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2009/12/16

「慰安婦」問題と女性の人権 未来を見すえて

03180614 お世話になっている方からもらったブックレット。被害者の高齢化が進む日本軍「慰安婦」問題の解決は、日本の政治にとって、一刻の猶予もない課題になっている。
 本書は第Ⅰ部で、欧米や国際機関などから非難のひろがりをふまえつつ、この問題がなぜ重要なのか、これに対しこれまでの日本政府の対応のどこに問題があったのかを明らかにしている。そこからは、女性の人権という問題に、遅れた認識にしかない政治の異常がうかびあがってくる。
 第Ⅱ部では、その問題を現在の女性の人権状況とむすびつけながら考え、女性も男性も平等に生きる社会への展望を明らかにしている。
 難を言えば、もう少しつめた議論がほしいところ、この「慰安婦」の問題が、現在の視点からだけでなく、当時の世界の人権の到達点や、当時に法律から見ても、問題であったことなどは、その責任を問う上でも、重要な点だが。
 地方議会における問題解決を求める「意見書」採択の動きもここにきて広がり始めている。たとえば、先日も、京都の長岡京市で、意見書が決議されている。
 政府としての謝罪と補償をおこなうことが急務な課題となっている。

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