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2009/08/14

憲法学者・名古屋大学名誉教授の長谷川正安さん死去

 今日も、午前中も、午後も会議。原稿の処理と実務とメールと。

 さて、

憲法学者・名古屋大学名誉教授の長谷川正安さん死去

 戦後憲法学を開拓した憲法学者で、護憲運動に長年携わってきた名古屋大学名誉教授の長谷川正安(はせがわ・まさやす)さんが13日、心不全で死去した。86歳だった。「お別れの会」は15日午後1時から名古屋市東区大幸2の1の28の葬儀会館ティア大幸で。喪主は長男憲(けん)さん。
 マルクス主義の立場から憲法研究の道に進み、憲法解釈だけでなく憲法史や外国法との比較など、業績は広範な領域に及ぶ。57年に著した岩波新書「日本の憲法」は77年と94年に全面改訂を重ね、ロングセラーとなった。他の著書に「昭和憲法史」「憲法運動論」など。
 名古屋大法学部教授、大阪経済法科大教授を歴任。89年から10年間、世界科学者連盟の副会長を務めた。

 病に倒れられたという話はずいぶん前に聞いていた。

 ボクが、憲法についての本を最初に読んだのが、長谷川先生の本だったと思う。名著『日本の憲法』や『憲法解釈の研究』、『現代法入門』などは、学生時代に読んだ。たぶん、家のどこかにまだあるんだろうな。
 ボクにとって、いまの仕事をするようになっての憲法の先生が、長谷川先生の弟子なので、ほんとに、他人事ではない。

 憲法も、総選挙では大きな争点であるにはちがいない。太い、ぶれない理論を、身につけたいな。

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岩波新書「日本の憲法」は1957(昭和32)年と1994年の第三版をもっています。内容が大きく発展していると感じたことを思い出します。
心からご冥福をお祈りいたします。

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