大仏開眼
録画して、このドラマを見た。ほとんど、ドラマになることはない時代のドラマで、CGなどもつかわれ、それだけでも興味がある。でも、ドラマそのものは、この時代を深く描くというところには向かわない。むしろ、現代とダブらせる。さしずめ橘諸兄などの旧貴族は自民党、仲麻呂など藤原氏は、改革をかかげた政治勢力、いまでいう民主党か。そして、行基は「新しい公共」とでもいうのか。ならば吉備真備は?
それが政治を変えることができるのか。ボクは古代史はくわしくないので、いまの歴史研究の到達はしらない。かつて、孝謙天皇は道鏡などとの関係で、あまり評判はよくなかった。どちらかと言えば、女帝への攻撃ということから、こういう話は後からつくられたのものというのは知っているけれども、でもこの平城の時代、孝謙の時代から別の血統の時代になっても、真備は権力をもったわけだけども、それは安定した時代だったのだろうか?
まあ、だいぶ史実とも近いのだろうけれども、へたくそな石原さとみの演技もそれはまたよし(笑い)。
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