米水兵を憲兵隊が逮捕 沖縄ひき逃げ、負傷は3人
最近、米兵の事故や犯罪が増えているような気がする。ここにも、基地のあることの現実がある。
米水兵を憲兵隊が逮捕 沖縄ひき逃げ、負傷は3人(共同通信)沖縄県名護市辺野古の国道で米軍車両が軽乗用車に追突、逃走した事件で、在沖縄米海軍は17日、米憲兵隊が車両を運転していた疑いのある水兵の女を逮捕し、米軍基地内に身柄を拘束したと明らかにした。水兵は3等兵曹(25)で、運転前の16日夕に飲酒していたという。
沖縄県警は道交法違反(ひき逃げ)や自動車運転過失傷害の疑いで捜査を開始、海軍側に3等兵曹の出頭を要請した。回答はないという。
名護署によると、追突された車の米軍従業員の日本人男性(45)は首のねんざや腰の打撲、後部座席の小学4年の長男(10)は鼻に軽傷、助手席の次男(2)は額を4針縫うけがを負ったことが診断で明らかになった。また衝突事故の直前、近くでこの米軍車両によく似た車両が中央線をはみ出し、対向車と接触したとの事故報告もあり、関連を調べている。…
たまたま、大事故にならなかっただけの事故である。ここで、考えたいのが2つ。1つは、ここでも地位協定の壁である。米軍が拘束すると、身柄引き渡しは、起訴後である。もう一つは、なぜ、こんな事故が起こるのかという本質的な問題である。
場所は、辺野古移設予定地のすぐ近くである。そんな場所で、平然とそういう事故を起こすという感覚が、アメリカにはある。アメリカにとっては、基地の問題はいまなおそういう問題に過ぎないのである。昨年の読谷のひき逃げ事故もふくめ、くり返される事故や事件について、決して、曖昧にすることはできないと思う。
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