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2010/03/12

イギリスの子どもの貧困法を学ぶ

 先日、聞いた日弁連のイギリス調査の関連で、たまたま研究者のお話を聞くことがあった。そこで、イギリスのこの法律の特徴を詳しく聞くことができた。なるほど、貧困調査の先進国イギリスである。その法律をめぐる議論の懐の深さということには、感銘するし、同時に、法文だけではわからないイギリスの議論から学ばなければならないと思った。
 それに対して、日本の現状はどうだろうか。イギリスとの落差に考え込んでしまう。たとえば、先ほどの無保険の問題、そして教育費の問題…。

 日本でも子どもの貧困基本法の議論がはじまっているようだ。民主党では、そういう集まりもつくられるという話もある。ただ、はたして、それが実効力をもつようになるのかどうか。政権は、理論だって返答することができないという話もある。基本法をつくるとなれば、これまでの関連法への評価も問われるが、ここにたいして政権はきわめて曖昧なようだし。
 だから、ほんとうは、関係者の意見を粘り強く積み上げることが求められるのだと思う。
 ただ、子どもの貧困の取り組みは、善意ある人々が、力のないなかで、必死で取り組んでいるというのが現状である。突出した動きもあれば、現状を何とかしたいという焦りもある。ここで、どう広い合意を、関係者だけではなく、国民的に広げていくのかが本当は問われる。ここがイギリスの教訓でもあるはずなのだけれども、これは、それはそれで、難しいのだろうと思う。関係者の苦労は頭が下がる。
 ならば、まず、そういう動きの目的、まず何を獲得するのかということをはっきりさせることが出発点になるのかなあ。議論の積み上げに、何ができるのかも、考えさせられるのだけれども。

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