たった一人のあなたへ 『蟹工船』小林多喜二のメッセージ
NHKの歴史秘話ヒストリアという番組で、表題の番組を放映して、見てみた。小林多喜二の人生とメッセージを、田口タキとの悲恋、蟹工船ができるまで、そしてデスマスク(つまり虐殺)に至る経緯の3つにわけて語る。人間の尊厳が大切にされる社会、そのための絆の回復ということを1つの筋として、描かれていて、共感がもてた。虐げられたものへの共感、人間への信頼、そして抑圧者への怒りというものが伝わってくる。
多喜二の死体を前に、母セキがすがるように呼びかける。「立つんだ多喜二。みんなのために」。その言葉が胸を打つ。
多喜二の思いは、現代に連なる。そして、それは世界にも。自分たちは使い捨てられたくはない、その思いで、フランスの若者も読むに違いないというフランスの新聞の解説は、感動的。
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