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2009/07/28

昭和の記憶を掘り起こす

750ceb5ds 久しぶりに中村政則さんの本を読んだ。1年ほど前に出された本である。
 ボクは、ここ数年、戦争体験をどう聞き、継承するのかという問題にかなり興味をもっている。先日の、沖縄戦のドキュメントを見て、この本を読んでみようと思い立ったのでもあるのだけれど。この種の本を読むとき、読んでいる側の身体も、ガチガチに固まる。緊張ともなんともいえない思いで読んでいる。少なくない戦争体験者が、いまその体験の語りを、あえて始めている。それをどう聞き取ることが求められているのか。
 この本の特徴は、その語りを、文献的な裏付けをすすめながらおこなっていることが1つ。それだけに、その体験の歴史的な位置づけを確認しながら、読むことができる。
 2つは、その体験が、いまを生きるボクたちに何を問いかけているかを常に考えさせられるという点。
 3つは、その体験者の、戦後の生き様、とくに、このような極限の状況を体験した人が、人間としての尊厳をどのように回復していったかを語る。それだけに、いまを生きるボクらの生き方そのものをも問いかける。

 この本は、沖縄、満州、広島・長崎の体験者の語りである。その先にあるような体験をどう聞き取るのか、そのことも聞いてみたい気がする。

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