普天間方針、米大統領に直接伝達=COP15で会談-鳩山首相意向
今日は、朝から原稿のやりとり、企画のうちあわせなどが続く。昼からは、また1本、インタビュー。
その他、よくないことも降りてくる…。そんなこんなで、夜、大事な当番の仕事をすっかり忘れる。
さて、普天間は、激しく揺れているようだ。岡田さんなんか、憔悴しきっている。明らかに、激しいアメリカからの圧力が加わっていることが推測されている。
普天間方針、米大統領に直接伝達=COP15で会談-鳩山首相意向(時事通信)鳩山由紀夫首相は7日夕、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題に関し、18日にコペンハーゲンで開催される国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)の首脳級会合の機会を利用し、オバマ米大統領と会談したいとの考えを明らかにした。その上で、「そのときまでの政府の考え方を伝え、何らかの形で理解を得たい」と述べ、当面の対処方針を直接説明する意向を示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
普天間移設をめぐって首相は、連立離脱も視野に現行計画に反対する社民党に配慮し、新たな移設先の検討を含め、時間を掛けて結論を得るとしている。これに対し、米側は反発を強めており、首相はこうした日本側の立場を首脳レベルで正式に伝えるかどうか、判断することになった。
首相はまた、「その(首脳会談)前に何らかの形で政府の方針を(米側に)説明したい」とも表明。普天間の移設先については「あらゆる選択肢が残っている」と述べた。さらに、大統領との会談で「移設先の結論を伝えるのか」との記者団の質問に、首相は「必ずしも(そういうことを)申し上げているわけではない」と述べ、特定の移設先には踏み込まない可能性を示唆した。…
何が、どうなっているのか? 明らかに、鳩山さんは読み違えているということか。たぶん、鳩山さんは、アメリカとの関係は、核廃絶と環境問題で歩調をあわせれば何とかなると踏んでいた感じ。ところが、アメリカでは国防総省の力が強まったことは、アフガン政策を見ればわかる。沖縄の基地の成り立ちをみれば、日米同盟は、沖縄に基地負担を押しつけることによって成り立っている。沖縄の基地の戦略的価値がどうのこうのいうのと違った意味合いで、米軍再編にとって、日本の基地負担は欠かせない問題である。その解決をしめさないことが、アメリカの逆鱗にふれたのか?
鳩山さんは、沖縄の感情にふれて、県外移設に踏み込んだ。それが、沖縄の願いにいっそう火をつけ、沖縄の世論も爆発寸前である。もし、辺野古受け入れを表明すれば、社民党だけではなく、与党の沖縄選出議員は政権から離れ、数的に国会運営は行き詰まる。そのぐらい沖縄の怒りは強い。
なにやら辺野古推進派からの倒閣運動なども起きそうな気配でもあるが、それでも、辺野古受け入れを現時点では鳩山さんは表明しないし、できない。いま、沖縄のみならず、本土での運動こそが大事な局面と言うことか。
小沢さんの動きが気になるが、今日のニュースでは、小沢さんは社民に配慮をにじませている感じだけれども、本音はどうなのだろうか?
まったく、よくわからないが、目が離せない。
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