へ出張。電車大丈夫かな。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (1) | トラックバック (0)

菅さんって何をめざそうとしているの?

 何かね、菅内閣というのはどこにいくのだろうか?

国家戦略室の機能縮小、首相の「知恵袋」に(読売新聞)

 菅首相は昨年9月の鳩山内閣発足時に内閣官房に新設した国家戦略室の機能を縮小する方針を決めた。
 戦略室はこれまで、新成長戦略や財政運営戦略の経済・財政政策の策定や、省庁間をまたぐ課題の調整を担ってきたが、今後は首相に政策提言や情報提供を行う首相の「知恵袋」としての性格を強める。
 参院選の与党大敗で、戦略室を「局」に格上げする政治主導確立法案の成立が困難になったことも背景にあると見られる。
 首相はすでに、2011年度予算編成の概算要求基準(シーリング)の調整作業について、仙谷官房長官、野田財務相、民主党の玄葉政調会長の3人で行うよう指示しており、荒井国家戦略相を担当から外した。…

 民主党は、すっかり自民党と変わらなくなったという印象だけれども、このニュースなんて、民主党はこれまでの自民党政治の大本からの変革を、建前のうえでも完全に捨て去ったということを意味すると言っていいのかなあ。もうほとんど、民主党政権のめざすものが見えなくなっているなあ。

 現実には、自民党政治の弊害って、至る所にある。

下請けいじめ、153社に「指導」 09年度道内、4年連続増(北海道新聞)

 公正取引委員会北海道事務所は、下請け事業者に不公正な取引を強いることを禁ずる「下請代金支払遅延等防止法(下請法)」の2009年度の道内違反状況をまとめた。「指導」を受けた親事業者は08年度比5%増の153社と4年連続で増加し、景気低迷のしわ寄せが下請け事業者に及ぶ実態が浮かび上がった。 …

母子世帯の年収 8割が200万未満/青森県内(デイリー東北)

 青森県は14日、県内の一人親家庭などを対象に、2009年度行った実態調査の結果を公表した。母子世帯の年収は200万円未満が約8割を占め、03年度に実施した前回調査に比べて常勤雇用の割合が減少した。「生活費に困っている」とした割合は74・0%と前回を9・4ポイント上回り、不安定な経済情勢が家計を直撃している実情が明らかになった。 …

 こういう政治というものには、このままではきっとメスが入らない。

 しかも、政治とカネの問題もある。

小沢氏「不起訴不当」と議決 検察審査会、異なる結論(共同通信)

 民主党の小沢前幹事長を「不起訴不当」とする検察審査会の議決書を掲示する関係者=15日午後、東京・霞が関
 小沢一郎民主党前幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件のうち、2007年報告書分を審査していた東京第1検察審査会は15日、政治資金規正法違反の疑いで告発され、2月に不起訴となった小沢氏について「不起訴不当」とする議決を公表した。
 議決は8日付で、「上下関係からみて秘書が独断でなし得るとは考えられない」と指摘。04~05年分を審査した東京第5検察審査会が4月に出した「起訴相当」とは結論は異なるが、小沢氏のこれまでの説明に対する国民の強い不信が反映されたといえそうだ。…

 たぶん検察は、起訴するだけの証拠を握っていないのかな。となると、国会での政治責任の追及が最大の問題でしょう。でも、菅さんは、みそぎが済んだという。国民の声はどこにいくのだろうか。

 何となく、政治は当面、膠着状態? ものすごくつい詰まった感じだなあ。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/07/14

振興銀の木村前会長ら5人逮捕 金融庁の検査妨害容疑

 実務をしたり、インタビューの準備をしたりの一日。身体がだるいなあ。だんだん夏バテモードに入っていくのかなあ。

振興銀の木村前会長ら5人逮捕 金融庁の検査妨害容疑(共同通信)

 警視庁捜査2課は14日、業務用の電子メールを削除し金融庁の検査を妨害した疑いが強まったとして、銀行法違反(検査忌避)の疑いで日本振興銀行(東京都千代田区)の前会長木村剛容疑者(48)と社長西野達也容疑者(54)、元執行役関本信洋容疑者(38)ら計5人を逮捕した。警視庁によると、木村容疑者は容疑を否認。ほかの4人は認めている。
 振興銀の検査忌避問題は、元金融庁顧問で、小泉政権時代に竹中平蔵元金融担当相のブレーンだった木村容疑者が刑事責任を問われる事態へと発展。捜査2課は、木村容疑者の指示で組織的にメールが削除されたとみている。…

 構造改革は、金融ビッグバンが先導したと言える。郵政改革などがその最たるもの。でも、金融経済というのは、しょせんカジノ経済であり、ばくちである。ばくちは、必ず詐欺や不正とのなりあわせ。それはホリエモンを見ても、LTCMを見てもそう。木村氏は、竹中氏のブレーンであり、小泉改革の中心的スタッフだった。竹中さんは、木村氏のとはそんなに親しくないと言っているそうだけれども(笑い)。構造改革とは何だったのかがよくわかる。
 しかし、いまでも、その構造改革を追い求める政治勢力がいる。話題の政党もそう、政権の中心部分もそう。
 よく考えるべき事件だと思うけどね。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

夏がいよいよやってきた

Img00127201007141019Img00128201007141019_2 東京は梅雨の晴れ間です。今日は青空が見えました。わが家のベランダでも、朝顔とミニひまわりが咲き始め、いよいよ夏がきたという雰囲気です。
 集中豪雨が心配ですね。被害にあわれた方には、お見舞い申し上げます。
 自然からの復讐をおもわせるような不安定な気候。そのことを、見ながら、それでも夏がやっているのですね。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

菅首相辞任「必要ない」73% 朝日新聞世論調査

 今日の朝日の世論調査がとってもおもしろかった。

菅首相辞任「必要ない」73% 朝日新聞世論調査(朝日新聞)

 参院選の結果を受けて朝日新聞社が12、13日に実施した全国世論調査(電話)によると、民主党が44議席と敗北した結果を「よかった」とする意見が48%で、「よくなかった」の30%を上回った。一方で、消費増税の議論を「進めた方がよい」とする人は63%と「進めない方がよい」29%を大きく上回り、大勢は議論の必要性を認めていることがわかった。……


 
 より詳しい結果がこれ。

 菅内閣は支持しない。今後も民主党を中心にした政権が続いた方がよいとは思はない。といいながら、いまの自民党は政権を任せてもよい政党だとは思わない。菅首相は、参議院選挙の結果の責任をとって、首相を辞任する必要はない。……。消費税についても、消費税の引き上げに反対。だが、今回の選挙で投票先を決めるとき、菅首相の消費税をめぐる発言や対応を重視しなかった。消費税引き上げの議論は進めた方がよい。これらが、多数を占めている。つまり、いまの世論は揺れ、そして迷っている。新しい政治にむけて、回答が見つからず、行く先を探している。そういう意味では、新党も、その過渡的な揺れのなかでの、一つの過程か。

 ある講演で、神戸大の浦部先生が、選挙制度について問題はあるが、そのことを含め政治を最終的に決めるのは国民だと言っていた。なるほどと思った。その国民がいま、どう迷っているのか。何をともに考えあい、議論することが必要なのか。新しい政治への次の一歩はそこに答えがあるということか。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/07/13

参院選挙後政局の主役は公明党?

