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2010/05/08

Chalmers Johnson氏の主張

 朝からネットで、ロサンゼルス・タイムズのオピニオン欄に掲載されたチャルマーズ・ジョンソンさんの詳論が話題になっていたので、HPにアクセスして、読んでみた。
http://www.latimes.com/news/opinion/commentary/la-oe-johnson-20100506,0,4706050.story
 何となく、意味はとれる??? まあ、日本語訳もネットで流れているから、調べて見てください。

 ジョンソンさんは、沖縄の歴史をふり返りながら、それが占領下で、一方的に住民から奪い取ったものであること、その基地の特権が米軍と日本政府の手によって、復帰後も維持されてきたこと、その結果、膨大な基地がお沖縄にあることを明らかにして、その沖縄に基地を押しつけることは傲慢だと主張して、基地撤去を訴える。なかなか重要な論功だ。
 ジョンソンさんと言えば、アメリカ政府とのつながりも深い日本研究者であるけれど、一方で、アメリカの一国覇権的な動きには批判的で、ボクのかかわる仕事でも、人をかいして寄稿していただいたこともある人だから、この論文もうなづける。

 ただ、重要なのは、ジョンソンさんが、アメリカのなかで訴えるような主張をなぜ、日本の首相や政府ができないのかという問題だ。
 そんなことを考えながら読んでいたら、ジョンソンさんの、日本のメディアでのインタビューが掲載されているのを知った。それがこれ。

元CIA顧問の大物政治学者が緊急提言
「米軍に普天間基地の代替施設は必要ない!
日本は結束して無条件の閉鎖を求めよ」
独占インタビュー チャルマーズ・ジョンソン 日本政策研究所(JPRI)所長 (ダイヤモンド・オンライン)

 こちらは、日本人に対してしゃべっている。「日本人が結束して主張すれば米国政府も飲まざるを得ない」という主張は、とても重要だろう。
 鳩山さんは、5月末決着をあきらめたという報道が流れた。いくら先送りしても、問題は、アメリカに基地撤去を主張できるかどうかが鍵になる。「これまで日本は米国に対して何も言わず、従順すぎた。日本政府は米国の軍需産業のためではなく、沖縄の住民を守るために主張すべきなのだ」。同感である。

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