「ネット動画も…イマドキの労働組合」
おととい、大阪の毎日放送で、次のようなニュースが流された。
「ネット動画も…イマドキの労働組合」 (毎日新聞)「仕事があるだけマシ」と考え、不当な労働条件を受け入れたり、会社の都合で辞めさせられたりする若者が後を絶ちません。
そんな人たちのニーズをくみ取った今ドキの労働組合、大阪の小さな労組が注目されています。憲法28条で保障されている労働組合の運動。
55年前から続く春闘(春季賃上げ闘争)も、非正規雇用が3分の1を占めるようになり、社会への影響力に陰りが見え始めた。
そんな中、大阪の地域に根を張る組合で若者たちの輪が広がっている。<書記長 中嶌聡さん>
「泣き寝入りするのではなく正しく切れろ!ということを僕らは提唱してます」
異色の経歴をもつ27歳の書記長を中心に、ユニークな活動を繰り広げる若い組合が劣悪な労働環境を正そうと企業に立ち向かっている。
「正しく切れよう!今ドキの労働運動」
およそ100人の個人組合員が加入する「地域労組おおさか青年部」の中嶌聡さん(27)は、組織の専従書記長。
次々と舞い込む相談にひっきりなしに対応しています。…
非正規がこれだけふえたのである。正規労働者を相手にするような大きな企業内組合ではなく、個人加盟のユニオンにはおのずと注目が集まる。青年ユニオンのような組合もあれば、こういう地域につくられたローカルユニオンというものもある。実は、ヨーロッパなどでは大きな力をもっている。
若者が中心のこの大阪の組合(ここの活動は、ちょっと聞いたことがある)は、活動がユニークだ。ネットを使って、若者との交流をはぐくみ。書記長が、元派遣会社社員だけに、ツボも押さえていて、一人ひとりへの援助も温かい。交流と温かさがキーワードかな。
« 保育園待機児童が最大4・6万人 | トップページ | 分散案「交渉の余地なし」 普天間で名護市長 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 国際法の視点から植民地支配責任を考える――「徴用工」問題に私たちはどう向き合うのか(2023.03.26)
- 「フェンス」(2023.03.20)
- 石垣に陸自駐屯地開設 「緊張高める」懸念強く 南西防衛 大きな節目(2023.03.16)
- 「リエゾン」と「大河ドラマが生まれた日」(2023.03.12)
- 「密着 自衛隊“ミサイル防衛のリアル”」(2023.03.11)
「政治」カテゴリの記事
- 23年度予算が成立 過去最大114兆円―岸田首相「物価高、切れ目なく対応」(2023.03.28)
- 現場へ!)どうなる寄宿舎:1 支援学校、自立の場に危機(2023.03.27)
- 国際法の視点から植民地支配責任を考える――「徴用工」問題に私たちはどう向き合うのか(2023.03.26)
- 生活保護支給額引き下げを取り消す判決 和歌山地裁(2023.03.24)
- 『児童福祉の戦後史 孤児院から児童養護施設へ』(2023.03.23)
「経済」カテゴリの記事
- 23年度予算が成立 過去最大114兆円―岸田首相「物価高、切れ目なく対応」(2023.03.28)
- 現場へ!)どうなる寄宿舎:1 支援学校、自立の場に危機(2023.03.27)
- 生活保護支給額引き下げを取り消す判決 和歌山地裁(2023.03.24)
- 長時間過密労働解消のたしかな道すじPart3-今こそ、給特法の改正と教職員の大幅増員を(2023.03.21)
- 『学びのきほん フェミニズムがひらいた道 』(2023.03.10)
「若者」カテゴリの記事
- 全教「教職員勤務実態調査2022」最終報告の記者発表を文科省記者クラブで実施(2023.03.15)
- 児童生徒の自殺、過去最多の514人 学業不振や進路に悩み(2023.03.14)
- いろいろ教えられることが多い(2023.02.16)
- 若い人たちのあいだに広がる戦争への不安について(2023.02.01)
- 都立大学の授業料 無償化の対象 拡充方針固める 東京都(2023.01.27)
コメント