 いや、こんな記事を見ると、正直、とってもいやな気分になる。

衆院選は民主305議席? 衆院選シミュレーション(共同通信)

 民主党44議席に対し、自民党が51議席となった今回の参院選の各党比例代表得票を基に共同通信社は12日、衆院選獲得議席を試算した。参院選比例代表では自民党12に対し民主党が16と優位に立ったことが反映。民主党大敗という今回の参院選結果とは逆に、民主党が衆院定数480のうち305議席を占める結果となった。
 ただ衆院小選挙区で自民、公明両党が完全に選挙協力した場合、一転して自公が307議席を獲得し、与野党が再逆転する。自公選挙協力がなければ、民主党は衆院300小選挙区中237を制する。
 自民党は小選挙区54、比例51の計105議席にとどまり、公明党は小選挙区ゼロ、比例26となる試算だ。逆に自公が完全協力した前提で試算すると「自公連合」は小選挙区230、比例77の計307議席。民主党は小選挙区67、比例68の計135議席しか獲得できない。…

 政党の数あわせが問題になったときに、不気味に公明党の存在が重くなる。正直言って、この政党が節操があるとは思えないだけに、よけいに。
 公明党は、どんなたちまわりをするのか? 9月の総裁選に向けた民主党政局とも大きくかかわる。当面は、部分連合なのだろうけれども、中間項があれば、流れは変わるのかなあ?

 日本の政治は、構想力が見えてこないなあ。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

空襲被災者、全国組織結成へ 救済法の制定求め

空襲被災者、全国組織結成へ 救済法の制定求め(朝日新聞)

 太平洋戦争末期の本土空襲で障害を負ったり、肉親を失ったりしながら、国の援護がない空襲被害者が、終戦から65年となる8月、救済法の制定を求める初の全国組織「全国空襲被害者連絡協議会」(仮称)を発足させる。昨年末、東京大空襲訴訟で損害賠償請求を棄却した東京地裁が、立法を通じて解決すべきだと求めたのを受け、同訴訟と大阪空襲訴訟の原告団が中心となって検討してきた。
 東京大空襲訴訟原告団によると、参加するのは東京、大阪、名古屋の各大空襲の被害者らのほか、青森、前橋、静岡、佐世保(長崎県)各市など東北から九州まで約10都市の遺族会や空襲を記録する会など二十数団体。日本原水爆被害者団体協議会や民主、社民、共産などの国会議員有志も支援を表明している。13日に東京で準備会を開いた。8月14日、東京都台東区で結成集会を開催する。 …

 いうまでもなく、旧軍人・軍属とその遺族には恩給や、「戦傷病者戦没者遺族等援護法」に基づく年金などが支出されてきたのに比して、一般の戦争被害者に対して国は「戦争で受けた損害を国民は等しく受忍(我慢)しなければならない」として、援護措置は一切なかった。命を軽んじるということが、戦争中も戦後もくり返されてきた。そのことについて東京大空襲訴訟で昨年12月、請求を棄却しつつ、「戦争被害者救済は立法を通じて解決すべきだ」という判決を下した。
 その法制化をめざす運動が全国化する。

 もちろん、被害と加害という面は、同一線上にあるのではない。だけれど、日本の被害そのものを顧みらなかったことが、日本のなかで、加害に正面から向き合う、命を軽んじたという問題に対して、きっちりした認識を形成するうえでの大きな障害になってきたことは事実だと思う。そういう意味で、加害認識にとっても、大きな課題なのである。だからこそ、この運動は、中国への空襲裁判などとも連帯する。注目し、連帯したいたたかいである。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

中教審:小中35人学級へ 教育現場は歓迎 現状、地域格差大きく

 中教審が35人学級を提言する。どうも、30人学級だったら、施設整備が必要になるが、35人なら教員増だけですむという判断だそうだ。

中教審:小中35人学級へ 教育現場は歓迎 現状、地域格差大きく<検証>(毎日新聞)

 中央教育審議会の分科会が公立小中学校の学級規模を40人から引き下げるよう求める提言案をまとめた。いじめや不登校などへの対応や増え続ける事務仕事に追われる学校現場からは「きめ細かい教育ができるようになる」と期待の声が上がる。課題は国の厳しい財政状況で財源をどう確保するか。参院選の大敗で民主党政権は厳しい国会運営を強いられることが必至。実現には曲折も予想される。
 …01年度以降、都道府県の判断で40人を下回る学級編成も可能になった。全国に先駆けて02年度に小・中学校の1年生で30人学級を始め、翌年、小学2年に拡大した福島県は、05年度から他の学年でも「30人程度学級」(33人を目安)を実現。今年度からは東京都が小学1年と中学1年だけとはいえ、39人以下の学級編成を認めたことで、47都道府県すべてに拡大した。文部科学省の調査では36人以上の学級で学ぶ小学生は全体の2割にも満たない。
 ただ、国の基準より手厚い学級編成をする場合の人件費は地方の負担になる。このため、都道府県別に見れば取り組みには大きな幅がある。小学校の場合、ほぼ100%で35人学級を実現している福島県(99・8%)と、最低の静岡県(68・4%)との差は30ポイント以上。中学校は100%の福井県から38%の沖縄県まで、小学校以上に地域格差が大きいのが実態だ。
 諸外国と比べても少人数教育は遅れている。経済協力開発機構(OECD)調査では、07年の日本の小学校の1学級当たり児童数は28・1人で、韓国、チリに次いで31カ国中3番目に多い。…
 …35人学級実現に向けた最大のハードルが財源だ。今ただちに全国の公立小中学校を35人学級にすると、新たに4万5000人の教員と、その人件費として年間約3000億円が必要になるという試算がある。この日の提言案も「恒久的な財源確保の理解も得られるよう努める必要がある」と言及。中教審が財源に踏み込んだ提言をするのは異例だ。…

 どうも、中教審では、鈴木寛副大臣は、財政確保の困難ばかりをのべたそうだ。選挙の敗北は、3000億円の捻出も難しいというわけか。では、他党はどうか。みんなの党は、アジェンダでは、「教員の量と質の充実」をうたっている。公明党も「少人数学級」をうたっている。いずれも、具体的ではないが。同時に、どうしても、財源が問題になる。そのときに、聖域にメスをいれない、そして消費税を当面封印した? この政党はどういうのか。
 35人といえども30人学級の一歩だ。それが、いま岐路にたたされている。大きな声をあげるときではないか。

 中教審分科会の報告案はこれ。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/07/12

地元合意ない辺野古移設は無理 島尻安伊子氏が当選者インタビュー

 ワールドカップも終わりました。選挙と重なったのが恨めしい。
 でも、スペインとオランダの決勝で、スペインの優勝。なんかうれしい。フェルナンド・トーレスはフェルナンド・トーレスだった。パウル君もすごかったけど(笑い)。

 さて、選挙では、完全の争点からはずされてしまった、沖縄の問題。でも沖縄の意思はここまではっきりしていたという話。

地元合意ない辺野古移設は無理 島尻安伊子氏が当選者インタビュー(沖縄タイムズ)

 参院選沖縄選挙区で再選を果たした自民党公認の島尻安伊子氏45=公明県本支持=は一夜明けた12日午前、沖縄タイムス社の当選者インタビューに応じ、米軍普天間飛行場の移設問題への対応について「名護市長選挙で、民意は示された。地元合意のない辺野古(移設)は無理。沖縄の民意として基地のない平和な沖縄は大前提で、その原点に立ち返った」と強調した。…

