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2010/02/17

苦学生をうつに追い込む!?  不況で希望者殺到「新聞奨学生」の実態

 新聞奨学生という制度がある。ボクも、大学に進学するころ、東京に出て、暮らしたかったから、この制度を調べたことがある。結局、関西で進学したので、近づくことはなかったけれども。当時からも、いろいろ問題になっていた。

 現在でも、反貧困の運動などでも、必ず取り上げられるテーマでもあるが、ダイヤモンド・オンラインがその実態をとりあげている

 昔から新聞配達といえば、究極のガテン系アルバイト。ところが今や、この仕事に人気が集中しているという。
 学費を新聞社に肩代わりしてもらうかわり、住み込みで働く「新聞奨学生」に、希望者が殺到しているのだ。
 労働時間帯ひとつとってもけっしてラクとはいえない仕事である。それでもほとんどの新聞奨学会で、2010年度の募集枠がすでに埋まっているほどの人気ぶりだ。
 ある新聞奨学会の担当者は「販売店の求人が減っていることもあるが、あっというまに枠がなくなってしまう。進路が決定していない5月頃から申し込み予約をする高校生も多い」と説明する。
 この不況時、親の経済的な事情から進学をあきらめざるをえない子どもも少なくない。学費の負担から解放され、寮費も無料という新聞奨学金制度は、彼らにとってまさに福音といえるだろう。
 各新聞奨学会のホームページをのぞいてみると、そこには学生たちの満面の笑顔が溢れている。生き生きと働き、学ぶ姿に勇気づけられる高校生も多いのではないか。
 だが現実には、ホームページやパンフレットからは想像もつかない実情もあるとか――体験者から現場の話を聞いてみることにした。

 記事は、次のように続く。

・「日給1000円」で働く学生 寮を抜け出し“夜のアルバイト”も
・「高層ビルから飛び降りようかと…」 そこまで追い詰めた過酷過ぎる労働
・「世界一高い」日本の高等教育費 新聞奨学生はやむを得ない選択?
・若者いじめは「伝統」? うつになり、夢をあきらめた若者も
・社会に出る前に背負った 「うつの負債」
・それでも新聞奨学金に頼らざるを得ない学生たち

 ボクの友人にも、若いころ、この制度でいろいろ苦労した人が結構いる。京都にいたころには、労働組合などのたたかいもあった。たぶん、いまでは、その実態もいっそうひどくなっているのだろうと思う。
 記事の言うとおり、異常な高学費と給付制の奨学金の不備などの社会の支援のなさに、つけこんだ制度以外なにものでもない。しかも、それが社会の公器であるメディアの手でおこなわれているというのが、いっそうこの国の醜さを示す。
 解決は急務でもある。

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