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2010/06/24

政治家の言葉の重さ、軽さ

 政治家の言葉がこれだけ軽くなったのはいつからだろうか? たぶん小泉さんぐらいかなあ。それでも、その後の、安倍さん、福田さん、麻生さん、鳩山さんと、いっそう軽くなってしまった感じがする。そのことを菅さんは、たぶん、相当、意識している。だから、あまりたくさんを語らない。

 なぜ、政治家の言葉が軽くなるのか。それは、国民の、日本で生きる人の人生を背負っていないから。ここのところ、ほんとうに悲しく、重い事件、そして、いろんな人の人生を、ボクも見てきた。そして、その人の命た人生を軽んじている政治を。政治家はそのことにどれだけ向き合おうとしているのか。

 もちろん、向き合って、それを政治の舞台に反映させるには、知恵も決断もいる。だけどね。それはやっぱり、国民の声に支えられたものではなければいけない。

衆院比例定数削減、選挙後に法案…枝野幹事長(読売新聞)

 民主党の枝野幹事長は23日、読売新聞のインタビューに応じ、参院選の党公約で掲げた衆院比例定数の80削減について、「参院選後直ちに法案を作り、いつでも(国会に)出せる形にした上で与野党協議を呼びかける」と述べ、参院選後の臨時国会に公職選挙法改正案を提出する考えを示した。
 「定数削減を早くやらなければいけないという党はいくつかあり、野党の一部は共同提出に応じるのではないか」とも述べた。
 具体的には、枝野氏と樽床伸二国会対策委員長のもとに検討チームを設置し、同法改正案の原案を作ったうえで、民主党案をもとに他党と協議に入る意向を明らかにした。…

 よく考えてみればわかる。議員を1人減らしても、すべての経費をあわせて8000万ぐらいだろう。衆院80、参院40減らしても、100億になるかどうか。ならば政党助成金を減らせば300億だ。結局は、民意の切り捨てだ。菅さんがどんなに意識しようが、こんなことを言い出す政治だからこそ、政治家の発言は軽くなる。そのことを肝に銘じるべきではないのか。

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