 敗北で政権は謙虚さを強調する。では、たたかいを避けた沖縄の声をどううけとめるのか? 政権は沖縄の声に向き合うべきである。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (2) | トラックバック (0)

参議院選挙の結果を見ながら――自民党は勝利したのか

 少し、詳しい選挙結果の数が明らかになりはじめた。少し、冷静になって、その数字を見てみる。

 民主党の激減というのが大きな特徴。やっぱり菅さんは有権者を甘く見た。その国民の審判と言うものはやっぱり大きいと思う。

 自民党の勝利と報道されているけれども、必ずしもそれはあたっていない。比例の票を見ても、民主党より420万票も少ないし、前回の参議院選挙よりも得票数も得票率も減らせいている。選挙区のほうを見ても、民主党より340万票少ないし、前回選挙と比べても微増にすぎない。結局、小選挙区効果が出ていること、投票率が低かったことで、公明党との選挙協力が効果をもったということなのだろうと思う。自民党の勝利は、そういうごまかしにすぎないとも言える。

 もう1つ注目していいのが、民主党と自民党の得票の合計が激減していることだ。これまでは、ずっとこの2党の得票合計がほぼ7割だった。それが今回の選挙では、55%に過ぎない。ここには、明らかに2大政党制の破綻という新しい特徴がある。自民党政治への審判、そして、民主党政権の迷走は、この2大政党への不信というものをつくりだしたのだと思う。
 ただ、もちろん、その票の多くはみんなの党へ向かった。みんなの党の政策は、自民党や民主党のそれと大きくは変わるわけではない。そういう意味では、2大政党の枠の中にいるということであることは事実だ。ただ、2大政党がゆきずまり、有権者の選択は、その枠を超えた。それが、実態的に2大政党の政策のわくのなかにとどまっているのは、新党結成の思惑が、2大政党の再編にあることを示しているということもできるのだけれど、この選択は、どちらかというとかなり消極的な(少なくとも熱狂的なものではない)選択であっただけに、今後、離れたという方向がどのように向いていくのかは大いに注目してもいいのではないだろうか。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/07/11

新しい政治の行方は?

 うーん。選挙結果は、どうなのでしょうか。
 思ったより、自民党へのゆりもどしが大きい? 民主党の「敗北」は、やはり、消費税が大きかったのはいうまでもないと思う。もともと、鳩山内閣の迷走があるわけで、菅内閣のV字改革が長くつづかなかったのは、そういう民主党へ裏切られ感覚がある。ただよく見てみると、比例区など必ずしも、自民党が票をとっているわけではない。結局、地方などで、大きく自民党が崩れなかったということか。ここには、自民党と民主党のあいだの政策的な違いが見えにくくなって、そのぶん、選択肢が狭まって、自民党の崩れが小さくなったということなのだろうなあ。

 そういう選択肢の狭さをつきやぶるような、政治的な議論が大事なのだろうなあ。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010/07/10

政治家の言葉で考えたいこと

 いよいよ明日は、投票日である。うーんでもねえ。政治家の言葉の重みってことをつくずく考えさせられてしまう。政党のテレビCMなどを見ていても、自分たちのやってきた政治ということにたいして、何の反省もなく、言葉を連ねる。
 そう言えば、菅さんは、こんなことを言っている。

政治とカネ・普天間、首相「心配かけたがそれもクリア」(朝日新聞)

 菅直人首相は10日午前、福井県坂井市の街頭演説で「政治とカネとか普天間(飛行場移設)のことで少し心配をおかけしたがそれもクリアをして、いよいよこれから時計の針を進めようという時の選挙だ」と述べた。政権の出直し感を強調したかったようだが、両問題は「解決した」とは言い切れない状況だ。
 政治とカネ問題は依然として野党側が追及の構えをみせ、普天間問題は8月末の移転先工法などの決定を控えて地元から合意を取り付ける見通しは立っていない。
 また、首相は自身の消費税発言を巡る報道について「財政破綻(はたん)に陥らないため税制について議論する必要があると言った。そうしたら翌日の新聞が『菅直人が明日から消費税を上げるんじゃないか』と書いた」と釈明。…

 政治とカネで何が解決したというのか? 民意をきりすてる比例定数の削減はいうけれど、政党助成金では身を切らない。普天間問題でも、何も語らない。ただ、日米同盟だというだけ。何よりも沖縄選挙区に候補者を立てず、沖縄県民の意見を表明するすべを奪うまでする。
 消費税だってそうだ。大企業減税とセットという批判にはまともにこたえない。次の総選挙までは上げないというが、上げる方向に踏み出さないとは言わない。社会保障については具体策は何ものべない。後期高齢者医療制度や障害者自立支援法の廃止を先のばしたことには口をつぐむ。具体策があるのは、消費税を上げる方向にすすむこと、大企業に減税をすること、辺野古に基地を押しつけること、そして民意を切り捨てること。それで日本を洗濯って。言っときますけど、そのことについて、元与党や、新党なるものは何も意義をとなえない。
 そんなことは絶対に許せないでしょう。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010/07/09

伊、記者ストで報道のない一日 盗聴規制に抗議

 うーん、ちょっと考えさせられるほど、すごいニュース

伊、記者ストで報道のない一日 盗聴規制に抗議(共同通信)

 イタリアの新聞、放送、通信などの記者でつくるジャーナリスト組合連合は、捜査当局による盗聴内容を報じた記者らに刑罰を科す法案成立をベルルスコーニ政権が進めていることに抗議し、一斉にストを実施。同国は9日、一部を除いて終日ニュースが報じられない異常事態となった。
 政権側は、イタリアでは盗聴が野放図に行われ、盗聴内容漏えいによる深刻なプライバシー侵害が起きていると主張。一方、組合や野党は、盗聴に基づく報道は政権の汚職追及の有力な武器だとして、「法案の真の狙いは政権への追及封じ」と反発している。…

 盗聴がいいかどうかは別として、政権批判の調査報道を封じるということをたてに、ストをして、報道のない日をつくってしまうなんて…。

 日本のメディアはどうかな。選挙で、ほんとに争点をどこまでうきぼりにしたのかなあ。そこで、問題をほろさげるような報道をしたかなあ。ああ。

 明後日は、ちゃんとした選択がなされてほしいものだ。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

耳をすませば

0002470540_l ジブリの映画のなかで、この映画は好きな作品。監督の近藤さんが若くしてなくなったのがほんとに残念。彼のやった仕事を見ると、高畑、宮崎両氏が、どれだけその才能を買っていたのかはよくわかる。

 主人公は中三。こんな物語を見ると、なぜ、この多感な時期に、いろいろな試行錯誤をへて、進路を学んでいくという教育がなされないのかを考えさせられる。いまの高校入試をめぐる状況や、中学・高校のありようが、その時期に必要なありようかたあまりにも遠く離れてしまったことを、とにかく考えさせられてしまう…。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010/07/08

文科省SOS 運営費交付金など削減なら「阪大・九大消滅も」

 昨日から、いろいろなところで話題になっているニュースでもある。

文科省SOS 運営費交付金など削減なら「阪大・九大消滅も」 (産経新聞)

