防災コミュニティ 現場から考える安全・安心な地域づくり
今度こそ、山場をまず越えたかな。ほんと。今日から選挙ですね。でも、当面は、未明のW杯をどうするかという難問です。
さて、自主防災組織をテーマにしたこの本。ボクも地域の自主防災組織の役員ですが。
保育園の父母会などとちがって、やや抽象的な目的。防災は具体的だけど。あと、そもそも、有事法制、国民動員との関係でいろいろ難しい問題もある。でも、自主防災組織は、地域のコミュニティの核となり、災害への備えをすすめるうえで欠くことのできない組織。ところが日本では、災害対策は、住民自身の責任という考えがいまだに小さくない。でもでも、災害は、社会や政治のあり方と大きくかかわっていて、だからこそ、防災コミュニティは、行政の「下請け」ではあってないけないのだ。地域社会の主人公である住民が、日ごろから住みよくて災害に強いまちづくりに参加することで、減災そして早期の復旧・復興も可能となるけれども、情報すら手に入らない現実に何からはじめていいのか悩むことも少なくはない。本書は、この課題をすすめるための基本的な考え方、制度の現状から防災組織の活動のありかたまで、わかりやすく紹介する異色の一冊となっている。
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