普天間環境アセス審査会 知事に答申「再調査を」
昨日の続きのニュースのクリップ。
普天間環境アセス審査会 知事に答申「再調査を」(沖縄タイムス)米軍普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への移設に伴う環境影響評価(アセスメント)準備書を審議した県環境影響評価審査会(津嘉山正光会長)は2日午前、「予測評価が不十分」とし、必要な調査を追加補足、再度精度の高い予測や根拠の明確な評価などを求める59項目412件の意見を仲井真弘多知事に答申した。受け取った知念建次文化環境部長は「十分に尊重したい」と述べ、知事意見に最大限反映していく方針を示した。…
普天間をめぐる動きは激しいが、先はなかなか見えない。
普天間移設:政府、方向性示せず 協議会は見直しへ(毎日新聞)米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)のキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)への移設計画で、平野博文官房長官は2日、岡田克也外相、北沢俊美防衛相、前原誠司沖縄北方担当相を首相官邸に集めて協議した。だが民主党の主張に沿って現在の計画を県外移設に見直すか、方向性は示せなかった。
今月下旬にはゲーツ米国防長官、11月にはオバマ米大統領の来日が予定されている。平野氏は2日、毎日新聞などとのインタビューで、大統領来日までに「包括的な考え方を持っておかなければならない」と語った。しかし外務省幹部は「タイミングもスケジュールも合意できていない」と指摘する。対米交渉の戦略すらまだ作れていない状態だ。
…15日は普天間移設費に関する概算要求の見直し期限でもある。自公政権は前年度予算と同額の約290億円を「仮置き」してきた。平野氏は2日の記者会見で、自公政権時代から政府と地元自治体の協議の場として設けられている移設措置協議会を見直す考えを明らかにしたが、概算要求で「仮置き」を踏襲すれば政権の決定能力も問われかねない。しかし、現在の計画見直しに前向きな岡田氏は、会談後の記者会見で「決着(年末の予算編成)までに最終決着すればいい」と早くも先送りする考えを示した。
いずれにしろ、まもなく山場はやってくる。
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