 参院選後に始まる平成23年度予算の概算要求で、文部科学省が大学の日常的な教育研究を支える「国立大学法人運営費交付金」などについて削減対象から外すよう要求していく方針を固めたことが7日、分かった。菅内閣が6月に閣議決定した「財政運営戦略」に基づき、省内で試算した結果、同交付金の削減額は約927億円。これを実行した場合、大学破綻(はたん)によるわが国の知的基盤の喪失や研究機能の停止といった深刻な結果を招く危険性が高いことから、文科省は「削減は到底困難」としている。
 6月22日に閣議決定された「財政運営戦略」の「中期財政フレーム」では23年度から3年間「基礎的財政収支対象経費」は前年度を上回らない方針が示された。文科省では年額1兆3千億円で伸びる社会保障関係経費を踏まえると、その他の一般歳出は年率8%の削減を余儀なくされると試算。これを機械的に国立大学法人運営費交付金にあてはめた場合、削減額は約927億円に上る。22年度までの7年間で達成した同交付金の削減額830億円を上回る法外な額だ。……

 実は、国大協が会長名で、この試算にもとづいた交付金削減反対の運動をおこすようにという訴えがだされたようだ。その資料は、東京大学職員組合のHPにのっている
 京大では、総長が、全教職員に対してメールで訴えを出したとも言う。こういう運動の提起が、文部科学省や国大協から発信されるということが、事態の深刻さを物語ってはいるのだけれども。
 同時に、それが学生に向けてなかなか発信されないのが、不思議でもある。もっと、大学の構成員として、学生を主体として扱う必要がある。それが、大学のあり方を、あるべき方向に向かわせてくれるようにも思うのだけれども。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

落語の中に世界が“みえた”-桂福点さん修行の日々-

 前にも書いたと思うけれども、この人の話は、福点になる前、音福亭MAKAと名乗っていたころに一度聞いたことがある。全盲の落語家。その舞台までを福祉ネットワークという番組が追っていた。

 去年9月、桂福團治一門の正式な弟子として認められ、名門「桂」の名を許された桂福点さん、42歳。
幼いころから人を笑わせることが好きで、先天性緑内障で高校生の時、視力を失ってからは見えなくても楽しめる落語の世界にひかれ、29歳のとき、桂福團治さんの下に入門。
番組では2月26日に行われた一門の公演にむけてけいこにはげむ落語家・桂福点さんと師匠・桂福團治さんの日々を追った。

 高校生のとき、失明し、そして話の芸術にめざめたということである。しかし、目が見えないために、わからないことがある。一つのしぐさも、見えていたころの経験に基づいて想像する。そういう壁を乗り越えながら、一つひとつ、芸を磨いていく。人は一人で生きていく、そして、支えられて生きていく。その両方の意味が大切なことは、彼や、彼の師匠の姿から見てとれる。見ているものに背筋をピンとのばさせてくれる。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/07/07

“記録せよ 記憶せよ”~井上ひさしの言葉~

 井上ひさしさんの作品には、いうまでもなく強い政治的メッセージがある。それを現代のプロレタリア文学の後継者という人もいる。今日のクローズアップ現代は、井上さんの言葉だった。

Photo29111 戦後に大きな足跡を残した劇作家の井上ひさしさんが亡くなって3ヶ月。7月1日、井上さんをしのぶ1200人が集まって都内で大規模なお別れの会が開かれた。ユーモアとペーソスあふれる数多くの小説や戯曲、エッセーを世に送り出した井上さん。そのテーマは多岐にわたるが、中でも多くの人びとの心に刻まれているのは笑いの中にくるみこんだ「戦争」への怒りと、「生きる」ことへの強いメッセージである。生前、井上さんが“壁”と呼び、最も深い信頼をよせ、創作活動のキャッチボールを繰り返してきた二人の人物、演出家の栗山民也さんと編集者の高橋至さん。井上さんが「戦争」をテーマに描いたほとんどの戯曲で演出を担当した栗山さんと、井上さんの人間賛歌の代表的セリフ、「きらめく星座」の中の感動的なセリフが生まれるきっかけを作った高橋さん。井上さんを最も知る二人がロングインタビューに応じ、語られざるエピソードや、書簡やファックスでのやりとりを公開。井上さんが遺したメッセージを探る。

 いま、『一週間』を読んでいる。かみしめながら、心して読みたい。たぶん、うちの押し入れのなかには何冊も井上さんの本が眠っているだろうな、若い頃読んだやつ。でも、当面、この間の、戦争を主題とした作品をこの夏は読んでみたいなあ、などと考えているところ。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

岸首相、安保改定交渉で懸念表明 「朝鮮、台湾の巻き添え困る」

 外務省が、「沖縄返還交渉」及び「日米安全保障条約改定交渉」関係の外交記録公開をおこなった。その内容はこれである。

 そのことについて、こんな報道もある。

岸首相、安保改定交渉で懸念表明 「朝鮮、台湾の巻き添え困る」(共同通信)

 日米安全保障条約の改定を実現した岸信介首相が1958年10月に始まった改定交渉の初期段階で、外務省首脳に対し「朝鮮、台湾の巻き添えになるのは困る」と懸念を表明、在日米軍基地からの補給活動が「無条件」に行われることにも難色を示していたことが7日公開の外交文書から判明した。

 ここからは、日本の外交のいろいろな側面(それは決してすべてではないのだろうけれども)や、その問題が抱える矛盾というものも見えてくるのだと思う。

 たとえば、今回のグアム移転の見直し交渉などもそうだろう。実働部隊を移す方向での見直しなのだから、結局、交渉の裏側からは、鳩山さんの言う「抑止力」というものの虚構が見えてくるではないか。いろいろなやりとりの根底に、本音というものが見えてくるのだと思う。

 そんな思いで、今日、守屋元次官が書いた『「普天間」交渉秘録』なども、さっそく買ってきた。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

就職留年7万9000人…読売調査推計

 昨日のニュースをクリップ。大事な調査でもある。

就職留年7万9000人…読売調査推計(読売新聞)

大卒予定7人に1人…「新卒」として再就活
 卒業年限を迎えながら留年する学生が全国の大学で少なくとも7万9000人いると推計されることが、読売新聞の「大学の実力」調査で明らかになった。
 根強い企業の「新卒一括採用」を背景に、就職が決まらず翌年に再び「新卒」として就職活動(就活)に臨む学生が急増している。卒業予定者数は約56万8000人で、7人に1人は留年している計算になり、就職戦線のさらなる激化を招いている。就職留年の実態が具体的に明らかになったのは初めて。
 「大学の実力」調査は、全国の国公私立4年制大学(通信制などを除く)735校を対象に2年前から実施。3回目の今年は、大学の就職支援の取り組みを中心に卒業者数や就職者数など約50項目を尋ね、約80%の589校が回答した。その中で、卒業年次に在籍する卒業予定者と、実際の卒業者との差が、2009年度は約7万9000人に上ることが判明。この差について主な20大学で追跡調査した。
 この結果、〈1〉退学・留学・死亡など留年以外の理由がほとんどない〈2〉細かい実態は不明だが、留年者のほとんどは就職活動の不調が理由と見られる〈3〉成績不良による留年は3年次までに集中し、卒業年次では例外的――などの回答が得られ、約7万9000人のほぼすべてが就職留年者である可能性が極めて高いことが分かった。「大学の実力」調査の回答率(8割)から単純計算すると、就職留年者の総数は約10万人に上る可能性もある。……

