キム・デジュン 肉声でたどる激動の生涯
8月18日に死去した韓国のキム・デジュン元大統領を特集した番組。キム・デジュン元大統領がおこなったことは、ボクも、外野から見てきたわけだけれど。
…民主化運動、南北首脳会談の実現、日本との関係改善。激動する朝鮮半島情勢の下で何度も死線を越えながら平和を模索した政治家だった。ETV特集ではこれまで、キム・デジュン氏を継続的に取材し、過去6本の番組を制作してきた。そうした番組のなかの、本人の様々な証言などを読み解きながら、人と業績を振り返る。
軍事独裁とたたかい民主的な韓国をつくること、そして、北朝鮮との関係。その一つの貫かれた考えというものは、あらためて考えさせられる。その、つど、あいまいな形で関係してきた日本政治の問題も。もちろん、元大統領自身、韓国の困難や、課題というものを背負っていたわけだけれども。
そのときどき、なぜ元大統領はそんな選択をしたのか。韓国現代史へのついない興味を駆り立ててくれるような番組だった。もっと、知りたいですね。それは、日本のこれからの政治の選択を考えていく上でも大事なことであるような気がするから。
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