官僚たちの夏
城山三郎の小説のドラマ化が今日からはじまった。なかなか熱っぽいドラマだし、やっぱり佐藤浩市はかっこいいですよね。
時代は昭和30年代初頭、今回の話はボクの生まれるまだ前。日本の自動車産業の隆盛がどのようにしてはじまったのかという話で、プロジェクトX的な見方もできる。たしかに、この時代の経済の発展は、国民生活の向上をひっぱるという”光”の部分があったのだと思い。ただ、ドラマだから、どうしても一面的。たとえば、国産車の開発に努力した。アケボノ自動車のモデルは、たしか富士重工で、中島飛行機がその前進である。いってみれば軍需産業再生のドラマでもある。あまりにも拠点産業の中心企業再生に特化した、当時の経済政策には、当然、”影”の部分もあろう。そういうことも含め、丸ごと、事実に向き合うということが必要な時代、そのことができる時代にもうきているのではないのか。そうでないと、たんなる美化ドラマに終わってしまうと思うのだけれどね。
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