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2010/04/10

ブッシュ時代から変化したNPRと核兵器体制への固執

 こういう文章を読み込なすことはとても大事なのだろう。だけれども、英語であること、当面読めるものが限られたものであること、そして何よりもボクの知識や能力では、なかなかそれを読みこなして論評することはちょっと
難しい。
 ただ、ここ数日の新聞には、このNPRの要旨の翻訳などは出ている。それはそれでいろいろ考えさせられる。一見すると、ブッシュ時代からアメリカの核戦略は大きく変化したように読めないことはない。たぶん、それはある面でもあたっているのだろうけれども、よく読んでみると、どうもそうでもない気がする。直感的には、核兵器体制へのあいかわらずの固執の印象が強いのだ。たとえば、トマホークは退役させるとある、が、どうも、新しく開発する兵器に置きかえるということのようなのだ。核兵器の前方展開、拡大抑止という考え方も、そのまま継続されているようなのだ。ということになると、「密約」との関係で、いまでは、非核三原則が破られることはないなどという岡田さんの言明も、どうも怪しそうだ。
 つらつらと、そんなことを感じながら、読んだりするのだけれども。

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