かりんの家 親と暮らせない子どもたち
深夜のNNNドキュメント’10。今回は、小規模児童養護施設の1年を追いかけていた。
虐待、育児放棄、育児困難…様々な事情から児童養護施設に身を寄せる子どもは今、全国で3万人を超えている。9年前、仙台市内に誕生した地域小規模児童養護施設の第一号「かりんの家」。地域社会に溶け込んだ民家で、6人の子どもがスタッフ3人と一つ屋根の下、暮らしている。①母親に抱かれた記憶がないと言う12歳の少女。思春期を前に心の葛藤をスタッフにぶつける。②高校の卒業式のあと4歳下の弟と、病院にいる母親を訪ねた18歳の姉。③スタッフのことを実の両親と信じていた4歳の男児は、初めて自分の出生の一端を知ることになる…。「かりんの家」を舞台に、親と暮らせない子どもたちの現実を見つめる。
これまでの児童養護施設は、大舎制のところが主流だったが、近年、家庭的な環境のなかで、子どもを育てるという考えのものこういう小規模の施設がつくられている。この前、舞鶴の施設を追ったドキュメントを紹介したことがあるけれど。
カメラはたんたんと追う。あまり、社会的な背景や、施設をめぐるような困難は、あえて触れず、職員と子どもあいだの交流を、ただたんたんと追う。子どもたちの背負った傷はあまりにも大きく、職員への試し行動はくり返される。ありのまなの姿を受けとめるということが、どれだけ難しいことか。それだけに、こうした施設の取り組みは、職員の、献身的な努力で支えられている。
ボクだって、自分の子育ては、多くの子どもにかかわる人に支えられ、その愛情で子どもたちは育ってきたと思う。
そんなことも、思いだしながら、そういう人びとの仕事というものが社会的に位置づけられ、そういう人びとが背負う困難や傷というものそのものを受けとめるような社会のありようみたいなものも、もっと考えなければいけないのかあとも思ったりした。
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