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2010/05/12

近代の朝鮮

 今は、実務と仕込みが中心の仕事。疲れていて眠いので…。仕事はすすんでいるのか、それとも、もう一つなのか。8月、9月がまだ、暗闇(苦笑)。もっと、刺激的な仕事をしないと。

344300_s160 伊藤博文や明治の日本の評価をする議論がさかんにおこなわれるだけに、では、「韓国併合」に向かう過程の朝鮮とはどういう社会だったのかをちゃんと勉強しなくっちゃと思って読んでみた。
 なるほど、近代朝鮮というのはなかなか難しい社会である。複雑な国際環境の左右されながら、政治も翻弄される。同時に、その試行錯誤のもとで、朝鮮の発展に向かうさまざまな試行錯誤がくり広げられる。そのもとで、日本は、対朝鮮に対して、トータルな支配の方向というものをもっていたわけではないのだろうが、一貫して武力で、朝鮮の権益を確保しようとしていた経過が浮き彫りになる。そして、保護国化というものが、まさに日本の植民地支配という大きな流れのなかにあるということも、その実態を含めよくわかる。この間、保護条約をめぐっては、少し勉強していたが、第三次議定書のもとでの実態は、なるほどと思った。日朝・日韓の歴史のなかでの植民地支配がどう確立していったのかという問題を考えさせらた次第。

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