座頭市 THE LAST
久しぶりの完全休養。このまえは9日だったけど、1日「こどもまつり」だったので、GWに1日休んだとき以来。久しぶり。ちょっと、衣替えと、それと必要な買い物。あと、映画に行った。
見たのは座頭市。監督は阪本順治。日本の監督のなかで好きな三人を上げろと言われると、たぶん絶対にあげる。だから、とにかく監督の名前で見に行った。観客層は、香取くんの見に来た年代と、座頭市を見に来た年代と、そして阪本作品を見に来た年代と、ごったというのがユニーク。
すでに20作以上つくられた座頭市。中には新藤兼人が脚本したり、山本薩夫が監督したものもある。魅力的なテーマなのだろう。弱者への視点に、今回の映画では斬ることへの葛藤がもりこまれる。そして、ラストは、救いと切ない悲劇が用意されている。
演出は、全体としてオーバー気味だけれども、香取くんの主演でいたしかたがないか。その香取主演のために生まれるいろいろな課題がクリアできたかどうかは、評価がわかれるところ。うーんなんと言えばいいか。だけど、豪華で芸達者な出演者に囲まれて、香取くんは熱演したことも事実。
映像は奇麗。
見て損はなかったです。
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