伊達判決で日米会談 米圧力疑惑の記録開示
今日は、朝から、職場でインタビュー原稿との格闘。なかなか筋書きがうまくいかないです。悶々としながら、パソコンとにらめっこ。途中、原稿の相談をいくつか。正直さえないなあ。
伊達判決で日米会談 米圧力疑惑の記録開示(東京新聞)東京都砂川町(現立川市)にあった立川基地の米軍駐留を違憲とした一九五九年三月の東京地裁の「伊達(だて)判決」をめぐり、判決翌日に当時のマッカーサー駐日米大使が藤山愛一郎外相と会談して外交圧力をかけたとされる問題で、外務省が「記録がない」としていた従来の姿勢を転換、会談の事実を認めて、大使と外相のやりとりの速記録を関係者に情報開示したことが二日分かった。
核持ち込みなどをめぐる密約問題で、政府の“うそ”が明らかになったばかりなだけに、外務省の従来の情報公開に対する姿勢に批判が出そうだ。…
伊達判決をめぐっては、機密指定を解かれた米公文書から、マッカーサー大使が違憲判決を懸念し、東京高裁への控訴ではなく、最高裁へ跳躍上告すべきだとの考えを藤山外相に伝えたことや、同大使が田中耕太郎最高裁長官(当時)と密談したことが二〇〇八年四月に明らかになっている。
元被告らは米側の露骨な内政干渉だとして問題視。真相解明を求め〇九年三月、最高裁と外務省、内閣府に情報公開請求した。しかし、いずれも「記録がない」として不開示の回答だった。その後、政権が交代したことから昨年十月、法務省を加えた四機関に再度、情報公開請求をしていた。最高裁と内閣府、法務省の回答は不開示だった。
密約とならぶ、戦後の外交の闇をうきぼりにする事実だ。占領というものがどういうもので、それが安保条約のもとでの、日米関係にどう引き継がれていて、現在に連なっているのかを示す事件である。伊達判決から、最高裁への経過は、ちょうど、安保改定がどう準備され、密約がどう生まれたのかということとまったくダブルものでもある。サンフランシスコ条約3条で、沖縄の枠外に置きながら、全体として、アメリカへの日本の従属がどうつくられたのか、そのことはいまのアメリカへの”追随”構造と、まったく無関係ではない、というか、根底にある問題であろう。
闇は、明かされなければ、明るい社会の実現はない。
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