 ボクの子どもも2人めの就職が数年後に控えている。一人目は、かなり厳しい条件のなかで働いている。なぜ、これだけ、働き口が少なくなってしまったのか。働く人のことを考えない、雇用を補足することで、儲けを確保する社会に、いつから、どのようにいたってしまったのか。
 一方で、留年はものすごい負担であろう。学費ということだけで、くらくらしてしまう。その点でもかかている困難の大きさにビビってしまう。
 「大学の実力」調査なんて、かなり脳天気な調査だけれど、そこから、いまの学生の置かれた状況に驚いてしまう。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010/07/06

使わない水に59億円 長良川河口堰の維持管理費

 いやあ、お金はそれでも使われ続けているわけかあ。あれだけ、問題になったことの結末が、最大のムダ。これが日本の政治ってわけかあ。そして、だれもまともに反省しない…。

使わない水に59億円 長良川河口堰の維持管理費(中日新聞)

 6日で本格運用から15年を迎える長良川河口堰(ぜき)(三重県桑名市)の昨年度までの維持管理費が187億円に上ることが、水資源機構中部支社(名古屋市)などへの取材で分かった。このうち愛知、三重両県は工業用水、名古屋市は水道用水の管理費として計59億円を支払ったが、一滴も使われていない。老朽化した設備の更新期を迎え、経費はさらにかさむ見通しだ。
 同支社によると、維持管理費は毎日の堰の操作や点検、補修費、管理所の職員の人件費など。昨年度まで毎年9億8千万~15億6千万円(平均12億5千万円)が使われ、本年度も10億円の予算がついている。
 河口堰には治水と利水の機能があり、治水分の維持管理費は国と愛知、岐阜、三重の3県が負担。利水分の維持管理費は利用者負担となり、水道用水分を愛知、三重両県と名古屋市が、工業用水分を愛知、三重両県が負担している。
 しかし、新たに使えるようになった水量(最大毎秒22・5立方メートル)のうち、実際に水が使われているのは愛知、三重両県の水道用水の計3・6立方メートルだけ。水余りで、愛知と三重の工業用水と名古屋市の水道用水は取水口や導水路もなく、15年間、一滴も使われないままになっている。
 それでも堰運用後、工業用水の維持管理費に愛知県は15億3千万円、三重県は33億5千万円を負担。名古屋市も水道用水用に10億4千万円を支払ってきた。
 数年前からは設備の更新が本格化。昨年、ゲートを操作するメーンコンピューターを3億5千万円で入れ替えることを決めた。今後5年間で11億円程度の消耗品の更新を計画。その後、モーターなど高額な電気設備が更新期を迎える。…

 ちなみに市民運動から、毎回の選挙で、この長良川河口堰の問題についてのアンケートが出されている。民主党はこれまでずっと水門を開放するなどの回答していたそうだけれど、政権についた今回は回答がないそうである。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

嘉手納 騒音増4241回 先月屋良地区 外来機の飛来影響 町長「悪臭際立つ」

 今日は職場で、実務。そして、インタビューの起こし作業。そして、メールのやりとりをまたまた何人かと。多面的に、いろいろ考えながら仕事をしなければいけないですね。

嘉手納 騒音増4241回 先月屋良地区 外来機の飛来影響 町長「悪臭際立つ」(沖縄タイムス)

 外来機の相次ぐ飛来などで、米空軍嘉手納基地から発生する騒音が増加している。滑走路に近い屋良地区では6月、人が不快に感じる70デシベル以上の騒音が、4241回発生。平均して1日当たり140回以上記録している計算で、200回を超えた日も5日あった。嘉手納町に寄せられた苦情は6月、27件に上り、5月の14件の約2倍に。町民は「我慢できない」と窮状を訴えている。
 嘉手納町議会は6日、臨時会を開き、米軍普天間飛行場の移設先を名護市辺野古とした日米合意の撤回を求める抗議決議と意見書を提案。日米合意では、嘉手納の負担軽減も盛り込まれているが、「外来機の飛来・訓練が大きな被害を与えている」として、これに抗議する文言も盛り込まれる予定だ。
 嘉手納基地には5月から6月中旬にかけて、FA18ホーネット戦闘攻撃機やAV8Bハリアー垂直離着陸攻撃機が駐留したほか、6月下旬から8月上旬まで別のFA18も展開。6月からは約4カ月の予定で、ステルス戦闘機F22Aラプターも一時配備されている。
 所属機のF15戦闘機とともに連日離着陸を繰り返し、騒音は6月、5月の3292回から900回以上増え4241回に。米アラスカ・アイルセン空軍基地のF16戦闘機が駐留していた3月には4627回を記録し、月間の発生回数としては2005年以降最多となった。…

 いくら沖縄の負担軽減などと言っても、その実態はこうなのである。アメリカの軍事を優先する。アメリカのやりたい放題を容認する姿勢、そのための基地の問題に正面から向き合わないと問題は解決しない。そんな問題を、政治はなぜ横に置くのだろうか。
 そうか、騒音と共に、悪臭か。心が痛くなる。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

校門圧死事件20年 神戸高塚高校前で追悼集会

 そうか、もう20年になるのか。記憶が前後して、もうごちゃごちゃになっているけれど。衝撃をうけた事件。学校の教育活動が生徒を殺した…。

校門圧死事件20年 神戸高塚高校前で追悼集会(神戸新聞)

 1990年7月、神戸市西区の兵庫県立神戸高塚高校で、教諭が閉めた鉄製門扉に登校してきた女子生徒が頭を挟まれ、死亡した事件は6日、丸20年となった。校門前では市民グループによる追悼集会が開かれ、当時の生徒や保護者ら約25人が校門のそばに献花、黙とうをささげた。「無念を忘れず、語り続けたい」「今後も学校をしっかり見続ける」。冥福を祈り、誓いを新たにした。
 1年生だった石田僚子さん=当時(15)=が、午前8時半のチャイムと同時に閉められた鉄製門扉に頭部を挟まれた。登校指導で門扉を閉めた男性教諭は、校門を通る生徒の様子を確認しなかったなどとして業務上過失致死罪で執行猶予付き有罪判決を受けた。事件の背景として「管理教育」が挙げられ、生徒指導の在り方などが議論された。…

 当時、「管理主義」とよばれていた。ずいぶん、高校の様子はかつてとかわったような感じである。でも、一方で、子どもの声は尊重されるようになったのか? 子どもが安心できる学校になっているのか。かつてとは違う、より子どもたちを覆う重苦しいものが学校にあるような気がする。それは、なぜなのか。もっともっと考えないといけないとは思うけれども。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/07/05

なだしお事故二十三回忌慰霊祭、遺族「悲しみはいくら時間がたっても消えることはない」/横須賀

 そうかもう22年になるのか。衝撃的だった、なだしお事件。

なだしお事故二十三回忌慰霊祭、遺族「悲しみはいくら時間がたっても消えることはない」/横須賀(神奈川新聞)

 1988年7月23日、横須賀港沖で海上自衛隊の潜水艦「なだしお」と衝突、沈没した遊漁船「第1富士丸」の犠牲者30人の慰霊祭が4日、海自観音崎警備所(横須賀市鴨居)敷地内の慰霊碑前で開かれた。二十三回忌の今年は、10年ぶりに事故現場で洋上慰霊祭も行った。
 事故の遺族でつくる「二三会」が毎年実施しており、今年は17人の遺族87人が参列した。洋上での慰霊は十三回忌などの節目に行ってきたが、遺族の高齢化などを理由に今回で最後になる予定という。…

