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2009/09/10

雇用崩壊・生活不安の拡大のもとで私たちに求められるもの

Img00004200909101329 オープニングはダルクのメンバーによる琉球太鼓(エイサー)演舞。ダルクというのは薬物などへの依存からの回復のとりくみをすすめている団体。なかなか格好良かった。
 シンポジウム「雇用崩壊・生活不安の拡大のもとで私たちに求められるもの」はコーディネーターが吉永 純さん、シンポジストに後藤道夫さん、尾藤廣喜さん、池谷秀登さん。後藤さんは、日本の貧困の特徴とその背景 について、雇用の変容と社会保障の後退という面から明らかに。この間の、後藤さんの主張をコンパクトにしたお話でわかりやすい。尾藤さんは、生活保護ヘの攻撃と、この間の注目の広がりの両面について、池谷さんは福祉事務所への期待に応える仕事づくり、職場づくりについて、かなり実践的な話。かなり、赤裸々な質疑応答があり、その後リレートーク~貧困の根絶と人間らしい暮らしの実現をめざして~。ホームレス支援のとりくみ、埼玉のほっとぽっと、生活保護の当事者の発言、そして若いケースワーカーの仕事と働きがいについて。

 ケースワーカーの人たちが、これだけの規模で、自主的に、自分たちの仕事について、実践と制度の両面から学びあうという努力が続けられていることに、頭がさがる思いがする。教育でも福祉でもなんでもそうだけれど、官制のものがかなり形骸化していたり、形式的であるのに対して、こういう自主的なとりくみが高水準でおこなわれているというのが、いかにも日本的なんだろうなと思う次第。

 そして、いまの貧困というものが、とどまるところのないほどすすんでいるにもかかわらず、たしかに社会的な注目が集まり、一定の対策がうたれたことは注目されるが、その実態に十分なものとはなっていない。そのなかで、セイフティネットをめぐってのいまの論点をいろいろ考えさせられた。
 同時に、社会福祉が必要とされるという問題を、一般的なものにとらえるのではなく、具体的なものとしてつかむことも大事なのだということも、現場の人たちと話を聞くと、考えさせられるのだ。貧困は不可視化されてきて、そしして、可視化されつつあるといっても、まだまだ、共通の認識にされていない問題も少ないのだから。

 若い人が多かったのも注目されることなのだと思う。

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