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2009/11/16

風知草:外交における信頼とは=山田孝男

 今日の「毎日新聞」の「風知草」というコラムに、山田孝男さんが、「外交における信頼とは」という一文を書いていた。

 鳩山外交の危うさについて述べる。「中途半端な率直さで相手に迎合する『恵まれた男』の甘さだ。言わずもがなの一言で墓穴を掘る危うさだ」と言って、この特質は、「米軍飛行場の沖縄県外移設を言うそばから前言をボカし、アジア重視と日米同盟を交互に叫ぶせわしさと無関係ではあるまい」と。

 一方で、「不破哲三(79)=前共産党議長=の新著『激動の世界はどこに向かうか/日中理論会談の報告』(新日本出版社)を面白く読んだ」という。この本について、このブログでも紹介したけれど、「中国共産党の理論家たちが不破を質問攻めにしている」ことい、丁寧に答えているその物言いの率直さが小気味いい。中国に対し不破さんは「ソ連は生き馬の目をぬくようなところがあり、交渉はいつも後味が悪かった。それに比べると中国は率直」だという。

 民主党政権に対し、「我々も政治を変えたいのでシミュレーションとして注目していますが、難点がちょっと早く出過ぎている」 「対米関係で言えばね、外交の信頼はアダ名(=ママ。ファーストネームのこと)を呼び合って生まれるわけじゃない。現実の懸案をぶつけ合い、お互いの立場と、立場の違う問題に対する誠実さを確かめ合って生まれるものです」と。山田さんの言うとおり、「含蓄が深い」。
 外交に、政治のあり方をいろいろ考えさせられた次第。

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