米軍幹部こっそり叙勲 日本政府、24人に積極的に公表せず
今日のニュースは第三極だとか、新党とか。その時代錯誤的な内容にはおどろくけれども、報道の政局づきにもほとほとあきれる。
さて、沖縄タイムスのニュースから。こんな記事を読むと、日本の政治のいやらしさ、まずしさというものも考えさせられる。
米軍幹部こっそり叙勲 日本政府、24人に積極的に公表せず 四軍調整官、知事と同等勲位 暴行・ヘリ墜落時のトップも(沖縄タイムス)国内外の功労者に政府が勲章を贈る「叙勲」の季節となったが、在日米軍幹部に贈られていることは、あまり知られていない。一般の叙勲と異なり“非公表”が慣例化しているためだ。沖縄関係では1978年以降、在日米軍沖縄地区調整官(四軍調整官)ら24人に授与され、県知事経験者と同等の「旭日重光章」も贈られている。6段階ある勲位の評価は「授与基準」に基づくとされるが、明確な基準は実はあいまいのようだ。
内閣府賞勲局によると、対象者は春秋の年2回、まとめて公表する。だが離任時に授与される駐日大使や在日米軍人の叙勲は、不定期なため「積極的に公表していない」(同局)とし、事実上非公表。
米軍人への叙勲は「わが国の防衛に顕著な功績があった者」を理由に、防衛省が推薦。勲位は「授与基準」に基づくとするが、基準の中に“米軍人”の文言はなく、基本的事項に「国際社会の安定および発展に寄与した者」とあるだけだ。…
なかには、「米兵暴行事件が起きた1995年当時のウェイン・ローリングス、2001年『県知事は腰抜け』とのメールが騒動となったアール・ヘイルストン、04年の沖国大への米軍ヘリ墜落当時のロバート・ブラックマンら各四軍調整官も勲章を受けている」というのだ。こんなことは、日本国民、沖縄県民の感情とそぐわない。国民を代表して、政府が感謝するという筋合いのものとはとうてい思えない。そのあたりに、非公表という姑息なやりかたの意味がある。
政府と国民との距離。ここに日本の政治のまずしさみたいなものを感じる。
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