15年目の1・17
ボクは、あの日、朝のニュースで見ていて事態がよくわからなかった。
職場について、再びテレビを見ていて、何が恐ろしいことがおこっているというのがはじめてわかった。
それでも、被害が、どんどんどんどん大きくなって、ただただ、驚くばかりだった。
遠く離れた東京にあって、それはそれで、一カ月ほどはたいへんだったのを覚えている。
阪神・淡路大震災から15年、鎮魂の風景(朝日新聞)兵庫県南部を震源とする最大震度7の地震で6434人が亡くなり、戦後最大の災害となった阪神・淡路大震災は17日午前5時46分、発生から15年を迎えた。犠牲者を追悼するろうそくの炎が夜明け前の被災地にともり、人々は犠牲者の鎮魂を祈った。神戸市中央区の東遊園地では、市と市民団体による追悼式典「1・17のつどい」が開かれた。約1万本の竹灯籠(とうろう)を並べて描いた「1995 1・17」の文字が揺らめくなか、地震発生時刻に参加者全員が黙祷(もくとう)した。
この朝日新聞のHPでは、スライドショーで、いまを見られる。
昨日、神戸新聞の7日間のドラマがあって、仕事から帰って、途中から見た。
当事者から見れば、現実はこんなもんじゃなかったんだと思う。
それでも、いろいろ考えさせられた。
でも、これは、まさに戦場ジャーナリズム。人としての葛藤に涙が出た。
もう1つ、被害の大きさを前には、軽々しく言えないし、なかなか表現しにくいけど、やっぱり、こういう災害では、
弱者はいっそう切り捨てられる。支援もふくめて。それはハイチでも、神戸でも。
われわれは学んだのか?
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