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2010/04/19

いま、思春期を問い直す グレーゾーンにたつ子どもたち

13053079 保坂さんの書いた表題の本を読んでみた。そんなに保坂さんを知っているわけではない。でも、さすがに”子どもの危機”の第一人者で、文献に通じている方だから、とても勉強にはなる。教科書として想定されてつくられているのか、さまざまな情報がつまって、バランスもとられている。最近の研究動向など、知らない話もいっぱいあった。引用文献などで、読んで、理解をすすめなければいけないなあと思った。
 ただ、ノンポリティカルな分析という印象。さまざまな若者の自立の困難の社会的な現状は紹介されているが、それがどういう社会的・政治的な構造からつくられるのかということについては関心が払われていないためだろう、後半になるほど、ちょっと違和感をもったり、理解できない記述も出てきてしまうという印象。だから、ふれられていない、理論的な到達もあるという感じか。
 いずれにしても、勉強不足は自覚させられてしまう。もっと、最新の議論を勉強しないと、ダメだなあ。

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