憲法9条と25条・その力と可能性
インターネットの威力で、もう30年、切れていた高校時代の友人たちとつながって、メールをやりとりしたりした一日。すごいなあ。
さて、中断しながら読んでいた、治さんの新著を読み終える。この人は、ほんとうにどうすれば国民の運動が前進するのかということを考えているのだなあと思う。とくにこの本はそんな思いが充ち満ちているように思えてくる。9条と25条が、戦後史の中でどんな課題を抱えながら、どんな力を国民の運動を背景に発揮していて、いまその力の依拠して、どんなことが大事なのかを明らかにしてくれるもの。渡辺節、渡辺理論が全面展開?
25条との関連で福祉社会の構造を展開したところなどは、いろいろ学ばされました。うーんこういう観点はかけているなあと反省。
これを受けると民主党政権のいまも、いろいろ見えてくる。何が? 結論は国民のたたかいだということでしょうね。
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渡辺氏の本を読み始めましたが なかなか先に進んでいません。障害者自立支援法違憲訴訟の意義などを自分なりに整理できればと思っているのですが
投稿: すずめちゃん | 2009/12/09 15:31