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2010/05/17

シリーズ 日本と朝鮮半島 三・一独立運動と“親日派”

100516_a 今日のNHKスペシャル。たしかに、3・1独立運動について、それなりに描いているけれども、このような描き方は、すきではない。崔南善など、運動の中心になった人がその後、親日派に転じていったのは、この運動の本質が、彼らにあったのではなく、農民の反抗にこそあったことを示していると思うのだけれども。
 ”武断統治”から”文化政治”へというが、それはそんなに単純ではない。そのことは、その時期に、日本国内では、朝鮮人虐殺事件が起きていることを考えればわかる。この番組の描き方では、文化政治そのものが、支配政策の転換ということになってしまう。たしかに、文化政治には独自に意味や意義があるが、その時期の植民地支配そのものの構造全体をとらえているとも思えないし、しかも、なぜ、その後、皇民化政策が強まっていくのかが、単に日中戦争の激化などが要因になってしまって、よくわからなくなってしまわないのかなあ。
 たしかに、親日派の形成は、朝鮮・韓国にとって、民族的な悲劇でもあったのは伝わってくるけれど。
 しかし何よりも、この時期に日本の支配層や日本社会そのものが、3・1独立運動をどのように認識していたのか。そこがまったく問われるようなつくりにはなっていない。
 日本の、朝鮮認識の課題のほうをみせつけられる気がしたけれどいかがなのだろうか?

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