この人と福祉を語ろう 困っている人はみんなで助けよう-日本弁護士連合会会長・宇都宮健児さん-
何度も仕事でお世話になっている宇都宮さん。どう考えても不器用な感じだけれども、この真っ直ぐさはとっても大好きです。今日の福祉ネットワークのインタビューもよかったです。
この4月、日本の弁護士およそ2万8千人のトップに、宇都宮健児さんが就任した。
30年にわたるヤミ金融との戦い、多重債務者への支援。名誉村長として、派遣切りされた人たちの暮らしを守った派遣村。「自己責任」と見捨てられる寸前の人たちの支援に、宇都宮さんは正面から取り組んできた。その背景には、自身の、経済的に貧しかった開拓村での幼少時代や落ちこぼれ弁護士だった駆け出しのころの体験が大きいという。「人は一人では生きていない。困っているときは助け合う。この当たり前のことを実現することが人を動かし、社会を正常化する」と語る。 日弁連会長として、貧困とどう戦っていくのか、伺う。
内容は、本に書いていることと同じで、はじめての話ではないけれども、その姿勢というものが、直接伝わってくる話しぶり。
でも、励まされるだけじゃだめ。ボクらは、より仕事をしなくっちゃいけない。
今日、国会で、某労働組合の専従のIさんと喫煙室でばったり。そのときおしゃべりしたとき、最近の民主党バッシングのもとで、単純に民主党を批判するだけではなく、民主党よ何とかしろという声も生まれている、そういう難しさを話されていた。
そのときボクは、湯浅さんの最近の議論を引き合いに出して、その難しさについてコメントした。湯浅さんを批判していると誤解されたかもしれないけれども、そういう意図ではない。これだけ、激動する時代である。先を切り開く一歩も難しい。そのとき、湯浅さんではなく、ボクらがしなければいけない仕事って何か、ということを考えなければいけないということを最近痛感している次第。そんなこと、すぐに答えが見つかるものでもないし、そんな能力が自分にあるとも思えないけれども、それを避けるのは、絶対ダメなんだと思うのだけれど。そんな決意の言でもあるんだけれども。
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