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2010/01/13

第900回日本軍「慰安婦」問題解決のための 定期水曜デモ声明書

 水曜日に、韓国の日本大使館前でおこなわれている水曜でもが、今日で900回を迎えたそうです。世界の各地で連帯集会もおこなわれたそうですね。あまりメディアでは報道されませんが。

第900回日本軍「慰安婦」問題解決のための定期水曜デモ声明書

 日本軍「慰安婦」問題解決を求める900回の叫びを引き継ぐ今日、私たちはこの900という数字の前に厳かに首をもたげる。同じようなことを探すのさえ難しい組織的性犯罪により、数多くの女性の人生と人権が蹂躙され、一世紀近い長い歳月が流れた。しかし、依然として加害者が犯罪の事実に対する明確な認定さえ拒否している嘆かわしい現実は、私たちを絶望させる。18年という歳月の間、900回もデモを続けているというのに、微動だにしない閉ざされた鉄門は、私たちにあきらめろと言っているように見える。
しかし、ここに集まった私たちは、900回の叫びを続ける私たちは、絶望せず二つの目でハッキリと希望を見据えている。これまで幾重にも重なった痛みと傷があった。一つの峠を越えても、もう一つの峠を越えなければならない山と、打ち崩すべき壁は、常に行く手を阻んでいた。時には、一歩踏み出しただけで絶望にぶち当たる瞬間もあった。
 しかし、座り込んでしまいたい瞬間、誰かの手が差し伸べられ、そのおかげで再び立ち上がり、座り込んでしまった誰かに手を差し伸べた。その手を握り、握ってくれた人々がいて、今日の私たちを作っている。一歩踏み出すごとに連帯し希望を紡いできた水曜デモの底力は、女性の手で、平和を願う市民の力で綴ってきた、他でもない「希望の歴史」である。過去を押し殺し沈黙しなければならなかったハルモニが低い声で口を開いた現在、「恥ずかしいのはまさに日本政府だ」と叫び堂々と立っている現在、絶望が足を踏み入れる隙間はない。
抑圧と屈折の歳月を乗り越えて立ち上がり、平和と人権という一つの心で守ってきた水曜デモは、日本政府が徹底的に責任を認め解決するその日まで、歩みを止めないだろう。日本軍「慰安婦」被害者が作り上げてきた勇気ある歴史と、水曜デモを通じ掘り起こしてきた希望の歴史を通じ、依然として戦争の暗い影に覆われた数多くの女性に希望を伝えながら、今後も進んでいくだろう。性差別と性暴力に抑圧されない世界をかなえる女性の闘いに、変わりない一筋となりうねりゆくだろう。
 日本政府は、水曜デモの回数が増えていくごとに正義から一歩ずつ遠ざかり、戦争のできる国に回帰していることを直視し、一日も早く日本軍「慰安婦」被害者の前に謝罪し問題解決を行わなければならない。韓国政府も、戦争と植民で抑圧された過去を正しく解決し、次世代に平和な世紀を引き渡さなければならない。それこそが、日本の強制併合から100年を迎える日韓両国の課題である。
ここ900回水曜デモにおいて、私たちは次のように主張する。
-日本政府は、日本軍「慰安婦」被害者に公式謝罪し法的賠償せよ!
-日本政府は、明確な立法解決を通じ、被害者が一人でも多く生きている間に名誉と人権を回復し再発防止を約束せよ!
-韓国政府は、日本軍「慰安婦」問題解決のため積極的で具体的な外交的措置を一日も早く行え!
-日本と韓国の両政府は、戦争と植民で苦痛を味あわなければならなかった民衆の痛みを記憶し、一日も早く被害者の人権回復をなし、正しい過去清算と平和政策のため積極的に努力せよ!
-性差別と性暴力のない平和な世界をともに作ろう!女性への暴力を中断せよ!

2010年1月13日
                    第900回日本軍「慰安婦」問題解決のための定期水曜デモ参加者一同

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