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2010/01/31

「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク(仮称)準備会設立シンポジウム

 今日は、午後から、相方といっしょに表題のシンポジウムを聞きに立教大学にまで行ってきました。

シンポジウム:困窮の子ども救済目指し開催 330人参加(毎日新聞)

 シンポジウム「つながろう! 市民発子どもの貧困解決政策へ」が31日、東京都内で開かれ、親の経済的事情から困窮する子どもの救済のためのネットワーク作りを目指し、全国から研究者や教職員、福祉関係者ら約330人が参加した。首都圏の私立高校長(49)が授業料を滞納した生徒に卒業証書を渡せなかった事例を言葉を詰まらせながら報告し、現役の高校生らが支援を訴えた。
 この校長は昨年度、月約3万円の授業料を半年分滞納した3年女子生徒の事例を説明。生徒は学校側の配慮で卒業式には出たが、学校の規定で正規の卒業証書は渡せなかった。
 「教員になるために通信制大学に進みたい」と積み立てていたバイト代も生活費に消え、生徒は進学をあきらめて就職。昨年夏、「甘えている人間だと思われたくない。ずっとずっと働かなくちゃ」というメールをもらったという校長は、「私学に来るのは裕福な子ばかりではない。私学への支援も充実させてほしい」と訴えた。…

Img00054201001311344 NHKのニュースでもけっこう長く取り上げられたし、メディアがかなり来ていました。とにかくメディアは湯浅さんをカメラにおさめていたけれど、どうもNHKは湯浅さんを追いかけた番組を2月末にNHKスペシャルでやるみたいですね。

 第一部では、あしなが育英基金の学生さん、東大教養学部の自治会の前委員長、熊本で奨学基金をつくるために活動する高校生、そして首都圏の高校生の発言が相次ぎます。当事者の、発言は心を打たれるし、同時に、真正面から、自分の心の痛みにダブらせながら考えている姿には、励まされる。困難と同時に希望を感じます。
なによりも、胸がつまったのが、毎日新聞も紹介した。校長の発言。病気になるまで、ぎりぎりまで自分を追い詰めているその痛々しい姿と同時に、教員として、その子に向き合うときの苦悩と葛藤。この校長の勇気と強い思いに共感。

 第二部では、地域のとりくみ。学校事務職員、児童相談所(行政のレベルでもさまざまな努力や模索があります)、京都におけるネットワークづくり、日弁連のイギリス調査。それぞれ勉強になりました。

 なんど聞いても、まだまだ、子どもの貧困は社会全体の認識にはなっていないし、その解決のための施策の実現はほとんどすすんでいない。むしろ、ちょっと何か前進しようとすると、それに対する巻き返しが激しくなる。ほんとうに、いらだたしいし、同時に、やっぱり発言し続けなければいけないということを痛感させられます。あいさつした湯浅誠さんがうまいこと言っていた。綱引きはずっと続くと。ボクらは手を話さず、力を抜くことなく、とりくまなければなりません。

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