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2009/10/29

海兵隊グアム移転費盛り込む=国防権限法が成立-米

 ある人から『砂上の同盟』という沖縄タイムスの記者が書いた本を紹介されて、なかなか東京の本屋では手に入らないのだけれども、ジュンクの新宿店で1冊だけ見つけて、読み始めている。これが実におもしろい。政治に翻弄される姿が見えてくる。感想は後日。

 関連するニュースをクリップ。

海兵隊グアム移転費盛り込む=国防権限法が成立-米(時事通信)

 オバマ米大統領は28日、総額6800億ドル(約61兆5000億円)の2010会計年度(09年10月~10年9月)国防権限法案に署名し、同法は成立した。法案には在沖縄海兵隊8000人のグアムへの移転経費3億ドル(約270億円)以上も含まれている。…

 グアムの移転は、普天間の移転とのパッケージである。これは何を意味しているのか。すくなくとも、アメリカ政府の意思は見えてくる。
 日本では、岡田さんたちの動きは激しいが、どうもその先は見えない。

 さて、今日の国会ではこんなこともあった。

在日米軍「思いやり予算」削減めざす…首相表明(読売新聞)

 鳩山首相は29日、衆院本会議の代表質問で、在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)の削減を目指す考えを表明した。
 共産党の志位委員長への答弁。
 首相は「我が国の負担を効率的で効果的なものにするため、包括的見直しが必要だ」と述べた。同予算は、米軍基地で働く日本人従業員の給与などにあてられている。民主党は昨年の国会で「説明のつかない税金の支出」などと予算の特別協定に反対した。
 首相は「先の日米防衛相会談でも、米側から可能な限り効率化を目指したいと発言があった」とも述べた。…

 ただし、、「アジア太平洋地域には不安定な要因がある。沖縄の米軍を含む在日米軍の抑止力も、我が国の安全保障において必要なものと理解すべきだ」と述べていて、やや腰が引けている。これは、普天間の問題でも共通している。強く、アメリカの主張する立場ではない。先の本でも、一連の米軍基地にまつわる問題は、決して、軍事戦略うんぬんの問題ではなく、すぐれて政治のかけひきの問題であることが明らかにされているのだけれども、その政治的な交渉をする基盤が、実は、鳩山さんからは見えてこないということなのか。ただ、鳩山さんは、現状は、国民世論と大きく乖離しているということは認識しているとも言えるのか。

 先のエントリーの渡辺治さんの講演で、治さんは、声をあげ、政府に突きつけていくことの重要性を強調したが、とくに、この日米関係の問題はそのことのもつ意味は大きいようだ。

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