コンクリートから子どもたちへ
つかみどころが正直言って、難しい民主党政権の教育政策。その中心に位置するのが、鈴木寛副大臣であるわけだけれども、彼の書いたものはこの間、いくつか読んできたけど、やっと、この本で少しは、正体がつかめてきたという感じ。
寺脇研との対談がメーンなので、それぞれの主張がごちゃまぜになって、まだあまり整理されていないけれども、読後の感想を、とりあえず、書いておいて方が自分のためかなあ。ちゃんと、ノートをつくったほうがいいかもね。
うーん。ポストモダンと、第三の道のつまみぐいですか。さすが、”脱官僚”だから、あまりにも、現実から乖離入りした、その論理展開には、ちょっと、あきれてしまった。貧困だとか、不登校だとか、学校現場の閉塞や、教師の困難などについては、ほとんど、本質にはせまらない。そうなんだよね、ポストモダンって、現実にせまんないだよ、ある意味で。
だから、教育という意味となみに対する接近は、あまりにも、皮相。ボクは、教育というのは、そして子どもの発達というのは、大人と子ども、そして子どものあいだの関係のなかで営まれるものだと思うけれども、ここで、強調される発達は、なぜか極端に”孤”化=”個”化されている。
つまり、競争や新自由主義に親和的というか、本質的には、新自由主義的な議論に流し込まれていく仕組みがちゃんと準備されている…。
発達支援だとか言うけれども、無償化や、子ども手当で、支援が転換するという発想は、結局、支援より、その支援の結果の自己責任を準備する方便にしか思えない。あくまで、新自由主義を準備する、”修正”でしかない。その仕掛けの官僚が、なるほど「新しい公共」と「地域主権」なのかと。
表題の転換は、子どものがんじがらめにする、仕組みの転換ということかと、そんな怒りというか気持ち悪さを感じたのが感想のちょっかん。
あとは、ちゃんとノートをつくって、仕事をしたほうがいいのかなあと思ってはいるけれど。いろんな人に、議論をふっかけて見ます。
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