おいおい、政治は何を語りたいのか?
新政権が船出した。メディアの報道は、まずは、菅さんと小沢さんの距離でにぎわう。続いて、話題になっているのが、郵政法案をめぐっての民主党と国民新党の駆け引き。とにかくメディアは政局が好きである。
もちろん、こうした政局劇というのは、政治の本質的な矛盾や葛藤をある程度反映しているから、そのことを見ることそのものは無意味とは思わない。だけど、本質的な問題を報道しないとまったく政局報道に終わってしまう。
いまいちばんの問題は、自民党政治への審判という国民の世論の強さ、そういうものをうけた鳩山政権の破たんと、菅政権の誕生という流れの中で、菅政権は国民の期待にこたえることができるのかとう問題。そのためには、鳩山政権への失望ということに見られた、政策的な裏切りについて、菅政権はどう答えるのかということを国会の審議で明らかにするということ以外にない。国会で、そういう審議の場が、選挙のまでなされるかどうかが、最大の焦点ではないのか。
たとえば、最初から「政治とカネ」のことが問題になっている。これは上脇さんに聞こう。
消費税についても、ほんとうに財政の収入にも支出にもメスが入っているのかの真摯な議論こそが必要だろう。そこに、しっかり議論の目を向けるということだけど。これは、だれに聞けばいい?
« 〈学校から仕事へ〉の変容と若者たち | トップページ | ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない »
「政治」カテゴリの記事
- 前衛7月号ができました!(2023.06.07)
- 沖縄県民39%が安保強化求める 「どちらとも言えず」37% 辺野古移設46%が否定的(2023.06.06)
- 杉田水脈氏に33万円賠償命令 控訴審判決、教授らの訴え一部認める 生活保護減額取り消し 静岡地裁、原告の主張認める 全国11件目 同性婚不受理は違憲 名古屋地裁判決 法の下の平等・婚姻の自由に違反(2023.05.30)
- 内閣支持率46%に上昇 G7で「指導力を発揮」6割 朝日調査(2023.05.29)
- 激しく、慌ただしい日 管理組合総会、8年ぶりの再会など(2023.05.28)
コメント
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: おいおい、政治は何を語りたいのか?:
» ★沖縄は再び日米同盟の生け贄か? [ようこそイサオプロダクトワールドへisao-pw]
画像はクリックで拡大します。★沖縄は再び日米同盟の生け贄か?参議院選挙を前にした [続きを読む]
« 〈学校から仕事へ〉の変容と若者たち | トップページ | ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない »
再び毎日新聞に短いコメントが出ます。
投稿: 上脇博之 | 2010/06/11 00:29
ど~も。メアドは必須って、いちいちコメント書き込むのに面倒だなあ。消費税議論、本格的に必要ですねえ。財政の支出問題はと~ぜん、知りたいですねえ。腰痛、大丈夫?年なんだから無理するなや~。
投稿: さわむら | 2010/06/11 07:03
政権への国民の期待の大きさの一方で、その実態のともなわない数々の態度がものすごく気になります。まだまだ、激動の情勢は続きそうです。
投稿: YOU→上脇博之 | 2010/06/13 23:22