忘れたい 忘れてほしくない~宮森小 米軍機墜落事故から50年~
今日は、体調がよくないので、ずっと寝ていた。少し、起き出して、以前に録画してあった番組を見た。
戦後14年が経った沖縄で、米軍の戦闘機が小学校に墜落し、17人(児童11人)が死亡し、200人以上が重軽傷を負う事故が起きた。燃料が体に燃え移り助けを求める子や、「戦争だ」と叫びながら逃げ惑う子など、学校は一瞬にして地獄絵と化した。しかし事故は全国的にあまり知られることがなかった。なぜなら当時の沖縄はアメリカの施政権下に置かれていたのだ。
戦中、戦後と翻弄されながらも、わが子を思い続けた遺族たちの言葉から事故の実相に迫る。
去年は、この事件から50年だった。ボクが生まれて、少したったころ。そして、安保改定の少し前。
事件、そのものには怒りを感じる。同時に、その被害者、遺族の人生などについては、考えがおよばなかった。”語りたくない””思い出したくない”という想い。後遺症のために、その後になくなった方がいるなども、想像できなかった。
平和は基地が亡くなってこそ、訪れる。それが沖縄の想い。
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