 海上自衛隊の潜水艦「なだしお」が遊漁船「第一富士丸」に衝突し、第一富士丸が沈没し30名が死亡した事件。2年前に「あたご」事件が起きたとき、もう一度、海難審判などを取材した本を2冊ぐらい読んだ。結局、20年間で、何が変わり、何が変わらなかったのか。軍事を、民主国家がどうコントロールするのか、そんな重い課題を突きつけ続けている。日本は、まだ、軍事が優先される社会。もちろんその根底には米軍優先という社会があるのだろうけれど。それは米兵の事故や事件が示している。そういう国家構造については、もっと目を向けるべきなのだろうなあ。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

最低限の生活に必要な費用は都市の規模によって違うの。

 今日は、出張です。本職の仕事のほうは、8月、9月に向かっていますから、昨日との落差に思いっきり、頭を切り換えながら、といいつつ、新幹線のなかは爆睡ですけど。やはり、暑いのは体力を消耗させています。

 さて、ニュースをクリップ。おもしろい記事です(東海林さんですけど)。

働くナビ:最低限の生活に必要な費用は都市の規模によって違うの。(毎日新聞)

◇生活費、地域差なし 全労連調査「最低賃金も全国一律に」
◇住居費高い首都圏/自家用車欠かせぬ地方

 生活するのに最低限必要なお金は首都圏も地方都市も大差はない--。労働組合の全国組織の全労連が3年がかりで行った最低生計費の試算結果から、そんな実態が浮かんだ。10年度の最低賃金を検討する中央最低賃金審議会の審議も始まっているが、地域によって大きな差のある最低賃金のあり方に一石を投じる調査結果となりそうだ。
 …全労連は最低限の生活に必要な費用を調査することにした。08年に東京や埼玉など首都圏で、09年に岩手や山形など東北6県で、今年は静岡県で調査を実施。大都市圏、中堅都市、地方都市のデータがそろった。
 …調査の結果、中堅都市の静岡市在住の25歳独身男性の最低生計費は月額23万5757円(税、社会保険料込み)となった。1DKのアパートで通勤用の中古車を所有。冷蔵庫やエアコン、テレビ、携帯ゲーム機などを持ち、主に自炊して食費は月3万8695円、小遣いは月6000円。生計費を時給に換算すると1356円で、同県の最低賃金713円と大きな隔たりがあった。
 この数字を首都圏(さいたま市)や地方都市(岩手県北上市)と同じモデルで比較すると、税抜きで中堅都市が真ん中になり首都圏と地方都市の開きも月2588円しかない。首都圏の住居費は高いが、地方は移動に自家用車が欠かせず、交通・通信費が首都圏より高くなっている。食費や光熱費は各地域で一長一短があり、総合すると最低生計費に大きな差は出なかった。
 静岡県のケースでは、最低賃金を1356円に上げた場合の経済波及効果を総務省の調査などを使い試算。需要増加は約3960億円で3万5767人の雇用誘発につながるとした。
 全労連の伊藤圭一幹事は「三つの違う規模の都市間で最低生計費がほぼ同じことが分かり、全国一律の最低賃金が必要であることが明確になった」と分析。最賃について「地方で大幅な引き上げは厳しいかもしれないが、最初に引き上げる時に中小などへ厚い支援をすれば、その後は経済波及効果の影響で経済は活性化される」との見方を示した。…

 詳しいデータはどこに発表されるのでしょうか。ちょっと、なるほどっていう調査です。全国最低賃金の裏づけと、その経済効果は注目していいと思います。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/07/04

米、グアム移転費の増額要求 ゲーツ国防長官が書簡

 今日は、地域の仕事。暑かったですね。そこで一句、twitterでつぶやいたけど反応なかったなあ。

米、グアム移転費の増額要求 ゲーツ国防長官が書簡(共同通信)

 ゲーツ米国防長官が在日米軍再編の柱となる在沖縄米海兵隊のグアム移転をめぐり、日本側に経費負担の増額を要求する書簡を先月中旬に送ってきたことが分かった。複数の日米外交筋が3日、明らかにした。米側は電力や上下水道など移転に伴うインフラ整備の経費が当初の予想を上回るためとしており、少なくとも数百億円規模の上積みを想定しているとみられる。日本側は慎重な構えで、参院選後に回答する方針だ。…

 何かぼったくり。先日も、グアム移転の内容を変更するという発言があったばかり。そして、今度は、カネをもっとよこせって。それに強く、日本政府はダメだって言わないわけで。それで国民は増税って…。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/07/03

幻想の抑止力―沖縄に海兵隊はいらない

 短い本です。

0372 鳩山首相の辞任までつながった「抑止力」。マスコミでは日常用語のように使われるが、誰がその内実を正確に知っているのか。本書はまず、国際政治において、「抑止力」概念が生まれた経緯を分析する。そして、「抑え、止める」という言葉と裏腹に、戦争を生み出した過去の事例を検証する。次に、海兵隊の実態と歴史である。なぜ「殴り込み部隊」と言われるのか戦争でどんな役割を果たすのかを紹介する。その上で、沖縄に海兵隊をおくことが、「抑え、止める」のでなく、戦争を誘発しかねないことをたんねんに分析する。いま、日本とアジアの平和を考える格好の書。

 沖縄には海兵隊はいらない。その立場で、いまの普天間問題の解決を提起する。こういう思いはボクも筆者と同じだ。そして、この抑止力という言葉自体、定義がはっきりしているわけではない。その問題についての、正面からの議論も求められていただけに、その問題に正面から挑んだ労作に敬意を表したい思いでいっぱい。筆者の思いに共感し、ボクもがんばらなければという思いになった。

 そのことを前提に、やっぱり意見の微妙な違いもある(笑い)。筆者はある意味で、現実主義者。武力というものが実際に存在し、その武力があるの役割をはたしている現実がある。そしてその武力を少なくない人が承認している。そのことから議論が出発する。だから対抗的な方向も、憲法9条ではなく、国連憲章であったりする。ボクは、そのことが、議論の組み立てを窮屈にしているという印象をもつ。
 だから、現実の沖縄の海兵隊の問題を論じるときも、アメリカの戦略をもっと論じてほしいし、中国の問題を論じるときも、現実の少なくない人の中国への懸念から出発して、中国の軍事の実体はあまりろんじられない。一言付け加えれば、海兵隊の評価もちょっとちがうかなあ(大づかみに論じているだけなので、いちゃもんをつける問題ではないけどね)。

 でも、こういう議論をすすめるということが大事だし、この手の問題を本格的に議論する論考が、沖タイの屋良さんの本以外には、あまりないだけに、大事だと思う。刺激ももらったし、ほんとうに普天間基地の無条件撤去に向かって、本土の議論が活発になるうえでの契機にしてほしい本だと思う。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (21)

シンポジウム「21世紀日本における学術の展望」

 今日は、早朝仕事、団地の仕事をこなして、昼から、日本学術会議の表題のシンポジウムに行ってきた。日本学術会議は、今年4月に、「日本の展望―学術からの提言2010」という提言を発表している。その実物は、これ。

