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2010/02/08

貧困ゆえに低学力、意欲向上どう導く 生活に窮する子どもたち…教研集会の報告から

 やっぱり、鳩山さん兄弟の資産ってすごいですね。庶民とはちがう???
 株価を時価総額にすると100億っていう報道もありましたが。

 1月23日から25日にかけておこなわれていた日教組の教育研究集会について、新聞でもいろいろ紹介されています。ボクは、日教組と全教がわかれてから、日教組の教研集会には行ったことはないけれど、今回の集会で、クローズアップされたのも「子どもと貧困」だったようです。

貧困ゆえに低学力、意欲向上どう導く◇生活に窮する子どもたち…教研集会の報告から(毎日新聞)

 日本教職員組合(日教組)の第59次教育研究全国集会(教研集会)が1月23日から25日まで山形市などで開かれた。全国各地の現場報告のうち、目立ったのは子どもの貧困問題だった。

◆伸び放題の髪の毛
 光熱費を抑えるため、たまにしか風呂に入らせてもらえない子ども。1年に1、2回しか理容店に行けず、髪が伸び放題の児童--。福岡県の公立中学の男性教諭(41)のリポートは社会の底辺であえぐ子どもたちの実態を浮き彫りにした。
 かつて石炭で栄えたこの地方は、炭鉱閉山後、長く経済が疲弊したままだ。教諭が勤務する中学は、生活困窮世帯に学用品や修学旅行費などを市町村が支給する就学援助制度の対象世帯が約4割に上るという。前任校では制服代を払えず「入学式に出席させられない」と言ってきた新入生の母親に、代金を立て替えたこともあった。
 日教組の地元支部の集会で、周辺の学校から同様の事例がいくつも報告された。金銭の負担ができず部活動を断念する例も多い。ある中学では就学援助を受給する生徒の部活動参加率が、受給していない生徒の半分にも満たなかった。教諭は高校の推薦入試で不利になるのではと懸念する。
 七夕の短冊に「お金持ちになりたい」と書いた子や、3食確実に食事が出る合宿で「これが毎日続けばいいな」と漏らした子。言葉や行動の端々にその子が置かれている状況が垣間見える。
 北陸地方の高校の女性教諭(59)も、08年9月のリーマン・ショック以降、生徒の家庭の経済状況は確実に悪化していると感じている。「授業料が払えない」「積立金を滞納し修学旅行に行けない」「夏服の着替えがない」--。生徒や保護者から悲痛な訴えが次々と寄せられるようになった。
 この高校は、いわゆる「底辺校」と呼ばれる学校の一つだ。親が非正規雇用の家庭や母子家庭も多い。教諭は「親が低賃金・長時間労働など厳しい労働環境に置かれ、経済的にも時間的にもゆとりがないことが、子どもの問題行動や低学力と直結している」と指摘する。…

 記事そのものは、貧困世帯の学力低下をどうするかという角度から、学力向上策にとりくんだ学校について紹介している。それそのものが、本質的なところで、子どもの未来を開くような「学力」になっているのか、疑問が残るないようだけど、記事が悪いのか、議論が不十分なのかはよくわからない。
 気になるのは、その学校で、学校の勉強が「役に立っていない」という高校生が51%いて、「勉強しても将来に関係ない」という理由を挙げる生徒が多いという指摘。自宅での学習時間は依然として大半が「ゼロ」と答えたそうだ。記者は、学習へのモチベーションというが、そもそも客観的に、社会がかかえる矛盾に向き合うような教育活動になっていないということがここにはあるのだと思う。子どもたちが、社会にたいして発している、この疑問を、もっと大人たちは正面から、聞き、受けとめ、こたえなければいけないのだ痛感させられる記事でもある。

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