反貧困ネットが都内で集会 政治で「貧しい人に光を」
今日は、午前中は会議。午後からはインタビューの原稿の整理にとりかかる。数日の間に、2本の原稿をしがえなければいけない。原稿も届いて、なかなか仕事が山積みである。
夜には、反貧困の集会にでかける。
反貧困ネットが都内で集会 政治で「貧しい人に光を」(共同通信)年越し派遣村を企画した市民団体「反貧困ネットワーク」は31日、衆院選を前に「私たちが望むこと」をテーマに東京都内で集会を開いた。母子家庭の母親や障害者らが「貧しい人に光を当てる政治を」と求めた。
約400人の参加者を前に、生活の苦しさを次々に訴えた。高1の長男と都内で2人暮らしの女性(50)は飲食店のパートで、生活保護費と合わせた月収は約10万円。家賃や食費を引くと月1万円も残らない。
4月に生活保護の母子加算が廃止され、生活は一段と厳しくなった。「生きるのも面倒という精神状態。子供を育てるために何とか耐えている。一日も早く母子加算を復活させて」と話した。…
集会は、宇都宮健児代表のあいさつから始まって、当事者発言、支援者発言が、若年・奨学金、母子、障害、年金・医療(後期高齢者)、医療、労働・職業訓練、居住・ホームレスなど、外国人、官製ワーキングプア、中小企業からあった。途中、政党の発言。そして、ネットから「私たちの政策提言」、そして湯浅誠事務局長の集会宣言、閉会の挨拶と続いた。
積み上げてきた、反貧困の運動を、選挙を前にまとめあげたような集会。それだけに、発言も、主張もよくまとまっていたと思う。この運動は、政治を揺り動かしてきたし、変化を現実のものにする一歩手前まできている。その意味で、今度の選挙の意味は大きいなとも思う。それは、調査からはじまるのだろうか。
発言者たちの多くは、これまでいろいろな集会で出会ってきた人が多い。それだけに、運動の広がりというのはやっぱり気になる。
まだまだとりくまなければいけない課題は少なくないんだとも思う。
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