あとをつづくものを信じて走れ
今日ですかあ。少し、朝寝して、仕事に行って、やや実務的な仕事をやって、早めに帰宅して。
見ました。表題のETV! 感動もしたし、ショックでもあった。
4月9日、劇作家の井上ひさしさんが75才の生涯を終えた。井上さんの最後の戯曲となったのが、プロレタリア作家・小林多喜二の人生を描いた「組曲虐殺」。準備に20年近くをかけて仕上げた作品だった。決して志を曲げず最後まで書き続け、拷問の末、非業の死を遂げた小林多喜二の姿に井上さんはどのような思いを託したのか。関係者の証言とNHKに残された生前の井上さんの肉声から探っていく。
多喜二もボクらにとって、特別な存在。そして、井上ひさし、さん、もボクらの世代にとっては、特別な存在。
多喜二の、人生や作品に正対したとき、やっぱりしゃきっと、背筋が伸びる。その多喜二の人生に、井上さんがどのような思いをよせて、この作品を書いたのか。
舞台を見た。そのときに感動したけれど、でも、やっぱり、理解は浅いなあ。
井上さんの”嗚咽”。
さて、あとにつづくのは、”ボクら”。
ならば、ボクらは、走る。
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多喜二は、彼の作品、生き方に出会った中2の春。「私、この人みたいになろう」って決めたなあ。正しいことはどんなことがあっても貫く、死んでも貫く、社会の底辺で生き、苦しむ人たちと一緒に生きる。社会の矛盾に気づいたのも多喜二の作品だった。どうしてこの人はこんなに強いのだろうと思った。「なんで」「なんで」・・・その問いが高校で民主的青年運動に飛び込んだきっかけになった。っていうことです!はい。
投稿: さわむら | 2010/06/07 09:30