« あれ? 財布をどこかで… | トップページ | 貧困をなくし社会保障を守る「基本法」を考えるシンポジウム »

2009/09/27

開かれた学校づくり全国交流集会

 うーん、財布は見つかりません。そんでもって、ものすごいショックでちょっと、ブログを書いたりする気力もないところなんですけれど、でも、毎日書いておかないと、忘れてしまうと困るので。悲しいぐらい、仕事のためのメモをつくるのですね(苦笑)。

Img00021200909261633 昨日の午後と今日の午前中は、表題の研究集会に参加してきました。
 開かれた学校づくりとは、文部科学省もいっている言葉ですが、この集会は、参加と共同を掲げた立場からの学校づくりを考える集会です。そして、その起源は実は、教育委員の準公選制から出発していたりします。この集会に参加するのは実ははじめてです。地方でおこなわれることが多く、なかなか、出張で参加するということもかないませんから。

 最初は、大崎さんという元高知県の教育長さんが、土佐の教育改革についての講演です。
 まず土佐の教育改革とは何か、について、その出発点として、教育の場でほんとうに子どもが主人公であるのか?と問いかけます。方法論、開かれた学校づくり、子どもの評価、住民の運動などについいて説明。そして、ドキッとさせられたのが、土佐の教育改革はなぜ、うまくいかなかったかという問題設定。これは、考え方は本質をとらえていたが教育界全体のものにならなかったという問いかけ。それを教育行政の弱点、教育制度の枠の外の問題から話をされます。どうすれば教育はよい方向に向かうのかということについいては、子どもは本質的に変わっていない。変わったのは環境。環境の回復に突破口をという提起です。
 彼はの教育改善には3つの改善が必要だと言います。授業の改善(教科経営)、学校開く(学校経営)、それに加えて、学級経営の改善。そこでは原理原則が大事だ。対処療法ではなく根本的な全面的な教育政策が必要だと。その根底は、教育観、子ども観であろう。

 その後、実践報告として、宮下さんの辰野高校の報告と、小池先生の草加東高校の報告があった、2人ともベースは東大の修士論文だから、大事なことをいっているがかな理屈っぽい(笑い)。

 2日目は、北海道高、埼玉高、東京の私学、長野高、京都小、和歌山高、滋賀高の実践報告。それぞれおもしろい実践レポートであったけれど。

 開かれら学校づくりというのは、制度論とも言えるし、方法論とも言える、やや教育の外側の議論で、この議論はそれはそれでやっかいでもある。否定はできないし、共感はできるのだけれども。
 一日目の実践報告を聞きながら、教育のおける民主主義というのが大きなテーマなのだけれども、この民主主義というのは、形式と内実というのがいつも問われるわけで、そこをどう問うのかということでは、方法も理論も、まだまだ追いついていないなという印象。
 二日目の議論を聞きながら、全体として、焦点が共通して教育課程や教育内容そしてそこにかかわって教師のありようにつながっているのだと考えさせられる。
 つまり、大崎さんが言う、3つの改善の構造をどう考えるのかということが大事なのかもしれないななどと。

 二日目のお昼に、ある研究者と、民主党政権についておしゃべり。当然、学校理事会だとか教育委員会などについての民主党の政策について話題に。今後を考えるうえで、さっきの構造という話は案外大事かもしれないなあと思った次第。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

|

« あれ? 財布をどこかで… | トップページ | 貧困をなくし社会保障を守る「基本法」を考えるシンポジウム »

コメント

日本の学校教育が、社会生活に必要な知識や能力を授けるのではなく、授けないために作られていることを知っていますか。
地方の教育委員会が努力しても、大した改革はできません。努力して、結局は学力低下を招くような事例が多いのです。
是非、「おバカ教育の構造」(阿吽正望 日新報道)を読んでみて下さい。
なぜ、読み書き計算も十分い訓練せず、良い大学を卒業しても外国語能力も、IT技術も、社会知識も身に付かないのかが分かります。
そして、是非、教員や教育関係者に、読むことを求めて下さい。教員と市民が、学校教育の実態を共有すれば、教育が変わります。

投稿: 勝手に推薦隊 | 2009/09/28 18:59

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59689/46330937

この記事へのトラックバック一覧です: 開かれた学校づくり全国交流集会:

« あれ? 財布をどこかで… | トップページ | 貧困をなくし社会保障を守る「基本法」を考えるシンポジウム »