« 年間2000万円超の献金をした企業・団体(単位・万円) | トップページ | 『ポニョ』舞台、鞆の浦 埋め立て差し止め 『景観は国民の財産』 »

2009/10/01

やはり辺野古は無理だ

 「緊密で対等な日米関係」をうたう鳩山新政権だけれども、もっとも頭を痛めそうなのが、米軍基地再編をめぐる問題であろう。その焦点になるのが、やはり普天間の移設である。鳩山内閣は、県外移設を掲げる。
 そんなときに、移転予定地の辺野古についての、防衛省のアセス準備書に対する県の審査会の報告がいよいよ出される。今日、沖縄タイムスが次のような社説を掲げた。

[アセス審査会]やはり辺野古は無理だ(沖縄タイムス)

 防衛省(沖縄防衛局)の環境影響評価(アセスメント)のずさんさが次々明らかになるのは一言でいえば、建設ありきの結論があるからではないか。後出しじゃんけんのように住民意見が終わった後になって重要施設を追加する。環境アセスが対話による合意形成のプロセスであることからすると、その精神をないがしろにするものだ。
 米軍普天間飛行場の名護市辺野古沖移設問題で、県環境影響評価審査会は防衛省が県に送付したアセス準備書について答申案をまとめた。津嘉山正光会長が2日、仲井真弘多知事に答申する。
 大浦湾の埋め立てについて「机上の予想を超えた影響が懸念される」と指摘した上で、「解析や予測、評価は十分とは言えない。再度、必要な調査、正確な予測、根拠のある評価を行い、万全な環境保全措置を講じる必要がある」と批判し書き直しを要求している。ジュゴンの複数年調査も求めている。
 防衛省が環境影響について「回避・低減が図られる」としていることにも「十分に低減できない場合、事業中止や立地場所の変更、規模縮小も踏まえて検討する」と踏み込んだ内容を盛り込んでいる。…

 知事や市長は沖合へづらす案を主張しているなど、ややこしい図式があるのだけれども、社説は言う。「辺野古への移設がもう無理なのは明らかではないか。知事にはこれを踏まえてほしい」と。
 今後の展開が注目される。

 ちなみに、こんなややこしい記事もあった。

国会承認追加し給油延長を 防衛政務官(東京新聞)

 長島昭久防衛政務官は1日に都内で開かれたパネルディスカッションで、来年1月で期限切れを迎える海上自衛隊によるインド洋での給油活動について、根拠の新テロ対策特別措置法に派遣に対する国会事前承認の条項を新たに盛り込み、継続すべきだとの考えを表明した。
 鳩山由紀夫首相や岡田克也外相が「単純延長は考えていない」と繰り返していることに関連し、長島氏は「複雑な形で延長することもあり得る」と指摘。10月下旬に予定される臨時国会でテロ対策特措法改正案を成立させる案に言及した。
 …岡田氏は給油延長問題と在日米軍再編見直し、アフガニスタン支援を「パッケージ」と公言。外務、防衛両省内では「普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を含む米軍再編見直し交渉で、延長をカードにしようという思惑ではないか」との見方が出ている。

 政治や外交では、妥協や交渉が大事なことは否定しないけれども、あくまでも住民の立場・利益に立つ大義が大事なこともわすれないでほしい。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

|

« 年間2000万円超の献金をした企業・団体(単位・万円) | トップページ | 『ポニョ』舞台、鞆の浦 埋め立て差し止め 『景観は国民の財産』 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59689/46365609

この記事へのトラックバック一覧です: やはり辺野古は無理だ:

« 年間2000万円超の献金をした企業・団体(単位・万円) | トップページ | 『ポニョ』舞台、鞆の浦 埋め立て差し止め 『景観は国民の財産』 »