カツドウカ、政府へ 反貧困・湯浅誠の1年
今日は眠かった。仕事がピークで、疲れているのに、昨日はこの番組で、夜更かししたからかな。
「ネットカフェ難民」も「貧困ビジネス」もこの人が着目したことで社会問題になった。貧困問題の活動家、湯浅誠40歳。1年前「年越し派遣村村長」として一躍、名を馳せた。頭脳明晰、冷静沈着が代名詞の理詰めの人。その彼が去年10月政府に入った。肩書きは「内閣府参与」。年末年始に派遣村を作らなくてもよい体制を作る、という鳩山首相からのミッションを帯びて…。しかし、失業者・困窮者支援策の青図を描く彼の前に、行政の縦割りや国と自治体との確執など「役所の論理」が立ちはだかる。代々木に出来た「公設派遣村」でも相談体制やケアの不十分さが目についた時、彼はついにキレた。3年間、湯浅氏に追跡してきたカメラが「参与」としての日々の裏側に迫る。
結局、政府への参加はただしかったのかどうかは、わからない。ただ、少しでも、施策が前進するのならという思いはよくわかる。だから、まちがっていたとは思いたくはない。しかし、施策を前進させるということが、こうも難しいことなのかと思い知らされる。政治主導といっても、いまの政治のパワー(その理念や政策も含めて)は、こんなもんということか。政治がもっと根本的に変わらなければいけない。
同時に、派遣村にきた人たちを支えたのは、結局、「ワンストップの会」であった事実も、番組からは、垣間見える。たたかいや運動がやっぱり大事なのだと。今回の、公設派遣村は、そういう意味で、政府のなかにはいった湯浅さんと、外から支える「会」との役割分担というわけなんだろう。その意味では、この「ワンストップの会」のとりくみには、もっと光があてられてもいいと思う。
そのこととかかわって、派遣村バッシングそのものをどう考えるのかという課題にも、とりくんでほしかった。セーフティネットをつくることを阻む力は大きい。たたかいの前進にはかならず巻き返しがある。ボクらが問いかけられていることだって大きいんだから。
さて、来週はNHKである。
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こんにちは。
>施策を前進させるということが、こうも難しいことなのかと思い知らされる。政治主導といっても、いまの政治のパワー(その理念や政策も含めて)は、こんなもんということか。政治がもっと根本的
に変わらなければいけない。
湯浅氏は「もやい」でのこれまでの地道な活動で既に充分に「思い知らされていた」のかと思っていました。
政治屋やヤクニンの狡さや酷さに何度も対峙して来たのだから。
職責を侵されまいと足を引っ張る奴らの頭越しに意思を決定する。
大臣とホットライン繋げて首相命令で現場を動かす。
その体制を作らなければ「マニュフェスト詐欺師」に利用されるだけだということをわかってセイフに入ったのか、とも。
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厚生省の課長と話す所が印象的でした。
「苦笑い」ではなく、このような邪魔の先鋒と会うことすら避け、
先んじてナガツマと決済すべき。
それができなければ投げ出す形でもあの時点で放棄すべきでしょう。
体制づくりなどほど遠い「問いかけ」の段階なのですから。
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年末のひと時過ごす場所をテントから宿舎へ。
「貴重ないっぱいの暖かいお茶」を飲ます為に、
脱税鳩に利用された、としか思えません。
彼をしてこの有様は残念です。
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キレて飛び出そうとする人を宥める民間ボランティアの人。
あれに尽きるのかな。
投稿: miyakawa | 2010/02/25 17:00