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2009/12/12

米軍再編・強化に反対するたたかい

Img00035200912121045_2 今日は、朝から横浜までの出張。平和大会の取材。平和大会に参加するのは2回目かなと思ったら、3回目だった。東京で1回、横須賀で1回、横浜で1回。
 表題のシンポジウムに参加した。沖縄、岩国、横須賀でたたかっているかたが、パネラー。米軍再編が破綻にむかう矛盾を拡大させているようすがよくわかった。それほど、基地の町の政治状況は変化している。アメリカの友和会という団体のジョンさんという方が参加していて、その話もおもしろかった。世界8000の基地のネットワークが帝国をささえているが、衰退する帝国がそれを支えることができるかどうかは別。

 もっとアメリカや日本の戦略の分析が求められるのかな。
 「中央公論」に、まさに米軍再編の当事者だった、ローレスと守屋のインタビューがのっていた。これもまた、興味深い。ローレスは、日米同盟を「偽りの同盟」と言い、アメリカのいまのいらだちは、普天間より、むしろ日米のこまかい作戦計画ができないことだと言う。つまり、実践を想定した軍事的な役割分担の準備がすすまないと言っているのだ。日本の政治状況がこれを許さないのだから、では、日本は自分で日本を守るようにするべきだと。
 ただこの論理は無茶苦茶無理があって、実際にはアメリカが日本をまもっていたわけではないし、日本を守れっていっているけど、その範囲にはしっかりインド洋が入るなど際限はない。行間からは、攻守同盟化、集団的自衛権の容認への筋道をつけろという思いが伝わってくる。いわば衰退する帝国が帝国のネットワークを維持するために、能動的に協力しろということか。
 守屋のインタビューは、ただ日本の政治状況を嘆くだけで、なさけない。戦略というものがない。別に、軍事政略をもてというのではなく、平和の構想が大事なのだけれども。

 アメリカは、ネットワーク維持の構想を模索しているというのが正解か。
 住民の支持のない、外国軍の基地は、必ず行き詰まる。アメリカは、そのことを知っているから、日本の能動的な取り組みの圧力をかけるということなのだろう。逆に言えば、米軍再編も、実は流動的といういうことか。しかし、いまの政府は、対処への覚悟も、構想もない。

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