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2010/04/29

「公約違反」怒り発火 辺野古くい打ち案 政府手法を市民批判

 えっ。結局、これが鳩山さんの腹案というやつなのか。いったいどういうことなのだろうか?
 こんなの政治以前の問題。少なくともまともな政治家がやることではないだろう。
 普天間の移設先は、辺野古での桟橋案、いわゆる沖合修正案。そして、徳之島への訓練の移設。

「公約違反」怒り発火 辺野古くい打ち案 政府手法を市民批判(沖縄タイムス)

前政権より悪い■島ぐるみ闘争になる
 「事実とすれば言語道断」―。米軍普天間飛行場の移設問題で「最低でも県外」と訴え、政権を発足させた鳩山由紀夫首相への期待が失望と怒りに変わろうとしている。移設問題をめぐり二分されてきた名護市民らから、十数年も前に消えたシュワブ沖のくい打ち桟橋方式が突然浮上したことに「島ぐるみ闘争になる」と警告する声があがった。
 移設反対を訴えるピース・キャンドルを続ける二見以北10区の会の渡具知智佳子共同代表は「万一、辺野古になれば、今まで以上の激しい反対運動が起こる。不可能だということは首相は理解できないのか」と首をかしげた。「わたしたちは怒っている。来沖するなら直接抗議する」と話した。
 ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表は「世論調査で県民の9割が県外・国外を求め県民大会に9万人が参加した。事実とすれば明らかに公約違反で言語道断。前政権よりたちが悪い」と批判。「県民目線を捨て、米国に都合のいい案ばかり模索している」と語った。
 現行案(V字案)を条件付きで容認し、1月の市長選で敗れた島袋吉和前名護市長は「現行案の沖合修正は13年間積み重ねてきた苦渋の結論だ。それすら実現に至っていない非常に困難な移設問題を数カ月で解決しようなんて無理な話」と、鳩山政権の移設先選定作業のあり方を批判した。
 荻堂盛秀市商工会長は「市民を分断した年月は何だったのか。〝腹案〟がそうだったなら最初からそう言えばいい」と怒り心頭。くい打ち桟橋方式には、「現行案と違い、ほとんどが本土ゼネコンの工事となり地元業者の出る幕が少ないのではないか」との見方を示した。
 普天間爆音訴訟原告団の島田善次団長は「県民大会で示された県民の意思を踏みにじるもので、あまりにもふざけた話。島ぐるみ闘争になる」と猛烈に批判した。普天間移設問題と併せて鳥島・久米島射爆撃場の返還も米側に提案したとの報道に、久米島町の平良朝幸町長は「普天間とバーターにするのはとんでもない。返してもらうのはありがたいが、正直困惑している」と声を荒らげた。…

 うーん。
 今日の新聞にはこんな記事もある。

深夜早朝 最多4992回 嘉手納騒音 09年度町集計 総発生数の2割(沖縄タイムス)

 嘉手納町が町役場屋上(嘉手納地域)で測定した米空軍嘉手納基地の騒音のうち、騒音規制措置で活動が制限されている午後10時~午前6時までの発生回数が、2009年度は4992回で、1996年の測定開始以来最多だったことが28日、町のまとめで分かった。年間総発生数の19・8%を占める。同地域と滑走路から最も近い屋良地域の総発生数は、過去6年間で最多。町は相次ぐ同基地への外来機飛来などで、駐機場でのエンジン調整が増えたことが影響したとみている。
 2006年に日米両政府が合意した米軍再編ロードマップでは負担軽減が合意されたが、騒音発生回数は増え続けている。…

 これが訓練移転の結果である。
 沖縄はもうだまされない。たたかいは島ぐるみにひろがる。

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