 『日本の展望―学術からの提言2010』は、21世紀の人類社会および日本社会にとって喫緊の課題である持続可能な社会の構築を展望して、人文・社会科学、生命科学および理学・工学の全ての諸科学を包摂する「学術」がその総合力をどのように発揮すべきであり、することができるかについての学術からの提言である。
 第1章は、提言の前提として、提言主体が自らの役割をどのように把握し、学術・科学・技術の相互関係、また学術と社会の関係をどのように認識しているかを提示する。
 第2章は、21世紀の世界において学術が立ち向かうべき課題を具体的に4つの領域の「再構築」問題として位置づけ、学術がどのように貢献すべきかを展開する。
 第3章は、世界の諸課題に立ち向かう現在の学術それ自体の発展動向を考察し、学術が進むべき方向を研究分野に即しながら明らかにする。
 第4章は、日本の学術が21世紀の人類社会への十全の貢献を達成するために、学術に関わる政策と体制がどのようなものであるべきかについて具体的な提言を行う。

 「日本学術会議は内閣府に所属する特別の国家機関であり、科学者コミュニティを代表して政府や行政に対して、勧告、要望、声明、提言などにより国の政策や学術に関して意見具申をする機能を持ち、人文・社会科学から生命科学、理学・工学など全ての学術分野を統括してその発展に寄与する。言い換えれば、日本学術会議は、我が国の学術全体を複眼的かつ俯瞰的に見ながら長期的に展望することを一つの使命としている。」1371人の研究者の手による、そう量1295ページにもおよぶ労作である。

 日本の政治というものは、実は、専門家というものをなかなか認めない傾向が強いように思う。いわば知識人や研究者とうものを軽視する。科学技術政策などを見ても、効率的な技術の活用が中心で、基礎的な科学は軽視される。提言は、そういう実態に対する、するどい切り込みとなっている。

Img00122201007031313 今日のシンポジウムは、
1.「日本の展望-学術からの提言2010」について-背景・目的・概要・意義-
●広渡清吾氏(専修大学教授・日本学術会議第一部部長、法学)
2.日本の科学・技術政策をどう展望するか
●海部宣男氏(放送大学教授・日本学術会議第三部会員、天文学)
3.持続可能な世界をどのように構築するか
●鷲谷いづみ氏(東京大学教授・日本学術会議第二部幹事、生物学)
4.21 世紀の課題としての知と教養の再構築
●藤田英典氏(立教大学教授・日本学術会議第一部会員、教育学)
5.人間と人間の関係の再構築と人文・社会科学の役割
●大沢真理氏(東京大学教授・日本学術会議第一部会員、経済学)
【コメント】
●福島利夫氏(専修大学教授、経済学)
●坂本武憲氏(専修大学教授・法学部長、法学)
 というプログラム。広渡さんが学術会議の役割と提言の概要。海部さんが学術政策一般への言及。なるほど、一方では、日本は文系社会。このことがより科学への軽視につながるというわけか。海部さんの話は、一番骨格がはっきりする。鷲谷さんの話のときに、早朝仕事の反動で、やや聞いているボクの集中力がとぎれる。
 英典さんの話は、あらためて教養という問題と教育の役割。難しい問題を矢継ぎ早に話されると、ついて行けないぞ。大沢さんの話も、貧困の問題を視野にいれつつ、結構、難解。
 コメントなど、哲学的な議論にもなるが、海部さんがスパッと政治的に切る込むのはおもしろい。

 やはり政治のあり方、社会のあり方と学術との関係が主題である。こういう提言が、さまざまな立場を超えて、知識人からなされることの意味を深く考えたい。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

政党政治とその課題

Img00121201007021843 もう、昨日になりますけど、夜は、法学館憲法研究所の公開研究会の上脇さんの表題の講演を聴いてきた。
 基本、これまでの、上脇さんのHPなどでの主張を、まとめたものだけれども、10P以上のレジュメで資料も豊富で、選挙後に選挙制度を含めていろいろ議論が予想されるだけに、とても貴重で、助かります。
 浦部先生のコメントになっとく。制度のいろいろな問題を、解決していくのは結局は国民世論。どう国民のなかでの議論を成熟させていくのか。国民の一人として、しっかり前にすすめたいと思う。そういう展望と、心構えというものを忘れてはいけないと、肝に銘じた次第。参加して、よかったです。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010/07/02

2学期制から撤退続々 授業増効果期待外れ、現場に不評

 ニュースをクリップ。

2学期制から撤退続々 授業増効果期待外れ、現場に不評(朝日新聞)

 前期と後期の「2学期制」を採用した公立小中学校で、元の3学期制に戻す動きが相次いでいる。2学期制を採れば、3学期制に比べて始業式や終業式、定期テストなどの回数が減り、その分を授業に回せるメリットがあるとされてきたが、実際にはさほどの効果がなく、逆に「前期の中に長い夏休みが入るなどしてメリハリがつかない」と不評を買う結果に。一時のブームは冷めた格好だ。
 1年を前期と後期に分ける2学期制では、9~10月に数日間の秋休みを置いて境目にすることが多い。学校週5日制が完全実施された2002年ごろから、授業時数を増やそうと導入する学校が急増。文部科学省によると、導入した公立小の割合は04年度の9.4%が07年度は20.2%、公立中学校も04年度の10.4%から07年度は21.9%に増加した。ただし、右肩上がりだったのはここまで。直近の09年度の調査では小学校21.8%、中学校23.0%とわずかに増えてはいるものの、現場に目を落とすと評価する声は減っており、中止する学校が続いている。
 「年間で20~30時間増やせると期待したが、実際にはその半分以下だった」。09年度から3学期制に戻した大阪府四條畷市教育委員会の担当者は言う。05年から一部で2学期制を試行した兵庫県尼崎市の中学校でも、増えた授業時数は「年10時間ほど」。市教委の担当者は「この程度なら3学期制でもやりくりでひねり出せる」という。同市は昨年11月、全校導入を見送ることを決めた。
 横浜市では04年度までに約500の小中学校のほぼ全校が2学期制を導入したが、今年度、計11の小中学校が3学期制に戻した。中学校の校長の一人は「長い夏休みの前に通知表がなく、何を目標に勉強してよいのか戸惑う生徒がいた。期末テストを終えて、通知表をもらって夏休みに入るという3学期制のほうが、気持ちの区切りになる」と明かす。…

 行政改革、評価制度というのは新しいことをすることを求める。教育の在り方とか、子どもの実態、教師の苦悩やがんばりと離れた、机上で考えられたのがこの2学期制なんだろうなと思う。うちの二男が行ってた学校なんて、2学期制はやっぱり問題があるということで、5学期制を打ち出したり(笑い)。この間、すすめられた教育改革っていうものが、結局は、こういうものであり、いかにそういう改革を考える人と、現場とが離れているか、その総括も何もなくすすめられているということを表しているなあと思う。

 ドラマ「ハガネの女」の最終回。このドラマおもしろかった。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

宜野湾市長、年度内に国提訴意向 「危険放置」は違憲

 今日は、職場で会議、それから実務。今日もメールをたくさん。そのために資料の読み込み。暑いから疲れる。だから、眠くなる?

