どうするアンポ~日米同盟と私たちの未来~
いろいろな仕事で一日はあっという間にすぎていきますね。
さて、今日は夜は、以前、ブログで紹介したDVDの上映会に行ってきました。だいぶためていたものをはき出す日々が続いたので、3月前半は少し、いろいろなところに出かけて、蓄積をしていかないと、次の仕事が生まれてきません。
DVDの内容は、まず【Part1】として、理論編です。
・ 街頭インタビュー「米軍基地、いる?いらない?」
・ アニメ「アンポってなぁに?」
・ 沖縄国際大学 普天間基地のヘリ墜落事故
・ ジュゴンが棲む辺野古での基地計画
・ 神奈川県厚木基地での爆音被害
・ イラク戦争と日本の関係
・ 安保条約と日米同盟の歴史
・ 思いやり予算の使われ方
・ 前田哲男さん(軍事評論家)インタビュー
と、わかりやすく、しかも具体的に、安保の実態を告発します。思いやり予算の異常、基地の被害、その基地が決して日本を守るためではなく、アメリカの先制攻撃のためにつかわれていることなどを明らかにします。
後半の【Part2】は、たたかい編。
・ 沖縄県高江、自然に囲まれた暮らしを基地が破壊する!
・ 山口県岩国基地、市民の意識が変わった!
・ 神奈川県横須賀基地、原子力空母の危険性
・ 新原昭治さん(国際問題研究者)インタビュー
・ 立ち上がる米兵犯罪被害者
・ 米兵犯罪でも密約があった!
・ 日米安保と経済、雇用、農業、医療、暮らし
・ Peace Music Festa! 音楽で基地問題を広めよう
沖縄、岩国、横須賀、そして密約の問題に焦点をあてつつ、米兵の犯罪被害のたたかいも紹介します。さらに、安保のもとで、日本経済にもおおきな歪みをもたらしていることも明らかにします。
とても、わかりやすく説得力もあります。参加していた10代の若者が、安保があっても仕方がないと思っていたけれど、この実態を知らないことが問題だとわかったと感想を発言していたのが印象的でした。
DVDのあと、東京新聞の編集委員の半田さんのミニ講演。30分という短さだったけれども、もともと半田さんは、普天間の県内移設はしかたがない、海兵隊は必要と思っていたけれども、取材をすすめるなかで、海兵隊は決して抑止力ではなく、県内移設はまやかしだと思うようになったという内容は説得力があった。内容的には、ボクがこのブログで書いていることと、そんなに違いはない。
米兵犯罪被害者の山崎さんのシェーンさんの発言もあった。とくにシェーンさんの、私はあきらめずにたたかうという言葉は、重く強かった。
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