各党の政権公約がでてきたぞ。
今日は、民主党、自民党、みんなの党の政権公約が発表された。1つひとつ、ていねいに見ていく必要があるのだろうなと思うのだけれども、ざっと手に取ってみて、民主党の方針転換が気になるところ。07マニフェスト、09マニフェストからの大幅変更という印象。福祉的な政策が具体的なものがみごとに消えてしまったなあという印象。鳩山さんをやめさせることで、民主党は、大きく姿を変えた印象である。
やっぱり気になるのは、消費税。自民党は10%増税を打ち出した。すると菅さんは直ぐに呼応する。
首相「10%」参考に消費税増税 実施は次期衆院選後(共同通信)菅直人首相(民主党代表)は17日、党参院選マニフェスト(政権公約)を発表した記者会見で、消費税率引き上げについて「2010年度内にあるべき税率、逆進性対策を含む改革案を取りまとめる。税率は自民党が提案している10%を一つの参考としたい」と明言した。首相が具体的な税率に言及したのは初めて。
首相会見に先立ち自民党の谷垣禎一総裁が、消費税率を当面10%に引き上げるとする参院選公約を発表したのを受けたもので、首相は「超党派での幅広い合意を目指す努力を行っていきたい」と、参院選後に自民党に協議を呼び掛ける考えを示した。
実施時期に関しては「大きな税制改革を行う場合、実施前に国民の信を問うことは本来あるべき道だ」として、基本的に次期衆院選後になるとの認識を表明。同時に「今の段階で『何年度からどうする』というのは難しい」と述べた。…
在日米軍再編問題も、日米合意を尊重すると、昨年のマニフェストからは大きな方針転換である。
実は、こうなると、自民党のマニフェスト、谷垣さんは3つのポイントと説明したようだけれど、民主党との違いというのは、もう1つよくわからない。民主党は完全に、保守2大政党にもどったという印象があるし、言い換えれば、自民党の主張での違いは、極端な保守主義というもの以外は無いような印象。その間に、さまざまな新党が少しずつ特徴をだしているという感じかなあ。これが、現在の政党状況。
対抗軸を打ち出す、政党の政権公約が待たれるところである。
さて、付随して情報。気になる消費税についての税経新人会の論評を土佐のまつりごとさんが、座標軸さんからの紹介と言うことで紹介してくれている。「大企業 実際の税率は表面税率より10%低い」
こういう議論も、ちゃんと勉強しなくっちゃ。
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