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2009/09/06

中高一貫九段校で1割が高校段階進まず 転学勧められる

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中高一貫九段校で1割が高校段階進まず 転学勧められる(朝日新聞)

 中高6年間で一貫教育をする東京都の千代田区立九段中等教育学校で、中学段階を終えた1期生の生徒のうち、1割強に当たる18人が高校段階に進まず、他の学校に入学していたことがわかった。「学習態度に問題がある」などとして、別の高校への進学を勧めた生徒が多く含まれていたという。
 九段中等教育学校は、千代田区が都立九段高校を都から譲り受け、06年に開校した。同校によると、同年の入学者選抜で合格した「入試1期生」は昨年4月時点で160人が在籍していたが、今年4月、高校段階に当たる後期課程に進む際、18人が外部の学校に進んだ。
 …九段中等教育学校の転学者の多さの背景には、独自の入学選抜制度もある。同校は1学年の定員160人を80人ずつ、千代田区民と、区民以外の都民の2グループに分けて募集する。09年度の入学者選抜の倍率は「区民枠」1.7倍に対し、「都民枠」10.0倍と大きな差がある。高校段階に進まなかった18人のうち、区民枠が16人を占めるという。 …

 早い話が、ついていけなかった区民枠の子どもを切りすてるというもの。そもそも、中高一貫という制度をつくった理由というのは、6年間きめ細かい教育をするというものだったはず。結局、競争をあおり立てるというものにほかならなかったわけでもある。公教育というもののあり方が問われる事態をつくりだしているわけである。

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