宜野湾市長、年度内に国提訴意向 「危険放置」は違憲(共同通信)

 米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾市の伊波洋一市長は2日の記者会見で、危険性を放置したままで同飛行場を米側に提供し続けているのは違憲などとして、年度内にも国を提訴する意向を明らかにした。9月招集予定の市議会に、訴訟費用の一部を盛り込んだ2010年度補正予算案を提出する方針。
 …伊波氏は会見で「幾度となく危険性や騒音被害を国に指摘してきたが、市民への被害はますます増大している」と強調。その上で「政府による普天間飛行場提供のあり方を司法の場で問いたい」と述べた。

 今年は沖縄は選挙が続く。でも、それで、普天間の問題は、はたしてみそぎが済むというのだろうか。今度の選挙でも、与党からは普天間のことは、まともに語られない。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/07/01

菅首相の動揺? 

 仕事がら、選挙についていろんな人の話を聞くことがある。一般の人にいろいろ話を聞いてみると、去年の総選挙のときのような、選挙に対する強い期待感はないような気がする。それでも、関心が必ずしも低いわけではない。どちらかというと、迷っているという感じだろうか。
 たとえば、消費税についても、必ずしも”増税反対”という声だけではない。でも、”しかたがない”、では”財政再建”はどうするのかという声もあるが、よく話を聞くと、やはり生活がくるしい。雇用や社会保障を何とかしてほしいという、深刻な話が聞かれるのだ。だから、ちゃんと、政治は、そういう声にこたえる議論をしなくっちゃならない。ところが、政権の議論は、不誠実だ。

 消費税について、まずは脅しからはじまったのは、ご承知のとおり、「財政が破たんする」「ギリシャのようになる」といった具合に。それはこれまでも書いた。消費税増税に対して、批判的な意見などが出てくると、今度は次のようなぐあいだ。

消費増税 年収400万以下還付も 首相、複数の水準例示(東京新聞)

 菅直人首相は三十日午後、山形市内での街頭演説で、消費税率を引き上げた場合の低所得者の負担軽減策について「例えば、年収三百万円、四百万円以下の人には、かかる税金分だけ全部還付するという方式もある」と表明した。
 これに先立つ青森市での街頭演説では「年収二百万円とか三百万円」、秋田市の講演では「三百万円とか三百五十万円以下」と述べた。首相が低所得者の負担緩和策として検討する意向を示してきた税の還付に関し、対象となる年収の水準に言及したのは初めて。
 自身が提唱した税制の抜本改革をめぐる超党派協議での議論を念頭に、幅を持たせて例示した形だ。ただ、次々と複数の水準に言及したことで、野党側は有権者を戸惑わせることになるとの批判を強めそうだ。…

 増税ということについては、はっきり、明示しながら、還付についてはいろいろなことを言う。これは、不誠実な態度としか言いようがない。結局は、増税だけがはっきりした約束で、それ以外は、あいまいな約束だということになってしまう。批判的な声に対しての言い訳とかうけとめられないだろう。消費税が、不公平な税制度だということを、認めてしまったことだけははっきりしている。ならば、増税事態を考え直すべきだというのが当然の帰結だとは思うのだけれどもね。

 だいたい、菅さんは、同時に、大企業減税(法人税減税)を掲げたのに、法定ビラでは隠してしまっているのも不誠実。
 今日の東京新聞の特報欄にはこんな記事もあった。

税金で『支援』の陰で… 1億円超え役員 続々(東京新聞)

 上場企業が一億円を超える役員報酬を開示した。中には、巨額な公的資金の返済のめども立たない銀行に複数の「一億円プレーヤー」がいたり、エコポイント制度やエコカー補助金の恩恵を受けている自動車や電機メーカーに「八億円プレーヤー」がいたり…。国が彼らの会社に、いわば税金から大盤振る舞いしているにもかかわらずだ。一方、厚生労働省によると、労働者の賃金減少に歯止めがかからないという。この格差、放置してよいのだろうか。…

 政治が、大企業や一部の豊かな人のためにあるのではなく、国民の生活を支えるものになることが、経済を安定して豊かなものにしていく保障でもあると思うのだけれども。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを


| | コメント (0) | トラックバック (0)

核密約で日本側「ひそかに同意」 61年、ケネディ政権

 共同通信による、核持ち込み密約について、最初から日本側にその認識があったことを追及する続編です。

核密約で日本側「ひそかに同意」 61年、ケネディ政権(共同通信)

 米軍核搭載艦船の日本への通過・寄港を認める核密約に関連し、1960年の日米安全保障条約改定後に登場したケネディ米政権が、61年の池田勇人首相との首脳会談用資料として、艦船や航空機に積んだ核兵器を日米間の事前協議の対象としない点について「日本政府は実際、ひそかに同意している」と明記した内部文書を作成していたことが1日、分かった。
 共同通信がワシントン郊外の米国立公文書館で文書を入手した。
 安保改定の時点で日本側が核密約の内実を認識していた実態が、安保改定を担当したアイゼンハワー政権からケネディ政権に引き継がれていたことを示す内容。最近、別の米国務省文書から、安保改定時の岸信介首相らが密約性を認識していた事実が判明しており、これを補強する新証拠だ。…

 共同通信によると核密約に関する米文書の要旨は次の通り。

一、原子力潜水艦が日常的に日本の港を出入りすることが望ましい。他の海軍艦船同様、横須賀と佐世保を利用したい。
一、原子力は日本で非常にデリケートな問題。原潜と言えば、即座に核兵器を連想するだろう。
一、国防総省の要請で、首相の訪米時、米原潜の日本寄港問題が取り上げられる。最初の措置として日本政府が原潜を招待することが望まれる。
一、日米安保体制の反対勢力は、米艦船寄港を容認する現在の取り決めへの(日本世論の)反発を呼び起こす要素として、原潜寄港問題を利用できる。
一、彼らが(艦船上の)核問題の懸念をあおれば、核兵器に関することは何にでも強く反対する日本人の大多数が共鳴する。米艦船の日本への進入をめぐる、申し分のない現在の取り決めが危険にさらされ得る。
一、条約上の取り決めでは、核兵器を日本に持ち込む前に(事前)協議が必要となるが、日本に立ち寄る艦船、航空機上の(核)兵器は問題としないとの点について日本政府は実際、ひそかに同意している。日本国民はこの秘密の取り決めを知らない。

 この核密約も、与党・政権があいまいにした問題。選挙でも問われる問題だと思うのだけれども。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

経済危機の論じ方

 いろいろな人が情報を掘り出してきたのを見ていると、勉強になる。

 たとえば、富士通総研の根津さんのコラム。この人は昨年、大企業の「過剰な内部蓄積」を問題視し、賃上げなどを提言したことで、ちょっと注目をあびた。賃上げこそが成長戦略のかなめだと。

 こんどは、菅さんのギリシャの例をだして財政危機をあおる主張(「財政再建に取り組まないと、例えば国際通貨基金(IMF)のような機関に、箸の上げ下げまでコントロールされる」)を批判する。「国際収支が悪化した場合に初めてIMFの出番があるのであって、国際収支に問題のない国は初めからIMFから何かを言われるようなことにはならない。」というわけだ。これは先のG20の宣言の立場と同じである。

 もちろん、日本には解決すべき問題があると、その点を紹介しながら、結論は、世界の経済の不安定さの一方の極にある、日本などの過剰蓄積の状況を解決することの必要性を指摘する。消費を喚起する経済政策の必要性をここでも強調しているわけである。

 根津さんのコラムはこれ。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年6月 | トップページ | 2010年8月 »